2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧
続けざまに聴こえるわたしには聞こえる なべてあるその他(タ)、わたしには聞こえる、、 鐘の音(ね)はいつか衰えている、 わたしを挟む わたしを弱い波でかなしく挟み込んでいる、、 全景がやや色(イロ)を捨てて悲しくなる、、 さけび 走る、、 いくら…
その名に及ぶ 根(ネ)に及ぶ 名に及ぶ 根(ネ)に及ぶ かたる かたる かたる えもいわれぬ よどむ ことはひとりよどんで、、 指でかきましてみる、さわる、 なにやかや、ノ、あたたかいところで、 もうほとんど悲鳴になって、、落ち着いて、 ことは問う こ…
カレーライスがこぼれています カレーライス そこの床へ カレーライスがこぼれています はあ しばらく静かにしています しばらく静かにしたいそう思います いい匂いがしています 床は、なにやら、あったかそうで、いい匂い さて カレーライス ぺちゃっと冷え…
あなたの困惑に遭遇し、乾いたまま泣いてゐるのかもしらない、 そんな、、 そんな顔をして、出会いたいのじゃなかったな、 そんな顔であるのじゃなかったかな、、 訳(わけ)もなく、ふたりの空間を、優しく乾いて、そのままで泣いて・・・ ・・・。恥ずかし…
一匹のさびしい人間になって、ひとまずここらを染(そ)みてくれ、 おまんが愉快だろう、 おまんは楽しいだろう、、 それに加えて、ひどくさびしい流れもここえ、 ただひとつの音(おん)を繰り返して、、 たわんで、、裂けて、ひらいて、、 軽々と弾んだ、 …
せつないので どこへもゆきたくない もろく もろく もろく もろいので、せつなく、、せつなく、もろいので、 どこへもゆけないという顔をする、、 あァ、あ、そうか これはそうか、 これは 君の川か 君の川か、えらく、えらく、、 えらくさはがしい匂い、 え…
もぐる、、 たれの声のなかなのかも知らぬ、、 ぬれているのを忘れている、 よれる よれる まじめにその小ささを数えて、 声は知らん 声は知らん、 たくみな華やぎのなかにあらはれて、 こはまたなんというところ そのうつりぎな うつりぎな まるでちべたい …
未生 切れ端 それは火、 未生 切れ端 そはまわるまわる蝶、 音ずれ、と、ぱちぱちと、笑み、、 まろやかに溶ける、 まだこんぐらがるまだこんがらぐる ぐるとぐると笑みと、未生の輝きをそこにひらき、 汗す 汗す かわく、、 そこに黒くとどまるきらびやかな…
円(まろ)く あかく 人(ひと)のうち、ポッ、 ポッ ・・・ポッ、 と、照らすもの。 曰く まだ来(ク) 夜(よ)も夜(よ)のように どう どう どうよ どう ト、、 ふたりが影のなかにたくわえたもの、、 とて、、 日に照らせば嘘になる、 日に照らせばみん…
混沌トントントンとしてきた トンとしてきた トンとしてきた 混沌トントンとしてきた トンとしてきた トントントントン トンタカ淡々トンとしてきた してきた わっ してきた わっ してきたしてきたしてきた わっ 個トト個ト個ト個ト個ト個ト個、 ツッタカラ…
腕やら夢やなにやらに浮かべる、、 寂寥の顔、 何度となく問はれ(ともあれ)、ひとり飽いた、 穴のアくほど アくほど見てて、 なんだかあんたがたれなのか分からなくなってしまった、、 不意の風として、いつまでも涼しく、、 いつまでもかろく、、 そこえ…
まぢかに香るるそばえ食らいついてゆく、、 どんなき色(イロ)をみしょうぞ、、 わたしの・・・ その真赤な手を開いて、、 湯気などはなまめかしィく、、 ひとの肌という肌なんぞ、順に順に撫ぜて参りまして、、 いやだわ (おいやです) そのヒ、その日に…
からむ ころむ まどう だらむ だらむ ト した、、 わずかな姿え、 ひとぅすじ ふたぅすじト這わス・・・ その青い筋 (あおいすじニ・・・) ひどく いかがわしい匂いえ、、 あたる あたる あたる、、 ト、 まァ、、。まァまァまァ、 あくまでもまぎらわしく…
酩酊、、酩酊、ト、あつく、、 またにじむ、、 気味の悪い不安でしかないもの、、ト、 どういうわけの楽しさ、、 あたしがただうろたえるためだけにうろたえているときに、、 不気味の渦のなかえ、たれもかも進んでしまう不思議さ、、 なにもない (あはは、…
まるいんだ (ナ) かけら (トゥ) かけら、かけらを、、 あちこちに、 そら あちこちに、、 おいといて おいといて、、 被る 被るんだな かむるんだなァ、、 華やかだったった ト あちらこちらに跳ねている、 もの、、かむるんだなァ 思いいだす もの もの…
