詩
なにをあたしはかためているのかしら、、 それからしらない、、 あなたの方向からまずもって笑う、 どこからか、、 あなたのすじがのびてきて、、 こころのなかにまとわりつき、 声をしたら、、 なにか、 どこからかたまるのかしら、これは、、 あたりまえに…
なにがあなたをおしたの、 ねえ、 なにがあなたの身体を教えるの、、 吹いて、 吹いて、 吹いてくれろよ、、 な、 そのあたりに散らばるに違いはないんだ、、 あたしがそばで、 声をきいたって、、 あなたはただ、 この場所でふるえるに違いがないからさ、、…
あなたはからだのなかにしかきこえていない、、 その、 しずかな棒を持って、、 わたしのなかからきこえてきたものは、 どこか、その、 棒のなかほどに、附着する、、 しずかに、いちいちが、 そこでとまり、泡を立て、、 いちごんいちごんする、 ええ、 あ…
なまえをさせろ、、 おい、 そこから私の響きが垂れてくる、、 おい、、 どこからこれは垂れてくるのだ、、 こちらを向いている、 おい、 私はどこからも、含まれてくる、、 行け、行け、 なかへ入れ、、 はじまれ、 私はその姿のなかに、始まれ、、 それは…
通して、、 あの、 からだのあたり、 はみ出ている水が、あるあたり、、 あたしはとうに、 その場所へ、ヒを寄越して、、 私を使う、、 私はそれぞれのもののなかで、 笑う、 しかし、おそれている、、 現実のこの、 淡々とした歩み、、 あたしはどこだろう…
また、あの、同じ声だ、、 わたしの、トオンに重なる、あの、 みながそこから出る、、 みなが増えて行く、 あたしは、その、からだのなかみたいだ、、 わたしは膨れ、、 しずかにその場所を求める、、 あ、 今あなたのなかみたいだ、、 どこに、 どこにかぶ…
あたしが身体を知らないように、、 今も、 まだ分からないことのなかに、 その生きてくる核の、 からだのなかみがあるように、 私は答えていた、、 私は、長い、 その勢いとして生まれて、 その場所を、横切っていた、、 ただ身体が溢れた、 私は、知らない…
マタア、が声を出し、、 あたしはその声の振るしたに、潜る、、 潜っているものの、うれしさは、 潜っているものの、かなしさは、、 今はここ、とばかり、、 身体を合わせる奇妙さは、 私はその時間へ向けて、、 低く、低く、呼吸をしていく、 身体の体温は…
私は肌より静かであるだろうか、、 ここに、 各々の記憶が、合わさっているのを、感じ、、 なおもこの先、静かであろうか、、 ね、 動いているんだな、、 あなたは別れを告げない、、 私は動いているだけだから、という、 当たり前の身振りで、 ここへ集まっ…
あたしの噛んだ、、 あなた液から出た、、 どうしてこんなに小さい、、 あなたの身体はここから、どこへきこえるの、、 あたしは丸い、、 あなたの手を、握る、、 あたしはこの場所から剥がれていく、、 何故、 汗をかいた、、 あたらしい肌のなかに、あなた…
なにが肌に付くのだ、、 なにげなく、触れえた、、 あたしは違う記憶、 私が、ただ、、 ここに挟まり得るのを、知る、、 知ることで、ここは、 無限の呼吸に向かい、ひらかれていく、、 私は、ここにいて、、 無限の呼吸の、入口になっている、、 通路は、ど…
土台それは先の方へ、 確かに着くと思われる、、 あたしは困惑しているのではなく、 その重みを、 感じ始めて、いるのではないだろうか、、 それであたし、 それであたしどこからこぼれるの、 うん、 こぼれていくのはこの水の表面、、 あたしはそれから内部…
おなかのなかに溜めるのだ、 え、 あたしの息、、 あたしのその物事の使いよう、、 速度、全て、、 おなかのなかへ渡すのだ、、 急に生きてきた、 ある、一点から、、 その熱が入り、 私は、急に生きてきた、、 水も熱い、 ああ、 私は熱い水に触れて、 どこ…
あたしはそこに声をついて、、 なにから来る、 ものがたくまれる、、 ものがはこばれる、 私はいくつもの印について、、 からだを、そとへ、、 しずかに放りながら、、 長く、生まれて、、 私は入る、、 私はその、見えている景色のなかへ入る、、 私はひら…
今はまだしらない、 はだのなかが誰であるか、 俗世が誰であるか、、 私はひとつも知らない、、 私はかげに紛れ、 ただ、 ここからあらわになる、、 あなたはそこにいくつもの光を持ち、、 まだしらないと、 ひとつの音声を残す、、 その揺れは、、 僅かであ…
