まだ鈍く、
からだがはじまってくるころに、、
私は居て、
私は透明な存在から、、
しずかに事象へうつる、、
しずかにからだのかたまりになり、、
私が縁をひらくところ、、
私が存在の肌にあたるところに、
それぞれの、、
形のない夢を移していく、、
あの姿はだれだろう、、
あの重みは、
私は少し遠くなる、、
この場から、
少しく遠くなる、、
今、
つぶがなにかからはたかれ、、
私は、
しばし裸でいた、、
こんな、
一切無の格好で、、
私はだらっとしていて、
困ってしまう、、
私は、
しらないヒの肌に、
まったくはりついていて、
まったく呼吸も出来ないまま、
からだから、
全てがほどけてしまった、、
からだから、
全てがきこえてしまって、、
私はさきに、
この点を洗ってみることにした、、
この点は、、
どこへ浮かぶともしれない、、
あなたにはっきりとあらわれてくる印のようなのだ、、
あなたにはっきりと歌い継がれてきた、
身体の興奮のようなのだ、
それだから、
あなたは目覚める、、
あなたは醒めたあと、
生活をきいたあと、、
しずかにここを過ごしたくなる、、
私には肉体の秘密が、
静かに遠かったり、
近かったりする、、
あたしには存在の秘密が、
静かに息を殺している場面があると知ると、、
現実に生きることをとても、
近く想ってしまう、、
あなたには身体が宿る、、
すさまじい総量で、、
わたしには無限の景色、、
無限の色合いが、
迫ってくる・・・