2022-01-01から1年間の記事一覧

<2371>「地平に声が着く、あなたは開始する」

見つめるのはそのもののなかの形の、 ひとつの、、 向かいの、 用意されたところに、、 あなたはまっすぐに住んでいる、、 あなたはまっすぐに始まっている、 あ、 地平から、、 静かなたよりが来て、 私はひとり、 おそれで身体を振るう、、 なにが来た、 …

<2370>「順次、この熱へ」

あたしはその夜の中に黙って立つ、 ここで生まれる度、 私は更新され、、 地下へ抜け、、 身体が中身を失う、、 また血が入る、 水が入る、、 私はその、繰り返される流れのなかで、ほうけ、、 ひたすら身体を回す、 あ、 長い時刻のもとに、 お前も混ざるん…

<2369>「開く、埋まる」

人間を払う、その先へ、、 あなたも入り、 あなたも潜り、、 次々に、生まれているこの身体、、 私は出会い、 同じようにして潜り、 はじまる、、 風景から、 どこまでも、、 はたらいて出てきたそのいくつもの音、、 アーティフィシャルな、、 この場の響き…

<2368>「『道草』を観ました」

あなたは御自分の詩がいいかどうかをお尋ねになる。あなたは私にお尋ねになる。前にはほかの人にお尋ねになった。あなたは雑誌に詩をお送りになる。ほかの詩と比べてごらんになる、そしてどこかの編集部があなたの御試作を返してきたからといって、自身をぐ…

<2367>「青と言葉」

あ、 うん、そう、 私、 膨大な青、 さなか、 さなか。さなか、、 身体が、ただ、 熱を持って、 過去から、また、 生まれて続き、青、、 静かな問い、 膨大な青、 時日と回転、、 振り向いたこと、 青、 青と言葉、 身体から続く、、 そのひとたびの、仕草な…

<2366>「声は種を経過する」

はげしい時刻の方に、 そっくりと出てきて、、 私はまだ何も分からないまま、、 ここを聞く、 ここを聞いたら次々に身体が流れて、、 まずもってこれは繊維、 ひとつひとつの時間が束になる、、 私は着床し、、 この景色を眺める、 あなたは眠りに入る、、 …

<2365>「底にある、長い場所」

まだ、私は長い記憶のなかに居て、 底の方から生まれる粒と、 ここで、 時刻をともにする、、 あなたはこのどれにも当てはまる、ので、、 底まで来て、 ひとり驚きます、、 ものの印のなかの小さな言葉、、 私はそれを反響世界のなかに収め、、 また歩を進め…

<2364>「円や印や」

ヒの仕草のなかに入り、、 私は、 静かにここを聞こうとする、 うん、 ひとつやふたつ続いて、、 ここに、 次々にあとや印があり、 私はそのなかに入ろうとする、、 いまその印を見て、 なにだか入れたら、 どこに出てしまうのだろう、、 私は、 この姿のま…

<2363>「内自音の交わり」

まだどこか分からず、、 ここへ来たいくつもの流れと、 私は離れ、 身体が先に来、 またあつまる、、 ものの先へ全ての時刻をつけて、、 身体は始まる、 あれ、 どこにいるのだろうか、、 しられた場所へ、 時刻のひとつひとつの響きはかえり、、 私は身体を…

<2362>「大倉集古館に行って来ました」

www.shukokan.org 普賢菩薩騎象像が見たかったものですからね。 実物はすごく清潔感のある、というか、すっきりと丁寧に作られているものだなあと感じました。コクホー。 目を閉じているようで、うっすらと開いているんですよね。表情はなんというか、集中し…

<2361>「金属音、静、微笑み」

まだあなたは存在で、 ここへ、 ひとつの葉の形のまま、、 時刻を揃え、 私は向こうへ行く、、 揃えられた身体のいくらかを、、 この場所に感じ取りながら、 私は行く、 てあいというてあい、 声という声、 印象という印象を、 身体に巻きつけて、、 私は抜…

<2360>「熱時、ひとり溶けて」

肌に、その、ひとつのしびれを、、 置いてごらんなさいな、、 ね、 あたしはまた吹き上がり、 声を聞くのよ、、 そのさなかの、 いくつもの、 声を聞くのよ、、 その姿いつも見えている、 なにだか、 平時に熱時に来ていたみたいだけど、、 どこなの、、 あ…

<2359>「もの時、姿へ」

そうして出る、 いつもとならび、 そうして、ちょっと、線上へ出る、、 私は空白で、 場所に、 当たり前にいること、、 そうして私は記憶の、 生き物の、回転するところへ、、 素直に出てくるものと見えた、、 なにか、肌か、、 声など多量になり、、 そこか…

<2358>「その自、自の振舞い」

ただその自の興奮へひとり、 身体を運び、 私は少しあたらしい風味を、 ここで知りながら、 長く出てくる、、 長くものが出てくるのを、ここで眺める、、 あたしは知る、、 それぞれのてあいのなかに、、 身体が混ざり、 今、それはどこにいる、、 トオンが…

<2357>「内奥の無言」

あの身体のなかに、 放たれる、、 私はいつもその身体のさなかで、 言葉を、、 あたしはまたその方途のなかに眠り、、 ものをひらいていくこと、、 あなたは、どこからその振動を持ってきて、、 私の中にいるのか、、 それは、、 身体のなかのあかし、、 私…

