2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

アダルトでもチルドレンでもない

私の買い被りか妄想か、実際にどこまでを意図してこの用語が作られたのかは定かでないが、 「アダルトチルドレン」 という言葉は、そのひと言だけでいちどきに複数の状態を指し表すことが出来ているというこの1点で、非常に絶妙な名付けられ方の下に誕生し…

1番おめでたい

何をしたら浮気か、というような話がある。つまり恋人同士の間を1番強い力で結びつけているもので、それを破られたら許せない、もうとてもこの人とはカップルでいられないというようなもの。 多分、大抵の人にとってそれはセックスになるのではないだろうか…

もう一度、改めて驚きたい

何かの問題にぶつかって、 「分からない」 と言うのならともかく、ぶつかる前から分からない分からないと自分に言い聞かせ(もっとも、本当に分からなくなっている場合がほとんどではあるが)、問題に、あるいは答えにぶつかる前の下準備を済ませているのは…

ただの練習

きっと、練習をするからには、何か目的がある場合がほとんどだと思うが、何かの為とか、何の目的も無い練習、ただの練習、練習の為の練習というのも、やってみるとなかなか、何かの為の練習にも負けず劣らず面白い。 「よし、今日も練習するか」 などと言っ…

決して到達しない

「知らないということを知っている」 という意味ではない形で、知と不知との奇妙な併存を感じている。つまり、何も知らないという外縁の感覚に支えられて、中心に、そのことをちゃんと理解しているという気持ちを養えているのではなく、中心に、絶対到達不可…

想像を排すことも想像力なのかもしれない

未来はどうなるか。知ることの出来ないほど遠い過去の日々はどうなっていたのか。今、彼または彼女は表情の裏で何を想っているのか。自分がこれをしたら受け容れられるんじゃないか、否、受け容れられないんじゃないか・・・。 こういうように、見えていない…

手紙、あるいは書き置き

『○○へ。 今お前、つまり俺は何歳になっているのだろうか。ともかく、手遅れになっていないことを願って、この手紙をお前に残しておく。 良いか、結婚だけはするな。もし万が一してしまったとしても、子どもだけは授かるな。今の俺の頭では、残念ながらそれ…

バカで単純ね

「ホント、単純ね」 話を聞いただけでは判断しかねるので、ははあそうなのかねえ、という具合に黙っていた。 「どうしてあんなにバカなんだろう」 なるほど、バカで単純ね・・・。現場に居合わせた訳じゃあないので、依然としてそれがその通りなのか否かの判…

どこへ行っても

家というこの代物が、現在というものを一身に引き受けているような気がして、逃げる逃げるそこどこあそこへ。 しかし、どこへ行っても、現在というものは前からそこにずっといたかのように、にゅるっと顔を出す。そんならこっち、ダメならこっちと、振り切っ…

「まだ早い」も「もう遅い」も、他人の視点

『全うするとは・・・』で書いたことに繋がるのだが、あらゆる、 「まだ早い」 「もう遅い」 は、他人の視点だろうということを考えている。 それは、別に他人から言われるという意味に限らず、自身が自身に向かって言う場合も同様だ。つまり、主観的な自己…

1度もやらないそばから飽きている

1度だって実際にはやってみたことのないものを、頭の中だけでこれでもかというほどシミュレーションした関係で、もうそれについては散々やったというような気分になり、既になんとなく飽きたような心持ちになるのはおかしなことだ。 こういうことを起こせる…

「とんでもない技術だ」という感慨に「大したことない」が混じるのは・・・

到底追いつかれそうもないと思われる技術、あるいは知性というものに接したとき、 「大したことない」 という意識、あるいは半ば無意識が混じるのはどういった訳だろうか。 大抵は、 「負け惜しみ、嫉妬」 だとして片がつくのであろうが、どうもそれだけには…

目の向け方

統計を取った訳ではなし、もっとも、データとして挙がってくる類のものではないと思うのだが、 「利己的である人」 「目線が主に内側(自分の方)を向いている人」 が、大きな迷惑をかけている確率は低いのではないかと思っている。 何の根拠もないことなの…

一怠け者として

ああ、今日もまた、暇が槍玉に挙げられている。謂れのない非難を浴びている。 「あんなことやるなんて・・・よっぽど暇なんだね」 「暇だからああいうことするんだよ」 ああ、一怠け者として、母なる暇が数多の批判を受けていることに納得がいかない。覚えず…

端的に、冷静にお願いした方が・・・

「何か改善してほしいことはないですか」 と、指導的立場の人が訊ねてくれているのに対し、 「これこれがこうだから、こういうようにお願いしたい」 ということだけを、端的に、冷静に伝えるのではなく、そこに、泣き落としをするかのような形で不平不満を多…

