<2342>「姿の一」

 なんだかものの内部で、

 低く、低く生まれて、、

 私にはそのまま声をするものと思える、、

 なにが来て、

 今そのもののなかに差す、、

 ひとつの仕方、

 ひとつの改まりが、、

 身体を溶かす、

 身体を繋げている、、

 私は未明に咲いている、、

 どこを頼りとしてよいか、分からないまま、

 このつちの上に咲いている、

 

 ものが見事に、

 この風景のなかにふくらみ、、

 それぞれの姿をしたあと、

 またこちらへと渡る、、

 もののあいだ、

 液が素直に渡る、

 私はその光景を見ていた、、

 どこへ繋がるはずであるかは知らないまま、、

 ここへ来ていた、

 どうしたの、、

 うん、それは分からない、、

 惑う、、

 のち、作られ、、

 流れ、

 いくつもの形になり、、

 たしかめ、、

 今またこちらを向いた、、

 たくわえていたのだから、当然と言えば当然だ、、

 私は時刻を揺らし、揺らしして、きたのだった、、

 ここにその印、かけらが残っている、、

 そういう残ったものに、

 ある無表情で触っていると、、

 ここが確かではなくなる、、

 ここはどこか、

 知らない人の物事のように思えてくる、、

 そうして始まる、、

 あたしは低くなり、、

 このつちのなかにうわる、、

 ものだから、ものだから、、

 もう、

 眠りを手にする、、

 

 は、

 姿ばかり、あり、、

 ここにこぼれること、、

 ここに声の通うこと、

 今印という印を確かめ得ることに、、

 私はそのまま驚いている、、

 なにだろうここは、

 ここの時刻は、、

 なにをここに渡すのだろう、、

 あ、一を見た、

 姿の、一を・・・

<2341>「ものが来る、ものが来る」

 知らない、

 それが身体かも分からない、、

 どこにある、

 声かも分からない、

 どうか、

 どうにか、、

 来る、

 そして来たら、

 身体はこの辺りですか、、

 私はまだ生まれた辺りですか、

 小さな光景のそのなかにいるのですか、

 と、

 次々に声を掛けている、、

 

 どこから始まり、、

 果たしてどこへ、

 どこへ身体は傾いて行き、、

 私の姿というのを決めるのか、

 私は知っている訳ではない、、

 ものが順に巡る訳ではない、

 ほぐされて、

 そのさなかに生まれる訳でもない、、

 転変として、

 仮にこの命が静かな水を吹き上げるのなら、、

 そのなかをまた黙って行こうとする列に、

 私の体得は向かう、、

 この流れに向かわせる、、

 ひとつひとつが盛り上がり、

 私はここに居、、

 それぞれを見、

 それぞれの身体をたくわえ、、

 今にふくらみ、、

 今に一量を得、

 くれる、、

 次第々々に増えて行く、、

 もののヒの数と、

 私のさわぎ、、

 

 私はヒを剥いた、

 なかからまたヒが出てくる、、

 その光景を通過する、

 あなたは膨らんでいる、、

 長く、

 あたりまえの温度を保ちながら、

 次々に来る、、

 次々に走り、

 私を見据える、、

 その鋭さや、、

 長い時日のこと、、

 そのたくわえや、、

 身体が半分も沈黙していること、、

 しかしまた入れ、

 また喜び、、

 人間が半分増してくること、、

 穴があり、、

 そこからまた空気の通うこと・・・

<2340>「太陽にも分からない」

 まだ身体に棲んでいる、、

 ものを見、

 ひとりでその方向へ出、

 身体をあたためる、、

 私は膨らんでいるだけなのに、

 そこの身体、

 そこのヒの過ごし方、、

 いまや簡単に私はアクセス出来、、

 そこの言葉を聞ける、、

 漏れたいだけ漏れてくるので、

 私はリズムに合わせることも出来る、、

 この際に、

 身体を合わすとも、

 なにともしれない、、

 ひとつの情報が流れていく、、

 

 身体は流れていく、、

 垂れていく、

 そこからもたらされるもの、

 ひとつ消え、

 ひとつ聞こえる、、

 どうしてそんなところで遊んでいるの、、

 ね、どうして、、

 ううん、分からない、、

 私がどうして狭間に出たか、、

 それは太陽にも分からない、

 水にも分からない、、

 諸々が沸々として、

 ここへ出ただけだから、、

 なにか、

 ここから印を掴むには、

 しばらく時間がいるのです、

 一歩一歩深部へ、

 向かう、ひとつの歩み、、

 なにをあたため、

 なにを観察する、、

 私にきこえる声で、

 その全部を畳み込む、、

 あなたの姿はそこにある、

 あ、今の今だ、、

 ヒが、

 意味を知り始める、、

 