<2356>「振、と鳴」

あたしはその振のなかに、、 身体を置こうとしている、、 さあ、どんどん来てください、 と、 あなたの血流が、、 こちらへと徐々に合図を出し、、 私はそれに応える、 なにだ、 次々に行くものとして、 とても当たり前にここにあるのに、、 この場所の、 時…

<2355>「時刻の全通路」

あたしはジのなかに立った、、 ものを見て、 そこでかたまる、、 あたしはそうして、もののジに、 ひとつの時間的なかかわりをする、、 すでにヒは来て、 私は経過した、、 そして、経過し続けていた、、 身体など、 ここへいくらもあると、、 次々に、 また…

<2354>「光線のひとつが明ける」

なにだなにだ名の明けるなかに、 ただあなたは居て、 こちらを眺めている、、 そんな月日に、 あなたは居て、 あなたはあたりまえに居て、、 うん、その、そちらの様子が、 はっきりと定まってくるではないですか、、 ねえあなた、 これはそうだと言ってみま…

<2353>「ヒの手、の記憶の熱の」

ただのなかにある、その、、 私の記憶の、 その手のなかにある、、 私は見ている、 身体があり、、 そこへ始まる、、 まだ私はもののなかにある、その手を、、 ひとつ掴む、 これは手の中、、 私は、 ひとつの熱のなかで目覚めた、、 今初め、 呼吸の初め、 …

<2352>「自のヒ、ヒの深、声の緑」

語られたあの、ものの、 ヒのなかに、 私が参じる、、 そこでは散るもの、 今、当たり前に見えるもの、、 そこで次々に、 声がきこえるものが、 今集合し、、 私の中を過ぎる、、 過ぎたら過ぎたままで、 また生まれる、、 また明るいヒのなかへ、、 身体を…

<2351>「声 ものに 溶ける 水を」

青い宇宙は ただ都市の水の私が溶けていくのをただ呆然と見送るだけだった、、 私は、泡のように複数だから、、 この声は、 いつものところのようにあなた、、 ひと限りの水、、 水があなたに触れて、、 非常な光に満ちているとき、、 私はきらめきのなかで…

<2350>「存在の交換は、それぞれの液、や過程に」

はでな光を持つ場所に来た、 はでな光のあたる場所へまっすぐに、、 お前は降りてこい、、 ここへ、ここへ、静かに下がるんだ、、 その姿を明らかにしながら、 あなたはここへ来るんだ、、 静かに招んでいる、 あなたの形のままで、ここに、、 私は懐かしく…

<2349>「点と身体」

まだここに身体はあり、、 あなたは続く、 あなたはそのメッセージとともにある、 揺れる、当たり前に、、 その先へ見えていく、 身体の回転、、 今や自のなかで、 私は新しく、、 今やそのなかで私は回転するらしく、、 生まれて、 ここの方法、 私はその流…

<2348>「ヒと声の視線」

その思考の形 数々の有形のもののあたりまえにあるところ、 私は前を見ていない、 私は色を見ていない、、 私は声を見ている、、 ここに、辿れるひとつの線としてある、 その声を、 私は声を見ている、、 飽くことなく、、 限りのある身体、 限りのある命で …

<2347>「液はこたえない」

あたしは無数になり、 かわいていくのに、 その声はどこ、、 その身体はどこなの、、 あなたは光の印象や、 音の拡がりを、 自然時のなかに掴み、、 そこで夢を見ているだけだった、 あなたは拡がり、、 ものの生のなかに曲がる、、 ひたすら言葉のなかにあ…

<2346>「風景の接着点」

まだはっきりとは知られていないもの、 それぞれのなかに潜り、、 私は知ること、 身体のなかに集まって、 ここは何処かと訊ねるもの、、 確かに放られて、 この、もののなかへ続く、、 私はそれを見たんだ、、 どうしようもない激しさで、それを見ていた、 …

<2345>「私の手には、距離がない」

そうだね、、 あなたはその道を通るんだよ、 どうしてそんなことが分かるのだろう、、 私にだってきこえない、 ずっとずっと先を見ていると思ったけど、、 今に、 なにもかもを静かに溜めているのだったね、、 私の手には、距離がない、 今、この場所で、、 …

<2344>「立川談笑・吉笑親子会に行きました」

12/8(木)「笑ホール寄席」を開催しました。当日の演目は「転失気:#立川笑えもん」「一人相撲:#立川吉笑」「トーク:談笑・吉笑」「子別れ~昭和編~:#立川談笑」でした。詳しくはFacebookをご覧ください。https://t.co/B6kRtDPtsr pic.twitter.com/gq8KxtVv9G…

<2343>「これは風の日々だ」

ものの形のなかに、 あ、 と形をしていないものを入れてください、 そうしたら増えますから、 あなたが何をそこで知っているか、 私に分かることとてありませんけれども、、 私は、時間の中にいて、 次々に増えているからで、、 ものは巧みに見えているから…

<2342>「姿の一」

なんだかものの内部で、 低く、低く生まれて、、 私にはそのまま声をするものと思える、、 なにが来て、 今そのもののなかに差す、、 ひとつの仕方、 ひとつの改まりが、、 身体を溶かす、 身体を繋げている、、 私は未明に咲いている、、 どこを頼りとして…