発散しなかったから参ってしまった訳ではないのかも・・・

始終文句を言っていることから、傍目にも大変なのがこちらへよく伝わってくるような人は、実は意外と精神的に安定していて、反対に、全く文句を言わないから、あの人は強いんだなあと思っていたところが、ちょっとしたきっかけで折れてしまったりすることが…

寿命のある身が寿命のある身を笑う不毛さ

健康のことを考えず不摂生を行っていたり、追いこまれて精神状態が通常ではなくなって、眉唾ものと思われるような治療法に手を出していたり、あるいは一般的な治療を拒否していたりと、あっちへバタバタこっちへバタバタしながら生にしがみつき、あるいは突…

ジオラマの逆

ジオラマのような、現実のミニチュア版を見て、 「うわあ・・・本物そっくりだなあ・・・」 となるのは良い。ただ、現実の景色を見て、 「あれ・・・? 本物だよな? ちゃんと建っているよな・・・」 という気分になることほど不安なものはない。 現実の建物…

暇でも断って良い

昨日の話の続きみたいなものなのだが、断るのが苦手になっている理由のひとつに、 「暇なときはなるべく断ってはいけない」 と勝手に自分で決めつけてしまっているということが挙げられる。 これは、大抵の場合、まず依頼内容の前に、 「暇であるかどうか」 …

断らないのが相手の為とは限らない

断るのが苦手な人間として、自分に言い聞かせるためにひとつ。断ると相手が嫌な思いをするんじゃないかと考えて、ついつい嫌なことでも引き受けてしまいがちだが、相手は、 「本当は嫌だけど、表面では繕って、内心では悪態をつきながらやっている」 という…

身につかない

歳を取ったせいか、いや、歳を取ったせいにしてはいけないのだろうか、時の経つにつれ、驚くほど何も分からなくなってきている。愚鈍としか言いようがない。 長いこと、ただ生きてきただけで、蓄えられた、身についたと胸を張れる知識らしきものがまるで見当…

露骨に元気に

別に憂鬱になることに理由なんかないことを知っていたから特に驚きはしなかったが、1日の日照時間が長くなり、気温も比較的暖かくなってくると、こうも露骨に元気になるのかと思うと面白い。 そもそも冬は、人間が活動するのには向いていないのだ。憂鬱にな…

一旦離れて粘ってみる その後、上へと移動する

行く手の地面を、鳥が群れを成して遮っている。構わずにズンズン進むと、やや遠くの方へ低空飛行のまま離れていき、その離れたところの地面へとまとまって着地した。 しかし、離れたとは言え、依然として私の行く先を遮っていることには変わりがなく、そちら…

踊りは遊びの淵源に近い

屋内の廊下の一本道、他に誰もいないことを確認した私は、挑発するような、快哉を叫び上げるかのような踊りを繰り出し、その中を闊歩していた。言い知れぬ快感を覚えたのと同時に、これが何か根源的なところから来る運動であることを感じていた。 歩く、揺れ…

悩みがない

悩みがない。何の困難も感じていないというより、悩むという癖がないと言った方が良いのだろうか。自分の行動でどうにかなってしまうことならば、動いて処理してしまうし、どうにもならないことならば、憂鬱な気持ちに任せて眠ってしまうだけなので、一向悩…

「一度やってみる」というのは、幻想肥大を防ぐだけの為には有効

常々、 「これをやるべき」 であるとか、 「これをやらなければならない」 なんていうものは存在せず、別にやりたいようにやればそれで充分なのだと思っているのだが、もし、何かの対象に関する幻想が、それを一度やってみないばっかりに徒に肥大してしまっ…

死を待つだけの・・・

「死を待つだけの人生」 と、別段これといってやりたいこともなく、何の希望もないままに生きているように見える人を嘲るとき、このような形容が為されるが、果たしてそのような形容を為して擬似安心を得ている人も、 「死を待つ宿命にある身体」 というもの…

決して成就しないという形で完成する

欲望というのは、成就可能性がある段階では曖昧な形を取っているもので、決して成就しないという段になって初めてくっきりとした形を取ることが出来、欲望が欲望として完成するものだと思っている。 ここで言う欲望が完成するとは、 「欲望が満たされる」 と…

お手伝いに行く

自分の持ち場ではない、どこか1回きりのところへお手伝いに行くことが決まった場合、他の人々は一体どんな気持ちになるのだろう・・・。 私の場合は、行く予定の日より大分前の頃から憂鬱な気持ちになっている。何故と言うに、勝手の分からないところへ放り…

全部に付き合っていたらキリがない

たとい誰かが勝手に設けた基準であったとしても、 「この基準で言うと、あなたは下の方に属します」 ということを示されるのは、自尊感情の少しでもある人なら誰でも不快に感じるところだろう。 だが、往々にしてそういった基準を設ける人は、まさにその、 …