「善意の怪物」は私であり、あなたである~『人間の羊』~

大江健三郎さんの作品に、『人間の羊』という短編があります。 主人公の「僕」が、帰宅途中のバスの中で、酔っぱらった外国兵たちに難癖をつけられて、絡まれ、無理やりにズボンを下ろされ、下半身丸出しの状態で背を屈めさせられ、露わになった尻を叩かれる…

一瞬で過ぎた全く無駄な、しかし楽しかった時間は、後々長さを取り戻す

今、ミヒャエル・エンデという人が書いた名著『モモ』を読んでいて、まだ途中なのですが、良い意味でのショックを受ける言葉が満載なので、ここでもひとつ紹介したいと思います。 『時間とはすなわち生活なのです。そして生活とは、人間の心の中にあるものな…