2024-04-01から1ヶ月間の記事一覧
振動が、 あなたの底の方で生まれている、、 それぞれに分化して、、 互いの色を出しながら、、 かるく、 存在は生きている、、 つぶれることを、 あらかじめ想定しているような軽さ、、 あなたはここに来て、 多量の汗をかく、、 やっかいだな、 やっかいな…
ねえかいたいしたの、 あたし、かいたいしたの、、 どこ、どこから、 あたしここ、次々に声、漏れるでしょ、 ね、きこえるでしょ、 きこえるでしょ、、 あなたの絡みのなかにいるの、 あなたの糸のなかに、、 (僅かでもあたたかくなってきているということ…
4月26日の最終公演に向かう。 ─────────────折坂悠太 ツアー2024 あいず─────────────4/25(木) 東京公演Spotify O-EASTphoto: @hayatowatanbe #折坂あいず pic.twitter.com/cDhwUoU2PR — 折坂悠太いんふぉ (@orisakayuta) 2024年4月26日 全く緊張などして…
からだから言われたのね、、 お前にはここの道だって、 あたし、 そんなことないわよと、 ひとつひとつ応えていったけど、、 どうやら、 それもそうだけとは言えないみたいで、、 いつもの回転や、 あたしの仕草が、、 不思議にここへかえる、、 あたりまえ…
通る人々の声があった、、 私にはホールがあった、、 受けいれていく器、 あなたには振動があった、 あなたには声があった、、 よくきこえている、、 生命のために、 あなたは振るえている、、 あなたはこちらに存在の全てを渡している、、 存在の下方から、…
ね、 知らない分、、 あたしだけ、、 あたしだけに、 手を当てて、、 (私は少し水を飲みます)、、 そうすると、 いずれ私はあなたと二人にならなければならない、 ということだろうか、、 そうです、 そうだと思っていましたが、 違うんですか、 あなたは…
ねえ迎えにきたよ、 そうか、そうか、ありがとう、、 お前その水の、 なかの子どもも、 迎えに来たよ、、 ああ、そうか、そうか、ありがとう、、 あたしね、、 この水のなかに入って、、 少し飲んだの、 そうして、 少し吐いて、、 またからだのなかに戻った…
あたしは徐々にそれ、 人の形、 理想とするふるまい、 病の形、、 それぞれの声の始まり、、 生きている形、、 声などいくらにも響いて、 私は続く、 続くことがこの日、 この一日を、、 私のなかに流す、、 私は映像の人、 映像の日時となる、、 次から次へ…
あなたがこの時間に口にする、 その粘りは、、 あなたが、 無音の空間に出て、 たったひとりで、 からだを、 思うところへ一致させていく時間、、 あたしも、粘り、、 あたしがどこにいるのか、 まったく分からなくなるまで、、 ここに居、、 ここで身体をつ…
まだあなたの姿では足りない、 まだ、 あなたにはからだの運動が足りない、 生きている、、 しらないあいだに、 私には複数の時間が積もり、 それらはすべて生きていますよ、 私はただ歩いていただけです、 ものが集まります、 人が集まります、、 からだが…
あまりに簡単に、 からだがひらいてしまう世界で、 ひとつのさびしさとともに、、 あたしは、 ただの空間を行く、 ただ行く、、 私はまだひそかに、 からだに集まっているけれど、 私は声を、 順番にきいたままで、、 それぞれの景色の延長へ、 それぞれの物…
いずれゆっくりと伝わるから大丈夫なんだ、 あなたは死んでもいいとは思っていませんよ、 ただ、 いまは子ども時分に、 なぜあれだけ大人が真剣に、 楽しく、真剣にね、 と繰り返していたか、 それをゆっくりと理解し始めたところです、、 子どものころは、 …
私には、 それは雨でも、 ひとつの時間でもなく、 ただの感激でもなく、、 身体にまとわりつくものの、 しずかな熱と、 興奮でしかない、、 あたしにはもののたましい、 もののかたまり、、 ひとつひとつが投げ込まれ、、 明日は豊かである、 豊穣とはなにだ…
形のない見事な、、 私の膨らみの、 そのなかにあって、 あたしは、 性や名前を、 獲得することの、 困難を思い知っていた、、 私が徐々に諸方へ、 力のなかへ、 ただ無数の表示の点滅のなかへ、集まり、 そうして潜んでいく、 そういう集中に出会ったとき、…
肉体の充実を嫌うのか、、 私は歩くともなく歩いている、、 からだから搾り出される、 あなた、 内界の水、、 あなた、 内界の水から、そっくり出てしまう、、 そっくりころげて、 からだから、 しびれでて、 しびれでた先の私、、 私から胚胎する肌、 過去…
