からだからさきに来たの、、
あなたはあたたかい卵だからさ、、
あなたが、
次々、
現象の中に生み出すひとつの、
その卵だからさ、、
あなたは並んでいるの、、
あなたは訳も分からず、、
真剣な、
現象の卵のなかに、
あなたはかきまわされて、、
あなたは肌に、
あなたは新しくなって、、
いまやこの地平を、
下ろした呼吸で見つめる、、
あたし、
順番が来たの、、
順番が来るということは、
どうしてこんな重みを持つのだろうか、、
からだからいのちが千々に漏れ、
あたしは拾おうとし、
もうこのぐらいで一杯かなと、
残りを捨てようとし、
またひろい、、
またからだからつくこと、、
つながること、、
あたしの生命幅につながること、
あたしが宇宙ではないこと、
叫びでもないこと、
疑問でもない、
あたしはしらぬまに、
あらぬ方向へのびている、
幾筋の光と泥の線です、、
泥のにおいです、
泥の時刻です、、
あたしは現象へ潜って行き、、
辺りの匂いを嗅ぎます、、
これが生きている人ではないかしら、、
これは誰かしら、、
私かしら、、
私は、
どうしようもない有限性です、、
ですから、
真剣であるよりは仕方のないことだと、
この頃理解し出したのです、、
この頃かたまり、、
この頃少し、、
生きていることは一日だと、、
理解し出したのです、、
あたしは力を張りすぎずに、
集中していきます、
日に日に、
真剣になっていきます、、
あたしの生の燃焼の匂い、