2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧
きっとまだ水もみていないのに、、 わたしばかりが漏るところへ、 接近してきたのだね、、 あたしを遠くに招んで、 ね、 そのからだのかぎり、、 あたしをこちらへ招んでね、、 また水が入る、、 水は生まれているのに、、 私は微笑む、、 私のからだのなか…
あたしのその記憶のなかのしらないもの、、 もう少し見せて、 見たらなんだろう、、 なんということもないではないか、、 いまははて、 からだのはて、、 私がそれぞれに、、 からだに声をつなげて、、 今流れるように、 今ひとつの接続の、 ずっと前から続…
あたしは身体の水を知り、、 それを取り、、 また外部を浸したら、、 あたしは内と外を取りかえる、、 まだ動いているその内の、 ひと呼吸ごとの盛り上がりが、 いままさに暗部の世界、 そこにとっての太陽は呼吸、、 呼吸が走る音は鳥のさえずり、、 鳥のさ…
まったくからだの外の光のなかへ埋もれる、、 あたしは肉体を、 これはどこか底からくるのに、ついて、 ふるえて、、 あたしはまたそれに任す、、 そのままでいる、 あたしはお前が水と光の中にいるのを知っている、、 こちらを向き、 だから、通路を、、 い…
あたしは形あるもののなかに、 しずかに潜り、、 そこで生まれた、 そこで声をした、、 だれの声の形だろう、、 あたしは自身が挟まっているような感覚、、 私は空を見上げ、、 そのなかでできるだけ声をしてみたい、 と考えている、、 からだがふるえる、、…
家族というものは、私にとって、 「私は存在しない」 と思い込まないことには通過出来ない場所でした。 同時に、私はその妄想を、自己の足場として内化し、強化しました。 生来の気味悪がりから来る、応えなさを、逆に自己の特色として育てました。 心苦しい…
あなたはまだ過去の呼吸のところ、、 それぞれの日のそっくり入るところ、 ものに、 ただふれているだけであろうところ、、 そこからしか来ない、、 あなたの声の流れというのは、 そこからしか、、 ただ漏れているものにふれているだけで私、 私は、 きっと…
人のかたちのなかに戻る、 静かな生活、、 私は、静かな生活、、 そうして、、 またからだのはてから、 あなたのもの、 装いのなかへ、、 なぜか、そっくりと入っていく、、 知らない、 揺れない、、 ことのなかにしずかに混ざり、、 私は、私で、果てのない…
身体など、過去、いくつも、、 その上に、 その上に行き、 ただ、あたしの方を見たはずで、 私は、帰り、 身体を沈め、、 しずかな、 深い眠りのなかへ、入り、、 私はこの身体に来た、 水が始まって、 このながれのなかに来た、、 あなたが、 そこここで喜…
私はからだの外に、 私はただの太陽の外に、 たったひとりで、、 その、無音の時間を眺める、、 からだが、 いくつもの響きを内包する、、 おそらく、あなたは涙しない、 これは、悲しいことではないから、、 そうではなく、、 全てがアける前の時間に、 立…
父は、家庭だけでなく、ちょうど私が中学生ぐらいのタイミングで、会社でも何かが上手く行かなくなっていたのかもしれません。 帰ってきては酒を飲み、家族に嫌なことを言い、そのことで家族が嫌な顔をすると、それをきっかけとして掴まえて、キレて当たり散…
あなたが埋もれていたところ、、 私はひとつの肌から声がするな、と思った、 振動だった、 あなたはひとつのはたらき、 私はただそれを受けた、、 生きて、 全てが回転していることが、 私には分かる、、 私にはその印が分かる、、 あなたは湿り、 地面にへ…
身体が非常に短い時間に流れて、 私はいまや、 その中身を確かめえるところまで行く、、 どうだ、 このなかのなまえの、 そのあなたの意味の、 場所がはたして分かるだろうか、、 うん、 道もなにもなくなる、、 あなたは皮膚の下に埋もれ、 より内部にいる…
知らない記憶の向こうに、 あたしが手を触れそうで、触れない、、 そこで、、 もう少し、持っているもののなかから、 静かに、静かに、水を足すように、 知らないもののなかへ、 通路を作るように、、 私は私の中にも少し、水を含み、、 双方から浸透可能と…
あたしはただ夜の方向に浮かんだ、、 確かに、こういうものと親しい私が居た、、 それは、決して嫌な感じではない、 ただ、 私は既に昼の人間であると感じた、 私は幻想を、 あの昼の一時から二時のあいだぐらいの光の中に、 既に全面的に差し替えている、と…
