2014-01-01から1年間の記事一覧

結局、いつが一番寒いんだ?

毎年おんなじことをやって、毎年おんなじ後悔をしているのですが、それは、 「これからもっと寒い日が来るはずだから、今はまだストーブや暖房に当たらないでおこう。」 と思っているうちに冬が終わるというものです。 別に、冬の間中、暖房やストーブに当た…

セックスと死

「セックスとは、小さな死である」 とは誰の言か忘れましたが、何だかとても洒落てる言い回しのような気がして、 「そうかあ・・・小さな死なんだなあ・・・」 と、嬉しくなって、自分の頭の中で何回も繰り返して言ってみたりするのですが、肝心の、言葉の意…

孤独死を、野垂れ死にを毛嫌いする理由はなにか

これ以上ない、万全な状態での死というのは、どういう状況を指すのか。考えは人によって違うかと思いますが、とりあえず、私なりに例を仮定してみると、 『歳は百歳近くになり、もう命もあと僅かであるという余命宣告を受けているので、自分自身である程度の…

年齢に抗って形成された美は、美しくない

「美魔女」という言葉をいつからか見かけるようになってきました。正確な定義は分かりませんが、いわゆる中年期の女性が、まるで若い女性のような外面の美しさを保っていることを指して、そう呼ぶのだろうと捉えています。 しかし、世の中の人がどう思ってい…

声に出してみると気持ち良い

私は常々、漢文を使いこなせるようになりたい、と思っているのですが、学生の頃に使っていた漢文の参考書を読み返してみると、コラムのような所に、 「細かく文法の勉強をするのも良いが、それよりもとにかく素読をして、漢文の呼吸を掴んだ方が良い。」 と…

他者に熱狂できる人の羨ましさ

アイドルファンの人と一概に言っても、各々の持つ熱量というのは人それぞれであって、そのなかには、熱狂的なファンであるというような人も居て、そういう類のファンの人というのは、それはそれは馬鹿にならない数になるだろうと思われます。 自分の生活そっ…

どこまで正直に話すのが誠実か

普段のふざけた会話の中では、くだらない嘘をつくことも出来るのですが、こと真面目な場面、緊迫した場面では嘘をつくことが出来ないんですね。変に真面目なのかもしれませんが、そういうときに、 「あ、これは本心を話さない方が良いな」 と感覚的に思った…

「苦労をしろ」が前面に出るおかしさ

「苦労は買ってでもしろ」 であるとか、 「苦労をしなければダメだ」 という物言いがあります。これらの言は、完全に間違っているとは言わないまでも、やはりどこかおかしいのではないかと感じています。 というのも、「苦労」が後々の為になったということ…

「嘲笑」と「困る」は表裏一体

別に関係無いんだから、ほうっておいてくれたら良いのに、と思うような事でも、わざわざ嘲笑してくる人々がいます。何で、ほうっておけば良いものを、わざわざ馬鹿にして笑ってくるのかが、私にはしばらく分かりませんでした。 例えば、私の周りで起きた出来…

朝型になるたんびに思うこと

普段このブログは夜に更新しているので、夜に書いているのだろう、というとそうでもなくて、夜は、ただ打ちこんでいるだけなんです。つまり、朝のうちにノートに書いておいたものを、一旦夜まで置いておいて、打ち込むときに少し訂正を施しながら・・・、と…

自分の中の正しさと、自己懐疑との狭間

自分の言っていることは間違っているかもしれない、という意識を持つことの重要さは、つまるところ、人間の考えていることは到底真理へは辿り着けないという所から導かれるやもしれません。 どんなに自分の頭で判断して正しいと考えていても、それは、ただの…

誰であろうと 「今」 死ぬ

誰もかれも、まさか「今、死ぬ」とは思っていないんじゃないかというのは、『遺言について』の中で書いたのですが、よくよく考えてみれば、人間は、 「今という瞬間でしか死ねない」 のだろうと思います。というのも、何だか漠然と「いつかくる未来」なんて…

話せば分けられる

養老孟司さんの著書、『バカの壁』の最初に、『「話せばわかる」は大嘘』という題があります。その中で『「話してもわからない」ということを大学で痛感した』と言って、一つの事例を語っているのですが、それを読んで私は、 「うん、確かにそうだろう」 と…

コミュニケーション能力不足の辿る先

何を隠そう、玉置浩二さんの大ファンでありまして、普段、音楽プレイヤーなどで聴いているのは勿論のこと、テレビの音楽番組に出演しているときなども、全てではありませんが極力チェックするようにしています。 テレビの音楽番組というと、淡々と、歌手が順…

何故タダで食っちゃいけないのか?

