2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

<1545>「青い生命呼吸、粒の集合」

根を身体に寄せて、、 あ、その、透明の筋から、まっすぐに、うたいの姿が流れ込んできました、、 ぞくと、ぞくと、ぞく、、渡る、 そうして、私は、青い生命呼吸、 人知れず、青い生命呼吸をこちらに跳ね上げてきました、、 あれ、懐かしいやな、、 私は、…

<1544>「更新された肌」

それっ、それっ、、 ・・・、はい、当たりました、、 うん、なに、当たってしまえば、おれは、そのまま、帰ってしまうのだ、、 しかし、一体どこへ、、 私が吹きたいだけ、ちょうど吹いてくるんです、、 でも、一体何をしに、、 肌を、更新してくるんです、…

<1543>「打刻する、ひとつの仕草」

身もそのようにあり黙って控えている、ところの、、 同じ言葉の姿のなかに、 いくつもの態度を取って渦を巻き始める、、 これを何度に分けて打刻したか、 打刻したままでいくら揺れてズレが加わっているのか、、 私は、遠のきながら、ものを響かせ、滲ませて…

<1542>「内景色を覗く」

こちらに声を渡していたの、そのさま、が今その正面に、ありまして、見ている、、 私は裸になって踊っている、、 そのまま内景色の、時間がずいずいと長くなるにつれ、、 そちらからもうまく空気を吸わせてくれ、 徐々に徐々に身体のなかは、 そういった内景…

<1541>「遠い日の燃焼さわぎ」

なるほどそのような、複数線の興味深い成り立ちのなかに、、 一枚の、上手く染みてく、、さまが、なにとも新しい、 私はなにとも新しいそのような隙間を驚嘆とともに見つめていましたが、 そこからほうけた姿をともにとりいだしてはうち眺める、、 さてこれ…

<1540>「生活姿の上で、一枚めくれる」

限りの外にあってなるほど独自の声をさせていますよね、 私は、きいた、もう一心に、そこから、溢れて溢れて来れば来るだけのを、、 身体の限りできいていました、、 おそらく、曖昧な、もうすぐ剥落するもので、まずまともに受け止めていたらば、分かる、 …

<1539>「黙って肌が点滅する」

なにどとなくそのなかへ出て来たようなのだな、 誰かしら、、 誰かしらとうたいましょうか、、 あなたが身の振、振とするのを使って、、 ここへ鳴りましょうか、 いくつもの手合い、響きをなしている、というより、、 へたりと貼りついて、 そのなかで自由に…

<1538>「身体が低音部から生き始めている」

手を触れているものがここにいくらもあるのだ、、 触れると、触れる、続き、、重なった、その様相、 その内側へ、まったく入り込んでしまい、、 まったく内側になって生きている声がする、、 あたし、速度、、声を持って、、 この全範囲にあたりまえに伝って…

<1537>「現在は豪華だから(ひとつの煙)」

透明な進度の途中を、このように追いかけて、私は、はげしい姿をして生きるのだと思っていましたが、、 あたりまえに静かななかで、、 身体を動かしうる、 それは、ひとりの身のなかでどのような意味を持って、こちらに向かってくるのでしょうかしら、、 少…

<1536>「静かな容器のなかに」

日が次々と立ち上がってくる、そのましょうめに、 あなたというものは、ぞうぞうと存在している、、 存在というものを、真後ろから眺めましたらば、、 どんな感じなのだろう、、 わたくしごと? というのは、一種の、真裏であるのかもしれません、 何かの拍…

<1535>「新しい土(無数の瞬間時)」

こういうところはやけにしんとしていて、、 わたしの装いの外側に、、 あきらかに生きていたのだと感じている、、 なるほどあなたはこういう姿をしているのですね、 それもまたはっきり見るところまではいかないのだけれど、 それを、感じるところから、私は…

<1534>「さしあたり、千の単位」

ざうざうとまた騒々しく過ぎて来たようですが、、 はい、、 ここは一等、、声は順当に、、 空間へ混ざり、、 また雑多なラインを作ってゆくことかと、まあ、 そのように、申し上げることが、どうも出来る、、 どうも出来る、、 また、不思議なことを、言うで…

<1533>「一枚火」

ははあ、なるほど、いちまい、にまい、とそこへ噛み合わせて、いた、、 こうすると、僅かに響きが変わるんです、と、 あたりまえの姿で言いたげな、、 、、 ひとつの向かうところ、生まれて、ひとつ向かうところ、、 を、じっと見詰める、 じっと見詰めてい…

<1532>「風を受ける中間体」

ほとんどそのはげしくなったうたいの最中に、 あたりまえに手をし、あたりまえにはげしくうたいこむ、 ことが、ここにも見えましたよ、 ここに見えていたらなにかその はだの様子が、すっかりあたたかくなってきました、、 あたしの手の先にあるかなきかとい…

<1531>「単独の海で眠る」

騒々しい、いきおいのなかに、手をつけていたのだ、、 君さ、 君さ、、といい、ととう、 あたしは徐々に単独の海へはいってゆきました、、 なにを、なにを掛けているのか分からなく、 まったく、単独の海へ、、 だまってそのような姿、、ただ浮かび、ただ沈…