しらない、混ざったの、、 わたしの身体のなかなの、 どう見ても、 これは私にはそうだ、、 私にはこんな時刻しか、、 そして、速度、、 あたしをどんどんと見つめて、、 先へ、 先へはいる、、 ものの先へ、 あたしが語り、ひらきながら、、 ものの先はどこ…
私は異様な人間である、、 しかし、 異様であるなどと、 自身を形容することが恥ずかしいぐらいには、 生活は当たり前である、、 それで、 私はどこにも異様なところなどないと、 考えていたりして、 どうしてもまた、 普通の生活に隙間が覗くと、、 一体こ…
まだ、あたるままだ、、 このジの、 しずかなからだがさせてくれる、、 ものだ、なかからだ、、 私は、来ていた、、 あとも、なにもなく、、 あたしは来ていた、 ここが、どの境界なのかもしらず、、 なかへ、なかへ来た、、 ものが増えて来た、 あたしのな…
ただまだそこ、、 ただはらのそこへ揃へ、 あたまからなにから、 動きからなにから、、 ただもうもった水のそこへまっすぐに、 あなたがた、着け、、 着けば声のひらく、 ものも どの水あの水などと問わず、 なんでも、 いくらでも入ってこい、、 わたしはど…
あたしはその水のありかを記憶していた、、 ねえ、 どこから漏るの、それ、、 私にちょうだい、、 私は少しずつ濡れていった、、 私には表面があるのかしら、 ねえ、 どんどん含んでくれる、、 知らない場所で、 まっすぐにほうけている、、 この私の姿です…
わたしはいくつかのその、 弱く、 こわれてしまいそうになるものと、 全くの無縁ではない、、 しかし、 私は層が増えたので、、 そのそれぞれを、、 呼吸が、真っすぐに通過していくのを、、 当たり前に感じ、、 この場所で、落ち着いていた、、 どうにか、…
僅かな隙間に手を置く、、 あなたここのところに、 液を、液をくださいと、、 そう、しずかに言っているのだが、分かるか、、 ああ、きこえたな、、 ここにはそうして、、 いくつもの水が集まった、、 あなた、 なんとも遠くから、、 私は光線を受けた、、 …
しらずにあなたに語られる、 その細い不気味な糸の話を、 私は水が、ひっかかるように覚え、きいた、、 これはどこから私をほどき、 記憶を投げ、、 ここに来たの、 ねえ、これは、どこから来たの、、 私は、その信号の、 いちいちを眺めていた、、 どこかか…
その身 その振るえに、 今、気がついて、、 私はどこまでも動こうとする、 この物体を、 少し遠くから、眺めている、、 私に、この時間、声はない、、 いくらもさわぎはてたあと、 その声は、、 私はここにもふたつ、 確認すべき声の世界がふたつあると、感…
あたしはそう、底にあるの、、 つたない通路から、 歩を、 ひとつひとつ進めて、 ねえ、 あたためられてきたものがあるの、、 ね、 ここの時刻は静かでしょう、、 あたしのからだのそば、 うん、 次から次から漏る、、 私は、 その水の流れを前に、ぼうっと…
静かに探している、、 あたしはどこの場所に立つの、 まだ、 見えない流れから、あなたは、 順に重なって、、 ここを過ぎるのか、 あたしは、、 その流れを嫌い、 ひとつの空白に立つことにする、、 誰が、、 誰がこの響きの中心をなすの、、 あたしは身体を…
なんで、 なんでその手が、 その手がながれ、ながれてゆくの、 違う、 違う、 違う違う違う、違うのに、 あたし、身体じゃないのに、、 あたし、声でもないのに、 誘っていて、、 あなたは放っておく、、 あなたは現在時、 どこかから、通路をひく、、 これ…
きっとまだ水もみていないのに、、 わたしばかりが漏るところへ、 接近してきたのだね、、 あたしを遠くに招んで、 ね、 そのからだのかぎり、、 あたしをこちらへ招んでね、、 また水が入る、、 水は生まれているのに、、 私は微笑む、、 私のからだのなか…
あたしのその記憶のなかのしらないもの、、 もう少し見せて、 見たらなんだろう、、 なんということもないではないか、、 いまははて、 からだのはて、、 私がそれぞれに、、 からだに声をつなげて、、 今流れるように、 今ひとつの接続の、 ずっと前から続…
あたしは身体の水を知り、、 それを取り、、 また外部を浸したら、、 あたしは内と外を取りかえる、、 まだ動いているその内の、 ひと呼吸ごとの盛り上がりが、 いままさに暗部の世界、 そこにとっての太陽は呼吸、、 呼吸が走る音は鳥のさえずり、、 鳥のさ…