2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

<2641>「存在しない場所に生まれたこと」

あたしは簡単にこの場所へ出たのだろうか、、 う、 どうでしょう、、 はっきりとしたことは分からない、、 そう、 例えばあの人は悲しがっていないのかも分からない、 私は存在している、 しかし、 存在していないという仮定で、、 物事に対する一応の答えを…

<2640>「自然過程としか、思えない何かです」

水が静かに、一点を打っています、 あたしはそれを見つめるだけです、、 何か思うかしら、、 私も粒となって、 この一列に参加する、、 私は身体のなかに線をのばしていきます、、 この管は役に立ちます、 この管の音は聞こえないのに、 私の、音はどこ、、 …

<2639>「贈るものがない」

あたしは明るく応えるだろう、、 それが、 間に合わせであることを知りながら、、 あなたはそこに現れないだろう、 どこにあなたはある、、 わたしは、戸惑った、 戸惑った、ふりをしたあと、 また戸惑った、、 私は、反応する機械、、 からだの動きを見つめ…

<2638>「根を見て思います」

あたしは落ち着いてきたのだろうか、、 身体や、何かが、 ぴたっと、はまってきたのだろうか、、 私は欲望しているか、 光の、その先を見つめて、 熱にほうけて、、 私は、欲望を、意識しているか、 見てみなさい、 ほら、見てみなさい、 私は個人でした、、…

<2637>「時間の断片で、映る皮膚」

なかにいる、 からだばかりのところで、、 私は隙間に来る、 そのことばかりを、 ひとつの映像の、はじまりとして、眺め、 回転する、、 はじまる、、 私はここにつくからだを、 少し理解した、 あたしは日々の回転を、 少しばかり、 しずかにここにいる、、…

<2636>「あぶらならばだ、かぞええぬからさ」

これはまだはて、か、 からだの、なかへ、なかへ、と来る、、 声ぬ、はてか、、 あい、え、さわってください、、 どこへ通じるの、 これを、 さわってください、、 あたしの肌中に、 すっかり入って、 もろもろを、、 あたしは遠い気持ちになるかしら、、 こ…

<2635>「泣かないし諦めている〜過去と治療3」

私が物心が着いた頃にはもう、父のそういう姿というのを見ることはありませんでした。なんとか立ち直っていたのでしょう。 両親からすれば、ここから一生懸命やれば、子育ても大丈夫なはずだ、と思ったはずです。 二人の状況や張り切りを想像すると、やや切…

<2634>「物もひとつも声を聴かない場所で」

あたしがまだ知らぬ場に、 徐々に肌をたくわえはじめていることを、 確かめることができる、 きっとそのような場所として、 ここはあったのでしょう、、 あなたはすっかりここに揃って、、 少しずつ息を増やしはじめている、、 その速度のなかにいます、、 …

<2633>「動きでも静でもあり、悲でも喜でもない」

あたしの肌のままの振動は、 そこにあるか、、 ただ触れて過ぎるの、、 うん、 うまく動いたあと、、 ただ、作られて、、 あたしは、 はてから戻って来、、 この現在の、、 撫でまわしを、、 育てを、する、、 見る、 あなたはどこからも出てくる、、 わたし…

<2632>「生まれる前の動揺から生まれた砂」

形は、揺れている、、 私は、内部の、灰、、 みて、 あたらしい肌のこと、、 私は、ほうけて、 返事を、ひとつする、、 あなたは、応えない、 応えないのよ、、 うん、うん、そうかもしれない、、 あなたは、 どこかの砂から出来たの、 きっと、そう、 たし…

<2631>「見えるか、水が足りたか」

からだがさらになるところで、、 まだ、 液を待ち、、 たとえば、その、ひとつを吸うと、、 あたしは、 全身は、、 振るえを来たす、、 そうだ、、 この液には前にも、、 あった記憶がある、 かつて、 水に包まれて、、 わたしは、 呼吸なども忘れて、、 し…

<2630>「お腹のなかにいた頃の話~過去と治療2」

私は、吉本隆明さんのことが好きで、よく読んでいます。 吉本さんは、おそらくご自身のテーマのひとつであるのだと思いますが、胎児や赤ん坊の話をよくしています。 そこで、私が面白いなと思って読むのは、お腹のなかにいるときに経験すること、生まれてか…

<2629>「透明へ向けて挨拶をする」

今か、今か、と、、 この、 数えうるもののなかを、、 探り、 あたしは出てくる、、 身体は、どこか違う、、 あなたが、ここまで確かに生まれてくるとは、 私も、思っていなかった、、 私は、それぞれの印を、、 ここに見つめ、、 また、この皮膚のなかに埋…

<2628>「『山下清展』~より細かく、より華やかに」

SOMPO美術館にて。 www.sompo-museum.org 私は貼り絵をする。 貼り絵といえば山下清さんでしょう。 という具合で、見に行って参りました。 最初期は、本当に他愛のない、昆虫の作品などが展示されている。 それが先へ、先へ行くほどに、貼りが細かく、全体の…

<2627>「あたしはおそろしいぐらいに静かだ」

あたしはまだこのたたみこみのなかにいて、 なにを、と言い、、 しずかなからだをもち、 どこが、それを、つかみ、 どこへ、入るのか、 まるで分からないまま、、 あたしは、さらに奥へ、奥へ行き、 可能な生活の、 その回転者になる、、 どこからくる、 ど…

