<3193>「のみふくみ」

 まだまっすぐに存在している、、

 あなたもまだ、

 そこに数えることができ、

 私はまた、

 二重の風景のなかに、

 まっすぐ帰ることが、できている、、

 なかへ、

 次から次へと、、

 回転し、、

 あたしはもどく、

 どこへもどかれる、、

 ふだんの時間、

 ふだんのよろこびから、、

 あたし順に来て、

 すこしみだれる、、

 

 もっと、

 どこまでも潜らせてみる、、

 うん、

 形眠りたい、

 形そのままで、、

 ひとにひとつそう、、

 からだそう、

 どこからどこまで、、

 あたしはしらない、、

 あたしは演奏のフレーム、

 なかに集まり、、

 また次々につらなるフレーズ、、

 どこが着地、

 どこが含みやすい、

 あたしはどの通路、、

 どの光景を、

 あたりまえにみとめる、、

 みとめやすい、

 ただ流れ、

 ただもの通しやすい、、

 過去かわき、、

 過去多用途、

 あたしはみのふす場所、

 みをのべる場所、

 ひのつく場所、、

 正確にひとつひとつを数えた、、

 

 みごとに分かれ、、

 いちどずつの温度と、

 しずかなてあい、、

 ものがふれ、

 ものにまたえをたのむ、、

 ものからたのまれ、

 さぐりあい、

 さからうまもなく、、

 のみ、

 のみふくみ、、

 のみふくらんできた、、

 生きてきた・・・