あなたはゆるやかに声を持ち、 毒を出した、、 あたしは、 いくついくつとその浸透が、 先へのびて、、 のびた先で、 全く沈黙してしまうのを見ていた、、 私は、 記憶を探り、 起源を探り、、 からだに、 あるべき位置にものがあるのを、 確かめて安心する…
ええっと、 ただ身体がおし出した、、 まだどこへ着くかも知らない、 空気が、 この空間で遊んでいる、、 あたしには、 しずかな、 まっしろに集まった景色が、、 ここに浮いている、 ここにただばらばらに吐かれている、、 あたしはこわいかこわくないか、 …
僅かな身体の振動数から、、 ここに、 生まれては溶けてしまう、 ひとつの感慨をはかる、、 あたしは、その、 ひとつひとつのものの重さを見ている、、 からだのなかで見ている、、 からだには、 あなたのフォームが映り、、 私には、 静かな回転の時刻が映…
からだからさきに来たの、、 あなたはあたたかい卵だからさ、、 あなたが、 次々、 現象の中に生み出すひとつの、 その卵だからさ、、 あなたは並んでいるの、、 あなたは訳も分からず、、 真剣な、 現象の卵のなかに、 あなたはかきまわされて、、 あなたは…
まだ鈍く、 からだがはじまってくるころに、、 私は居て、 私は透明な存在から、、 しずかに事象へうつる、、 しずかにからだのかたまりになり、、 私が縁をひらくところ、、 私が存在の肌にあたるところに、 それぞれの、、 形のない夢を移していく、、 あ…
何だ、彼は、 用意されたことがない、 不思議な、 真白な天井のもとで、 生まれて、、 私は、 まだこのようなものを、 見たことも、 きいたこともない、、 それを、記憶として、 膜に、 ひとつひとつ憶え込ませ、 染み込ませ、でいくんだな、 私は、 そうい…
かたい殻の中で、 自然に育ったものたち、 方々の裂け目から、 自然に水が落ちていくこと、、 あたしがそのしたたりにひたり、 徐々に、 声の温度を高めてゆくこと、、 筋肉の、 ひとつひとつをゆるめてゆくこと、、 はじめてあなたの声をきいた、 はじめて…
早々に声は鳴ってしまっている、 鳴ってしまっているのに、 あなたは、なんだ、、 そんな、 しらないものの手つきで、、 この、 ちがいのない空のなかに生まれて、、 次々と、 おのれの姿と変わりない、 糸を生み出していく、、 糸が絡んでいく、、 あたしは…
あたしはそこで閉じたものに出会い、 よく知っている、 と思うのと、、 いや、、 内部で湧き起こること、 本当には知りようもないし、、 きっとあなた自身も知らないと思った、、 きっとどこからか生まれてくるあなたが、 知らないことに、 幾層にもくるまれ…
あたしがいくつも用意した透明な箱に、 あなたは順番に住んでいたね、、 訳の分からない、 羽や、 乱舞を届けながら、、 その回転数の分だけ、 夢を作り、 なかへ食い込んでいく、、 何も音のしない皮膚、 生まれていない記憶、、 私が捨てられた場所で、 私…
あたしもさ、 ここに、 ささったまんまになっているはずだけど、、 どこから、 どこからこのかたまりがくるの、って、 小さく言葉にする、、 わたしは、 そんなこと出来るのかしら、と思って、 ひとりで小さくなっているのを、、 順番に見て、 順番に身体に…
内証映、 映時、 内証心証時、 通時、 カタイ、 ケタイ、、 はては通時、共映時、、 共時、、 感嘆、讃嘆時、、 秘証、、 もの、 からだなど忘時、、 茫、 茫時、、 感得、頭、把持、、 金色の声、 応答、、 あるいは、声の、膜の、外の、、 あたし振動時、…
あなたの底にいる、、 ひとつのかたちは、 まだ声も生まれていない、、 ただふくらむだけ、、 おい、おいと、 一音一音に揺られて、、 まともに目覚めてくるだけ、、 これ、 かわいたらどこに行くのだろう、、 どこへ、 またそれは放られて、 あたしと同じよ…
あたしはまだもののなかでひとつではない、、 かろやかでもない、、 あたしはまだもののなかでかくれて、、 無限にほどけていく、 ほどけた先で、 あなたには見えない、、 無限の糸がはじまる、 からだはまわりだした、、 ほとんど、見えない場所から、 あな…
泡の中に隠れた私、 泡の中に見つけた生、、 からだが、、 次々に生まれる生、、 ひとつの言葉で、、 からだから先へ、 辿っていく生、 幻想性、、 あたしは実地へ向かう、、 こういった場所へ来ると、 もっと、 私は内時膨らみになってくる、 内時膨らみよ…