<2932>「望んだように、変更されたもの」

私には、 それは雨でも、 ひとつの時間でもなく、 ただの感激でもなく、、 身体にまとわりつくものの、 しずかな熱と、 興奮でしかない、、 あたしにはもののたましい、 もののかたまり、、 ひとつひとつが投げ込まれ、、 明日は豊かである、 豊穣とはなにだ…

<2931>「回転数、私を招ぶ作業」

形のない見事な、、 私の膨らみの、 そのなかにあって、 あたしは、 性や名前を、 獲得することの、 困難を思い知っていた、、 私が徐々に諸方へ、 力のなかへ、 ただ無数の表示の点滅のなかへ、集まり、 そうして潜んでいく、 そういう集中に出会ったとき、…

<2930>「風の時代」

肉体の充実を嫌うのか、、 私は歩くともなく歩いている、、 からだから搾り出される、 あなた、 内界の水、、 あなた、 内界の水から、そっくり出てしまう、、 そっくりころげて、 からだから、 しびれでて、 しびれでた先の私、、 私から胚胎する肌、 過去…

<2929>「内器官、骨と、内時をどう含むか」

あなたはゆるやかに声を持ち、 毒を出した、、 あたしは、 いくついくつとその浸透が、 先へのびて、、 のびた先で、 全く沈黙してしまうのを見ていた、、 私は、 記憶を探り、 起源を探り、、 からだに、 あるべき位置にものがあるのを、 確かめて安心する…

<2928>「からだがたちきられ、自然光が差す」

ええっと、 ただ身体がおし出した、、 まだどこへ着くかも知らない、 空気が、 この空間で遊んでいる、、 あたしには、 しずかな、 まっしろに集まった景色が、、 ここに浮いている、 ここにただばらばらに吐かれている、、 あたしはこわいかこわくないか、 …

<2927>「土地と風と私と記憶」

僅かな身体の振動数から、、 ここに、 生まれては溶けてしまう、 ひとつの感慨をはかる、、 あたしは、その、 ひとつひとつのものの重さを見ている、、 からだのなかで見ている、、 からだには、 あなたのフォームが映り、、 私には、 静かな回転の時刻が映…

<2926>「生命幅、生の燃焼の匂い」

からだからさきに来たの、、 あなたはあたたかい卵だからさ、、 あなたが、 次々、 現象の中に生み出すひとつの、 その卵だからさ、、 あなたは並んでいるの、、 あなたは訳も分からず、、 真剣な、 現象の卵のなかに、 あなたはかきまわされて、、 あなたは…

<2925>「一切無、この点を洗う、秘密」

まだ鈍く、 からだがはじまってくるころに、、 私は居て、 私は透明な存在から、、 しずかに事象へうつる、、 しずかにからだのかたまりになり、、 私が縁をひらくところ、、 私が存在の肌にあたるところに、 それぞれの、、 形のない夢を移していく、、 あ…

<2924>「細胞のはじめ、挨拶したい」

何だ、彼は、 用意されたことがない、 不思議な、 真白な天井のもとで、 生まれて、、 私は、 まだこのようなものを、 見たことも、 きいたこともない、、 それを、記憶として、 膜に、 ひとつひとつ憶え込ませ、 染み込ませ、でいくんだな、 私は、 そうい…

<2923>「はじめてあなたの声をきいた」

かたい殻の中で、 自然に育ったものたち、 方々の裂け目から、 自然に水が落ちていくこと、、 あたしがそのしたたりにひたり、 徐々に、 声の温度を高めてゆくこと、、 筋肉の、 ひとつひとつをゆるめてゆくこと、、 はじめてあなたの声をきいた、 はじめて…

<2922>「緊張の意味、幕間の命」

早々に声は鳴ってしまっている、 鳴ってしまっているのに、 あなたは、なんだ、、 そんな、 しらないものの手つきで、、 この、 ちがいのない空のなかに生まれて、、 次々と、 おのれの姿と変わりない、 糸を生み出していく、、 糸が絡んでいく、、 あたしは…

<2921>「時間の逆向き、向き」

あたしはそこで閉じたものに出会い、 よく知っている、 と思うのと、、 いや、、 内部で湧き起こること、 本当には知りようもないし、、 きっとあなた自身も知らないと思った、、 きっとどこからか生まれてくるあなたが、 知らないことに、 幾層にもくるまれ…

<2920>「透明な部屋、吐いたよ、全記憶との一致」

あたしがいくつも用意した透明な箱に、 あなたは順番に住んでいたね、、 訳の分からない、 羽や、 乱舞を届けながら、、 その回転数の分だけ、 夢を作り、 なかへ食い込んでいく、、 何も音のしない皮膚、 生まれていない記憶、、 私が捨てられた場所で、 私…

<2919>「胚胎するからだの糸の残り」

あたしもさ、 ここに、 ささったまんまになっているはずだけど、、 どこから、 どこからこのかたまりがくるの、って、 小さく言葉にする、、 わたしは、 そんなこと出来るのかしら、と思って、 ひとりで小さくなっているのを、、 順番に見て、 順番に身体に…

<2918>「時の内証」

内証映、 映時、 内証心証時、 通時、 カタイ、 ケタイ、、 はては通時、共映時、、 共時、、 感嘆、讃嘆時、、 秘証、、 もの、 からだなど忘時、、 茫、 茫時、、 感得、頭、把持、、 金色の声、 応答、、 あるいは、声の、膜の、外の、、 あたし振動時、…