この花のなかに闘争はない、 その諸相のなかにひとり表情を見よ、 あさな ゆうな まだか まだかとひらいで閉(し)む ひらいで閉(し)む その香りはたれをもあおらむ かざす かげる かげるト、、 ひとりの水がまだらに語りかける、、 あなたが闘争だトは知…
はあ、、なるほど、と、 思わずひとりで頷いていた、 そうか、そうか、、そうだったのか、 たまに駆ける、、 短い歩幅で、軽く時間をこえていて、、 わずかに 増えてくと 風で、 流れ 流れて 瞳と、たしかに逸れて、、 ぼんやりして、、 今 少し 少し、 呼吸…
ひきりなしになにかえ憑かれている、、(もう憑かれたよ) たぐいまれ にィ 見 潜み みィみ、、 よゥ・・・ ぼゥや ぼゥ、、ゆるめやうもなしに 肩 袖 裾 うなじを駆けてサゥ、 サゥ・・・と音(ね)を打ちゆうば、 ミがだんだらだらだと ひそかに 立とう、…
間違えて きはどく繁り こたえている あれよ あれよ あれよというマに きはどく繁り その水 その問い 小さな恥じらい 渦 呼気 哀願などは、 静かにかわいている、、 そこにきはどく残るまなざし、、 いつのマにか、とゥ、 吸い 吸い 吸い ふるうえている (…
「おほん」 「・・・」 「画家とは、つまり」 「はい」 「画家とはつまり、だね」 「へえ」 「画家とはつまり、流動するひとつの絵だ」 「なんて」 「画家とはつまり、流動するひとつの絵だ」 「は」 「いやだから、画家とはつまり、だね」 「へえ」 「もう…
無意識な あなたの酒、 無意識な あなたの喉 (戸惑いの 変音符の) ぼゥ やみに からだからあた た かく あるいは、、 またのながれ、、 ただ酔(え)いにひとりで絡まっている、、 すすり、、 すすったことも知らぬ、、 たれかミのなかへあまりになだれこ…
さらっ、 さらっ、、、 さらっ・・・ ふ ふふ しまいに 溶け、 しまいに ふたりト、、 当たり前に 音調、 さわやぐ さわや ぐ 通り、、 ひみつ ノ ひみつ 無 照り 映、え、、 わずか ト わずか ノ そうして・・・ 撫ぜ あたら 虚(コ) ト、虚(コ) ノ 嗅い…
たたう たたう、 よう 澄み よう 声 窓からただに垂れさがるもののしみてく声 ひと葉(ハ) 触(ふ)れィ、 葉(ヨウ) 葉(ヨウ) 肌撫でう、、 ひそり 染(し)む、ひそりゆく、、 まだらさわがしい、、 微と、微と、わずか、、 その隙間、ほんのひとミリ…
凛 ト、粘り ひとである以上は後ろめたく 凛 凛 と 粘り、、 凛 (一念発起せぬ) 凛 ト、粘りで、、 しみたれて 涙で うそのように朝は暗くて、、 こんなもの、人生なんていうものと、、 ただ放擲してしまえばよいものを、 凛、凛、ト 粘り、 結局、面白い…
恥ずかしさ、思いがけず出で来(ク)るもの いできたもの(いでできたたももの、、) 死ぬほど恥ずかしく 死ぬほどさむしい朝に、 突然出で来たる、、 かの感覚をまたぎ、出でたわたし、、 あなはずかし、あなはずかしいやなその一連、 とてもの一言、 わた…
なんでまた 歓喜 不安 けたいなど 歓喜 不安 けたいなどで いきおいよく練り込まるるものだから、 ひとーつ ふたつの日々と、、 まるで歓喜と同じ顔をしている子どもら、 出会い 出会い 出会い 激しく頭を振るうている、、 湯気が出る 湯気が出る、 音(おと…
謎から謎へまた謎絡む、 ひとと音(おと)との関係またその謎、 謎からぬ謎 また謎 なぞい(などなどもある)、 普段から、まったく、しらぬマに、 まったくしらぬマに増えていたり、消えていたり、 あれあなたその仮面をどうしたい? え・・・? いや、い・…
驚くべき静けさのなかに不気味なひとことを隠し持っていると、、 た、が、た、として歩まれた道か、 ぶあんないの、、 そのまくらな、あるいは不穏な、、 その濃い緑のなかを通(とお)ってゆくときの気持ち、 なんとしょう なに言おう、、 さて結わえて、、…
この時間 いっしょくたと とりまとめ とりまとめ 触れ合い 流れ 流る 流る 流る、、 さむしいひとりの鼓(つづみ)が、 わたしを先取っている、、 そうしてかなたこなたの音(おと)の諸模様と、、 ふたりで棲んで、、 小さく手を結び、 過去透明性と世界、…
ふうふうと過ぐ ふうふうとかれる、 また新しい顔を披露して、 魅了されたいだけ魅了されている、、 また、乾いた笑いに、ひとつ、ふたつ、、 潤うよう 潤うように、慎重に、色香を足してゆくと、 さわぐ さわぐ たれかしら あなたのひたいのなかで潤うよう…