<2915>「内時膨らみ、彼方の水」

 泡の中に隠れた私、

 泡の中に見つけた生、、

 からだが、、

 次々に生まれる生、、

 ひとつの言葉で、、

 からだから先へ、

 辿っていく生、

 幻想性、、

 あたしは実地へ向かう、、

 こういった場所へ来ると、

 もっと、

 私は内時膨らみになってくる、

 内時膨らみようになってくる、、

 あたしはさわぎ、、

 またしらない、

 内時点灯用具になってくる、、

 

 用具のなかを覗き、、

 からだのなかはあたらしい膜も、

 また食べ、

 また吐き出し、

 また循環し、、

 こんだまたあたらしい機械、

 お前はよう流れる、、

 ようこんな液体を、

 おい、

 一体どっから持ってきた、、

 頭がはっきりするまで、

 かかったな、

 やっぱりこれだけかかるんだな、、

 ひとつの身体の時間ってやつだ、

 あたしはもう少し先、、

 もう少し先に声掛くよ、、

 しかしまあ、、

 ただの液には違いない、、

 違いないところから、

 続々と流れ出てきたのだもの、、

 あたし誘って、

 いや、

 あたしが場所になるってことだよ、、

 お前も声を流していけ、、

 辺りへ、

 緊張と、

 低い落ち着いたトーンの、、

 ふたつが流れる、、

 

 あんまり、この、

 からだというもの、、

 回りすぎてしまうところがあるな、、

 全国から、、

 あなたの水が届く、、

 私は細部まで、

 水の表情を覗き、、

 天気ではある、、

 なんとも、

 水のはねようによっては、、

 私が二重に生まれるまである、とすら思っていく・・・