ねえ迎えにきたよ、
そうか、そうか、ありがとう、、
お前その水の、
なかの子どもも、
迎えに来たよ、、
ああ、そうか、そうか、ありがとう、、
あたしね、、
この水のなかに入って、、
少し飲んだの、
そうして、
少し吐いて、、
またからだのなかに戻ったよ、、
おお、そうか、、
お前はそういうところから、、
からだになってきたんだもんな、
ねえ、
胚胎したところから、
全部見せてあげようか、
ええ、、いや、いいよ、、
いいよ、見て、、
これ全部、
あたしの膜なの、、
膜から全部、
身体からなにから、破れて、、
全部見せてあげるね、、
うん、
(私は黙っていた)、、
これが、、
良いときの集まり、
これが、
悪いときの集まり、、
ね、分かるでしょ?
ああ、
(私は分かった)
(私は吐いていた)
あんまりからだだの肌だの、
新しいだの古いだのと、、
あなた、あんまりそうやって、
言わないでおいてね、、
うん、
これからだの包帯の、、
なかの、
少し赤く湿ってるところがあるでしょ、
うん、
ね、少し、少し覗いて、、
あたしは自分の振動数だけになって、
この場所を、
そっくり私にきかせて、
新しく、
生まれるつもりのものですけれども、
いいですか、
声をいくつかきいてください、、
あなたの肌を見れば分かりますよ、
ねえ、
声をいくつか・・・