肉体の充実を嫌うのか、、
私は歩くともなく歩いている、、
からだから搾り出される、
あなた、
内界の水、、
あなた、
内界の水から、そっくり出てしまう、、
そっくりころげて、
からだから、
しびれでて、
しびれでた先の私、、
私から胚胎する肌、
過去からよそへ、
よそから、、
またしらない境界を歌う私、、
からだからふたてに分かれて、
水を言う私、
風と言う私、
あたしは肌からなにから、
あなたに渡してしまう、
あなたに任してしまう、、
うん、、
かんれんのないように、
見留められるひとつひとつの出来事の、
なかで生まれる日々、、
私は水のなかに、
そっくり集まって、、
そっくり踊る、
しらずしらずのうちに、
あなたの現象の浮きになる、
あなたを待っている、、
風は、
あなたを待っている、、
無言のなかに、
ひとつの小さな粒を渡して、、
私は、
あなたがいるとき、
同じ場所が、
違う空間に感じられて、、
それにほころぶものがあり、
太陽も、少し優しく、、
私から出る空気も、
普段より少しあたたかく、、
眠ってしまえそうだった、
ここで眠ってしまえることは、
幸せそうだった、、
あたしは時日の上に、、
軽い呼吸を置いて、
もう少しあたりまえに、
あたりまえの存在になれた、
存在にさせた、
あなたに挨拶にきた、、
あなたと緑との、
無言の時間・・・