<1530>「劫、劫と」

身体のなかから順次、渡ってきてくれた、、 火を焚いている、裏側で、すっかり眠っていたら、、 もう、ここは交通路で、、 あらゆるものがあちらこちらを行き交う、 という訳にはいかない、、 全面があらわになった日の、姿はなんとも透明性だと思う、、 (…

<1529>「一千年の、誰」

あたしの、その、遠い音をしているのは誰なの、、 そちらを向いて、遠い音をきかせているのは、 身体なの、身体がとかれて、こちらへ、ずらりと並んでくるのはだけど、、 私が一枚音をきかせて、、 多くを、含み、生まれ変わっているもの、、 探すの、はたら…

<1528>「呼気を圏に当てて(私が一粒になったら)」

あたしはうしろからそのおおいのなかへ、、 歩をたらりたらり、、なに、 見覚えのある、懐かしいところのために、、 ここから、ずい、ずいと滑って、、 身体なんぞというものをここへ渡してくれた、、 (基本的にこれは喜びとしてあるんですよ)、、 なるほ…

<1527>「隙間から、火の、生活姿は」

身体をはたくおとが順次回転する、、 内側へ、もっと、ほとんど内側へ、おりて、、 まいていされ、、 この身の中心線も何もかもそこへ、まきついて、、 おおびらにそのなかみをあらわせ、 なに、あらわせといって、、今、めまえに見えていても、 その余のこ…

<1526>「電気と身体線」

ここいらをただだらりと打つリズムがあり、中心があり、、 そこを目掛けて飛び立ちました、、 あ、いい香りが来て、それに、一体、ここからどこへゆかれるのかという、話も、ある一定の温度を持ってくるのでした、 ずらずらと来ました、、 あるひとむこうへ…

<1525>「長く肌が混じる」

ただそのお前の姿のなかにぞっくりぞっくりものとものが映り、 わたしはなにか束のようにする、身体の動きを、無意識に、とんと無意識に、求めている、、 ようだ、その方面に、まともに肌がぶつかる、、 のを、遅ればせながら、私は聞いていました、、 ずら…

<1524>「歓喜の底の燃焼時刻」

例えばわたくしがそこへ振動する手を乗せてですね、、 いろいろのものごとが立ち上がってくる、時日に、 見事に参加している、、 見事にその色合いのなかへ混ざり込んでゆく、、 のを、ふいに感じながら、過ごしているようだった、 そうすると、振動は、独特…

<1523>「めくれた肌から余光の漏れる」

ええまったく、向こう側にあるものをとりこんで、 少し、いちまい量、厚くなるのを、 なにという表情を、していたらいいのか、がいまいち分からず、 その場で、露出された、、 遠方を、どうやらぽかんと、眺めたまま、、 いちまいいちまいが、露出している、…

<1522>「凡、凡と、ひんやりする」

あたしがその真正面へまわって、 声を、順番にほうっているとき、、 の、 はげしいてあいがある、 そのまま、これはどこかへはなやいでいくのか、、 どこか、呼気のぞんぶんに含まれたところへ、 ずらりずらりと滑り込んでゆくのか、 燃焼の、日一日、 一等…

<1521> <家の片付けをしていて思った事>

ちょっと家を片付ける必要があった。それで、まあ、結構な量を、整理というか、主に処分していました。 そうしていますと、どうしても捨てられない、と言うか、捨てるという考えが及ばないものが出てきますね、実際。 小学生のときに作った自由研究の、新聞…

<1520>「呼気を線の上に、どうとくれろよ」

続々と、生まれてくる線の上、 ひとり歩行した、線の上、、 一等きらびやかな、声が、鳴り続く、 その、正面にまわって、 いくつもの光線を受けて、浮かんでいる、、 来歴は、来歴は、、 はてさて、どうなのか、 はて、どこなのか、、 が、なにか、よく分か…

<1519>「火の湧く底の身体」

あれその、回転する月日の、ちょうど先端にいました、、 そこに、大仰に、 しかし黙って、、 一座を占めている、 呼吸の、私が居ました、、 それは先端で、無音、、 人々が沈黙している底から、 わっと吹き上がってくる、、 そのひとつひとつの細かな粒子に…

<1518>「業火にただの肌で触れて」

ごうごうという、業火に、ひとつの肌で、合一しているんですから、、 私は、肌垂れて、、 すぐさま、 ものを知る種になって、 じらじら、 じらじらと燃え盛るんですから、、 ものを知る種がそこかしこにばらまかれたままで、 いるのを、 ほつり、ほつり、 ほ…

<1517>「真中央に溜まる」

ちょうどまくうかんに、 生きているものなどたちが、 しんと息をひそめ しんから、地に伝い ずいと、ずいと水を吸い上げて、 おそらくは生きているのでしょうか わたしは、そこで、 そこをたたんと踏みやり 吸い上げた姿で、生きているのでしょうかと、 とい…

<1516>「接ぎ目の端からとけて」

だい、だいだい、だいだいだい、 の、 なかほど 無造作な甘みを持って 敷き詰めた ふたつのいろ 敷き詰めた、、 ・・・ 腕ぷしの、木くずの、 順次ねんしょうどう、、 順次接ぎ目の、 生活たらしめる、 生活のなか、接ぎ目、 割れ目に、だらり、 だいだい、…