あたしの只中の肌よ今はまた、 ここに声を渡す仕事を、、 私は果たしていくのか、、 私は細胞のことは知らないでいる、 細かい仕事のことは、、 しかし、あたしは、、 調子に乗るのではなく、よろこんでいく、、 ああ、 こんなところにも、 私の残したものが…
身体のなかにある私を待っていた、、 ながい、 ながいいき、、 うん、 どうしても巡ることができる、、 あたしは、 この回転のなかにゆくことができる、、 今、 なにに緊張しているのか、 私にはよく分からない、、 今、 なにが声を掛けているのかが、、 私…
お前がまだ生きているものをさわるとき、 その触感を、、 時間の経過を、、 徐々に、 気持ちの悪さを掴んでいくその芯を、、 私は、剥がされた、、 剥がされて、空を向く、、 あたしには何も起きていない、というときの青さ、、 私は透明になった、、 空気か…
確かなものだな、、 あなたが今触れているものは、 私は、繰り返しにより、 それが、 一段遠い場所へ入ったことを感ずる、、 私の声はしかし、 相変わらずそこに触れる、、 当たり前に呼吸することに、 何の疑問もない、、 あれることにも、 叫びが、つぶれ…
今生きている現実と、子宮内で体験した現実とに大きな開きがあり、いつもおびえて、応えず、気味の悪さを抱えているひとりの人間。 その人間は、家の近くにある川沿いをひとりで歩く時間に、妙な安らぎを見出すようになります。 ここには誰もいない。 ここに…
しずかに潜っている線から、 時々当たり前に浮上して、 時々当たり前に騒ぐ、、 時々酒を飲み、 時々涙する、、 日々の私は、 まるでそんなこととは、関係がないように生きています、、 さびしいというだけじゃ、 さびしくないというだけじゃ、 片手落ちなの…
世界はわたしのなかで淡々としている、、 わたしはここでこわいはずだ、 しかし、 あまりにそれが行き過ぎると、、 さて、 なにに対してそんなにこわいのか、 それが分からず、 あたしはここで静かになる、、 あたしも、世界も、 同じだけしずかだ、、 互い…
私だけが現実から剥がれている感じがする、 と感じるのは、 私だけではない、、 と最近分かりはじめました、、 だから少しで良いので、 なるべく声を掛けようと思いました、、 いいのです、 私もあなたもどうしようもないところでひとりだと、 確認できる少…
私は一日を作ろうとしているのだ、 何日もかけて、、 私は一日を、 一日以外にはいないから、、 徐々に一日を、 私は上手くなる、、 私は生活者だという妄想に、 全面的に入ろうとする、、 しかし生活者なのは一部だ、 全的ではない、、 現に、こうして、、 …
あたしは平気で通過していく、 この身体のことを、 段々不思議だと思うことが、多くなっていく、、 黙ってここに座っている身体を、、 時々、 経過してきたものの多さに、、 どうしていいか分からなくなるのに、、 これは、 皮膚ひとつ揺らがない、 あなたは…
私は、野球をしてみたいなどと、自分で思ったことはありませんでしたが、嫌だというほどのことでもなかったので、見学に行ってみることにしました。 実際に練習を見ていても、特に何も感じませんでしたが、帰り際、父や、コーチをしている周りの大人たちに、…
ひとつまゆをくれ、、 ひとつ、まゆをつくれ、、 私は、 何かを見通したのでないまま、、 さなぎになり、、 内部を全て溶かしてしまった、、 おおうものは沈黙であったか、 擬装した、軽やかさであったか、、 私は、 途方もない年月を掛けて、 全く別の場所…
輪が重なった、、 私の、排気が、 さまざまな、輪を経過し、 声が、足されてゆく、、 響きを、足されてゆく、、 私は、これが、 いくらか低く、、 それが、 どこか他のところで喜ばれていて、、 ん、 なにか、、 しずかなスポットへ、はまるのを、、 確認し…
ふいに私の立っている場所が真白に見えた、、 あなたは当たり前の流れから、 随分遠いところに来たな、、 うん、 それもそうだ、しかし、 何もかもを犠牲にし、と言われると、、 それはどうも違うのです、 と言いたくなる、、 私はそれらに何の現実感もない…
遠くを見ている人間、、 不気味さを、 内側に折り畳んで、、 こいつは、 異物と考えるより、、 どうしようもないだろうな、と、、 周りの人間が、考えたであろうこと、 なにの異物だと、 面白がってさわっていた人たちも、 次第に手をどけなければな、と、、…