コンビニや喫茶店などの飲食店で働いていたことのある人なら勿論のこと、飲食店などで働いたことの無い人でも、 「まだ食えるメシがじゃんじゃん捨てられている」 という事実は、程度の差こそあれ、理解しているのではないかと思います。 飲食店というのは衛…

幸福とは

「幸せになる、なりたい」 であるとか、 「これがあれば幸せ」 というような話を聞くと、私は違和感を感じるのだということは、 いやそれって嘘じゃん? - そうだろうね、いやどうでしょうの中で書いたことにも通じていまして、というのも、「幸福」というの…

真面目病

『あれもこれもしたくて焦るとき』でも書きましたが、雑念というヤツはとんでもない魔物です。本を集中して読みたいのに、何かのテーマを集中して書きたいのに、平気でドンドン頭の中に現れ出てきます。 それについての対処法は「メモをとることだ」というこ…

寝坊は本人が悪いのか?

遅刻をして相手を待たせる、組織に迷惑をかける、こういうのはあまり褒められたものではありませんね。 そして、一概に遅刻と言えども、遅刻する理由は様々であります。その様々ある理由のうちで、主要なものとして、「寝坊」というものがあるかと思いますが…

ギクッとする出会い

ある人と初めて対面したとき、あるいは種々のメディアを通してその人を初めて見たとき、皆さんは、 「あー、なんとなく好きだ」 「あー、なんとなく嫌いだ」 というような判断をしていますか? 私は大体、 「なんとなく好き」 「なんとなく嫌い」 「まだよく…

ハワイは陽気な楽園か?

NHKで、10月に「ケンブリッジ白熱教室」という番組がやっていまして(全4回)、私はそれを見ていたのですが、最終回の「フランス哲学的幸福論」の中で興味深い話がありました。 この講義の主役である教授が、まだ青年期にハワイで過ごしていたころのこと…

成年と未成年の恋愛の可否

例えば、40歳の男性と10歳の少女が、本気でお互いの事を好きだという状況があるとします。これが成人同士の話であれば、ほとんどの人が関係成就を邪魔しようとは思わないでしょうが、この事例のような場合、必ずしもそうすんなりとはいかないでしょう。…

責任はとれるのか?

「責任とれよ」 というのは様々な場面で言われていますね。私が、おそらく責任をとっているだろうと思われる場面として見かけるのは、会社の社長や会長など、いわゆる偉い人たちが、不祥事などが起きた後に行っている引責辞任会見が多いです。 会見などを見…

人間性を失わないために

人間の感情というものを表すときに、「喜怒哀楽」なんて言葉が使われますね。本当は、人間の感情というものは上記四種類では表しきれないほど多様ですが、一応「喜怒哀楽」という四つが、いわゆる感情の選抜のようなものと言えるでしょう。 「喜」と「楽」と…

苦手=嫌い?

苦手なものというのは人それぞれあると思います。大抵の場合、「苦手」というのは「嫌い」につながっていきますね。 ただ、みなさんも思い当たる節があるかもしれませんが、「苦手」だからといって「嫌い」にはつながらず、むしろ「好き」だ、なんてものも少…

贈与と感謝

『○○ちゃん、○○さんに「ありがとう」は?』 『○○さん、ありがとう』 自分の子どもが、誰かからプレゼントをもらう。子どもは何も言わずにしばらくプレゼントを見つめている。親が慌てて子どもにお礼を促す・・・。 こういった、上の会話のような光景はよく見…

遺言について

「まさか、今死ぬわけない」 と、思っていませんか? そうです、まさに私がそう思っています。 しかし、ほとんどの人間は、寿命を全うせずに、死ぬ予定ではなかったタイミングで死んでいるんだと思うんです。いわゆる、「老衰」のように、身体の各器官の動き…

自分の中の・・・

近頃はそうでもないんですが、私はいわゆる、「オカマ」の人達や「女装」をしている人達に対して、なんと言いますか、ある種の嫌悪感および気持ち悪さというものを感じていました。そんなことを何で思うんだ、失礼じゃないかと思う人もいるかもしれませんが…

取らぬ狸の、というのか

何かを続けようと思って、何でも良いから始めてみる。そうすると最初は、自分の元々の習慣に無かったものを取り入れる訳だから苦戦する。しかし、なかなか続けてみると、案外苦痛でもなくなってきて、続けるのが当たり前になってくる。楽しくなってくる・・…

自殺した人達の方が・・・

毎年、三万人近くの人達が自殺しているという話は、下のページでも書きましたが、 うつは甘え? ~頼り方を教える~ - そうだろうね、いやどうでしょう うつは甘え? ~頼り方を教える~ - そうだろうね、いやどうでしょう 私は、「少子化」を叫ぶより、自ら…

将棋ソフトの台頭で

もういくらか前から、将棋ソフト 対 プロ棋士の対決をニュースなどで見聞きすることができます。最近は、プロ棋士もなかなか将棋ソフトに苦戦を強いられているなんてことを聞いて、 「いやあ、なかなか将棋ソフトも凄いところまで来てるんだなあ。」 なんて…