<2626>「この道は諒解する、私の応えなさを」

ここでこたえることだけが、 ここで、、 身体の一端を、垂らすことだけが、、 あなたの、その細部へと、、 少しずつ、 まっすぐにつながり、、 あなたは、このジの、 解放に、しずかにかかわり、、 今は、これはどこ、と、、 ひとつの興奮を、よこし、、 は…

<2625>「声は水に変化する(きっとこの声もかつては)」

よくは知るべくもない場所から、 僅かに漏れた、 私はその音を、たしかにどこかで、きいた、 ような気がする、、 それは、果てのない、夢であったかもしれない、 もしかしたら、私の知らない、、 ずっと、昔のことであったのかもしれない、、 ずっと昔のとこ…

<2624>「気持ちの悪い日曜日~過去と治療1」

今はもうそんなに若くもないので、それぞれの人生の物語や環境が違うことがよく分かっています。なので、一般的には、人間は、家族というものを形成していった方が良いのだと、今は考えています。 しかし、個人的な話をすれば、私は、家族という在り方を、全…

<2623>「よりまた深くの零へ」

そこには影もなく、 ただ一点の、 光のなかの存在が、、 ひとつ、身体をこちらに、寄越していました、、 あたしはひびきの、なか、 ひとつの、回転の、なか、、 ただ、簡単に、ある場所の、 その、、 揉み込まれはじめた、ところへ入って、、 なぜに、、 う…

<2622>「光のなかにうずまった記憶よ」

しずかなもののなかへひとりうもれて、、 あたしは声のはじめに、 やや、 けだるい重さを感じ取り、、 なにも、 本当になにも、 分かち合うものがない、と感じ、、 私は奥へ行く、 私は身体の熱でもって、このまま、 また奥へ行く、、 ひどく誘う、 あたしは…

<2621>「灰の身体、声の秘密」

あたしはその日を尽くして、 ことごとく、 灰にしてしまって、、 そのかろやか、 ひとつひとつが先に浮かび、 平面を撫で、 なんで、 そんなに、さびしい表情で、 先へ、先へ行く、、 あたしはあなたの風とも生きているのに、 どうして、 こうもさびしくて、…

<2620>「内向の印へ、潜る、潜る」

ほら、そこにいるでしょう、、 私が潜った先、、 なぜか、 風に当たって、置き去りにされていたの、、 ここへはての印があるとして、 見るでしょう、 あなたはこちらへ来るんですよ、、 そのひとつのテンポで、 こちらへ、、 あなたは様子を見せているんでし…

<2619>「『1Q84』~大塚環と牛河利治(2)」

yutaro-sata.com 牛河さんも、家族というものに上手く馴染めなかった。 自分がかつて家族を持ち、郊外の一軒家で暮らしていたということ自体が不思議に思える。それは思い違いで、自分は都合にあわせて無意識に過去の記憶を捏造しているのではないかと考える…

<2618>「誰もいない道に、実がこぼれて」

なかにはてのない声があるの、 あたしは見ていて、、 すぐに、 流れを見るの、、 あたしはそこに浸してあるの、、 ほら、そこに手を置いて、 あなたが見えているのよ、、 これはどこまでもふくらむ、 これはどこまでも響きになる、、 あなたが今、それを誘い…

<2617>「液がすべて内世界へ染みていくだろう」

あたしがその、響きのあるあたりを確かめて、 なにだと声をする、 だれだと声をする、、 からだはさらに水の中へと来るように、 ここを呼ぶ、、 ひとつ通してみる、、 あなたの形をここに、あらわしてみる、、 しずかに生まれる場所、、 あなたはからだをは…

<2616>「なぜ呼吸はあるの」

なんでこの地面にも呼吸はあるの、 とても不思議な気がした、、 あたしは全身で、それを掴んでいく、、 からだはここに見えているもので、 きっと全部なの、、 私には回転しているものごとも、また、 あなたと同じ、 全部に見える、、 わたしはそこから先を…

<2615>「全く底から取ったその音が」

わたしはまだそのいくつものさわぎに来る、、 どうしても来る、、 からだは揺れて、 ここはあけらかんと、、 ただ当たり前にあるだけのところ、、 私は水を得、 水を失い、、 ここへ漏れてくるひとつの日、、 ここではたらくひとつの日、 あなたには姿がある…

<2614>「内を見ておもう」

まだこれはしらないという、 肌にあって、、 見事に回転するものの、、 まだこれはしらないという、、 まだただはだのはじけるだけ、 私はきこえていないという、、 そこに、用意されて、、 あたしは軽くこの姿で出てくる、、 うん、 たくみにたくらまれたと…

<2613>「『1Q84』~大塚環と牛河利治(1)」

私は本読みではあるのだが空想に弱い。 現実には起こり得ないこと、起こる可能性の低い物事が次々に重なっていくと、段々と興味が薄らいでしまうのだ。 恐らくあの大ブームのなかで当時中学生だった私がなんとなくハリー・ポッターにハマり切れなかったのも…

<2612>「余剰を、痕跡にしましょうよ」

あたたまりながらあたしがひらいた場所だ、、 この振動は駆けて、 はやくまたこの道に戻ってきて、、 私は振動とあたたかさで浮かれている、、 ここは語り合うことのできる場所、 あたしはまた少し流れていた、、 からだなどいくつも浮きながら、 私は正面に…