<2932>「望んだように、変更されたもの」

 私には、

 それは雨でも、

 ひとつの時間でもなく、

 ただの感激でもなく、、

 身体にまとわりつくものの、

 しずかな熱と、

 興奮でしかない、、

 あたしにはもののたましい、

 もののかたまり、、

 ひとつひとつが投げ込まれ、、

 明日は豊かである、

 豊穣とはなにだ、、

 満たされた、とはなにだ、、

 あたしの言い、、

 あたしがそこに着くこと、

 そこの時間を試すこと、、

 順番にきこえる、

 

 あたしは外を向き、、

 内の浸透の、

 そこは水の流れです、ときく、、

 誰もが、

 あなたと同じである訳ではない、

 あなたと同じように、

 生きている訳ではない、

 当たり前のことばが、

 私に秘密を授ける、、

 私には、

 しらないあいだに出来た、

 身体の現実がある、、

 現実は、

 あなたの望んだように、

 変更されてきた、、

 これから、

 良いことが起こるとか、

 悪いことが起こるとか、、

 それらは、

 どちらでも良いことで、

 事前に構えることは、

 卑しいことではなかろうか、、

 あなたは、

 今日が限りとおもい、

 真剣に生きるしか、

 選択肢はないはずだ、、

 

 今日を限りとしても、

 そう簡単には死なないもので、

 だから、

 1日先へ行くごとに、

 1歩遠くへ行っている、という、

 二重の設定が必要だ、

 武士道は死ぬことではないのじゃないかしら、

 いつ死ぬか分からない、

 死ななければならないことがある、ということを承知して、

 あくまでも生きることではないかしら、

 と思いました・・・