<2917>「ものと、声をたたいてさ」

あなたの底にいる、、 ひとつのかたちは、 まだ声も生まれていない、、 ただふくらむだけ、、 おい、おいと、 一音一音に揺られて、、 まともに目覚めてくるだけ、、 これ、 かわいたらどこに行くのだろう、、 どこへ、 またそれは放られて、 あたしと同じよ…

<2916>「あたしが揺れる、環境があらたまる」

あたしはまだもののなかでひとつではない、、 かろやかでもない、、 あたしはまだもののなかでかくれて、、 無限にほどけていく、 ほどけた先で、 あなたには見えない、、 無限の糸がはじまる、 からだはまわりだした、、 ほとんど、見えない場所から、 あな…

<2915>「内時膨らみ、彼方の水」

泡の中に隠れた私、 泡の中に見つけた生、、 からだが、、 次々に生まれる生、、 ひとつの言葉で、、 からだから先へ、 辿っていく生、 幻想性、、 あたしは実地へ向かう、、 こういった場所へ来ると、 もっと、 私は内時膨らみになってくる、 内時膨らみよ…

<2914>「ひとつの陶器のなかの生」

あたしからまだ先のところへ、 見えているからだのことを考える、、 なぜかはじまり、 なぜかからだの回転のなかで、 この波を受けた、 どんどんとつながり、 まだしらない、 この波を受けた、、 私は膨らみ、 ものの過去の映像からも、 まっすぐに去り、、 …

<2913>「泥の様な場所/人生合図」

内管が、 しずかな、 しかし確かな力で、絞られた、、 あたしは、 この人の、先の見通せない、 穴のようなものの、 内側を見つめる時間が、 しばらく続く、、 ねえ、 眠らせようとしているの、、 あいだ、 奥の、奥へ、 あなたも入って、、 私は、 複数の汗…

<2912>「ひとつの身体を創造すること」

あの、 みじかい汗をかかせた、、 場所はどこ、 場所はどこだろう、、 あなたは訊いていた、、 これだけの量があれば、 訊ねるには十分だとおもい、 あなたはきいていた、、 それで、 私はすっかりこの道に、 あらわれたままになってしまって、、 今は知らな…

<2911>「無有時、胎児の泡立ち、胎児の感慨」

身体の中に張る声を見なさい、、 もう、振動して、、 きっと、 ひとりの渦になっていることでしょう、、 私は沈殿し、、 その、世界を望む、、 眼差しのいくつかに、、 あなたは生まれていく、 そして、時刻を知って、、 身体から与えられた、、 存在の全て…

<2910>「あたらしい肌の生まれに、見る名前」

ものがいま、 いちどきり眠ったあとで、、 私は振向く、、 からだを巻く音、 からだから声にかえるところが、、 しずかに見えてきて、 私は、 しずかなもののなかに、 見る名前、、 あたらしい肌の生まれに、 見える時刻に、 今は真剣に、 声を掛けていた、…

<2909>「別時(挨拶の気配をもつ)」

あたしには、この、 いくつもの時間の積み重なりが、見え、 そこから、 大層な身体と、 名指される、、 あたしは、ただ、 水の行方を指し、 私は、ここに浮いた、 過去、ここに浮いた、と、、 ひとりでつぶやいている、、 透明な、 ひとりの沈黙時、、 あた…

<2908>「あなたの皮膚が記憶したもの、黄金に近いこと」

形からすべての、 お前の、その、 音声の営みが、出てくる、、 身体破れる、 お前の試みとして、 それは、 あまりにもすさまじい勢いで、 ここに生まれてくるのだが、、 私は道の中で、 かたちを知って、 そのかたちを吸う、、 あれは吸いたいだけ、 記憶も…

<2907>「『ソウルメイト』」

アップリンク吉祥寺にて。 klockworx-asia.com 見てきました。 例によって本編に関わることを書くので、これから見る方はお気を付けください。 10代の、それこそ、 「魂が本当にひとつになっている」 ような時期から、20代、お互いの仕事とか生活とかの…

<2906>「奥にはじまるあたしの液体」

しらないあたしの液体のなかから、 ねえ、 あなた何度も生まれてくるよ、、 からだ巡ってくるよ、 あたしはどうだろう、、 色に違いないものを、 次々に、見ている、、 次々に、 からだにたくわえている、、 自分のからだに、 なんだ、 いくつもの線が入るの…

<2905>「あたしの水は幻想時を共有する」

あたしの水のことをね、、 ことばにあてていく、 からだするとね、 緊張して、 一本の線になるんだ、、 あなたがうたい、 しずかなからだの線の隣に、 また、 あたしが流れてきても、、 あなたはそれを見ていない、、 からだがはじまるまで、 それそのものを…

<2904>「からだとけてもう目にすることもなく」

ねえ、いま、いるのは、 一体どこだろう、、 私は隠れている、 確実に、月日が、 流れていて、 私は、うすい、 からだの膜を取り、 ヒに透かして、、 それが、 あとの時刻に続くのを、 じいっと眺めている、、 ねえ、いまは、 からだがあたたまる場所、 私は…

<2903>「人間の呼吸になろうとしている」

あたしはきっとそこへ来るよ、、 いつも、 ひびわれているもののように、そこに、 くるよ、 招んだのだもの、くるよ、、 ほら、、 しずかな水のけはいが、 しずかな、 肌の盛り上がりが、、 そこに来るのに、、 あたしは、 何かをとどめている、、 そしてそ…