 ふといもののなかにすっかり入り、、

 私は停止した、

 、

 私は動いた、、

 言葉もまた同じ無関心、遠さで、、

 ここへ来る、

 ここへヒの姿をあらわして来る、

 私は計算する、

 計算をやめる、、

 数と数から、

 あらたな数がひろがり、

 私は、そのなかで、

 ずっと息をする、、

 こんなに確かなもので、場所と・・・

<2339>「水の中」

 私はあなたの水であったこの記憶とともにその地平面に立つ、、

 ほら、

 私は居る、、

 この地平面から立つ華の模様のその一つ一つが、

 終わりを知らないようす、

 私は居る、、

 私はヒのなかの水の静かさを知る、

 沈黙して生まれているもの、

 その様子、

 一度畳まれて、

 言語時は、腹蔵に畳まれて、、

 言語時はただもやもやとした響きを、

 水の中に立てるだけになる、、

 あなたはこの畳まれた言語時をひらいて、

 めまえにひらく、、

 身体がぱたぱたとする、、

 水のこごえ、、

 私にはその水の泡が立てる音がきこえる・・・

<2338>「情報時に着床するビージャ」

 果たして熱は、

 身体のなかにしかないのに、、

 姿形、

 私から、

 見事に爆発して、

 今ここに出来たばかりの人、

 もの、

 私は道を知り、、

 その流れのなかについていく、、

 遠くを知り、

 ひとつひとつが粘性を帯びてきて、

 ついていく、、

 あたりまえに知られた信号と、

 あなたの身体の箇所と、、

 どこへも膨らみながら、

 一量の行進、、

 

 私は過ぎたみたいだ、

 香を頼りにすれば分かる、、

 ここからは全て混ざっていく、

 どこへ着くのかも分からないまま、、

 ただ、混ざる運動がある、

 私は先へ過ぎている、、

 みたばかりのほうけち、

 あれた、、

 ものの角度、

 私は印として点滅し、浮く、、

 かなたを確かめ得、

 そこに続く、、

 私は時間のなかで一様に回転し、、

 そのそれぞれを確かめる、、

 あ、

 はたしてここにいたことは、どこに伝わる、、

 どこに振動を残す、、

 ビージャは、

 ビージャは、、

 私に何と言う、、

 身体は膨れ、、

 その全てそれぞれを吐き出すのだろう、、

 くぐったということだろうから、

 そのもの、、

 外へ外へ、

 時と時を貼り合わせて来るだろう、、

 

 情報時に別の命を持った、、

 そのもろもろを、、

 ただ今、

 私の皮膚も知りましたよ、、

 なんのことかは分からず、

 あなたはここに来ましたよ、、

 と言い、

 全ての身体が見えている、、

 その方面まで来た、

 これはもう当たり前に来ていた、、

 それぞれを見る光、、

 私が見つめられている光、それもそれぞれのもの・・・

<2337>「復帰、生起」

 水に着いたね、

 今知らないところから、

 身体ばかりが集まってきて、、

 ここに着いたんだ、

 どうなものか、

 もっと浸透を深めて行くべきものか、、

 しらないまま、

 身体は流れる、、

 次々起こした記憶のなかに、

 順番に入っていく、、

 あたしは時刻のなかで切なさ、

 この動きの起き方に、

 ああ、そうやって触れていた、、

 

 物事が戻る、

 物事が去る、、

 浮沈を見つめて、

 私は泡を手にする、、

 ここから物事の時刻が生まれて、、

 ひとつひとつ順に、

 声になる、

 ただ、あ、と言ってみせるだけ、、

 私には物事があった、

 反応が、

 こたえていくひとつひとつの部分が、あった、

 始まっている、、

 私は今更のように、始まっている、、

 見事に熱をたくわえ、

 ぼうやりとした視線で立ち、、

 また人間に復帰しながら、

 遊んでいる人のような姿が、、

 私はここにある、

 ここにあったものだ、

 うん、

 ここに生きる様子が戻ってきた、、

 なにかあたりまえに肌があったのだ、

 これは巡り合わせでしかないとも言える、、

 

 あたしは歩を進め、、

 身体のなかから浮くものとして、、

 ここにあなたを入れる、、

 あなたはすっかり入っていて、、

 ものを確かめたまま、

 ここで、かたまっている、、

 かたまっている人々のなかを水が行く、、

 だれもかれもそこに粘性があり、流れた、、

 ひとつの瞬間に、カラのようであり、

 また生まれた、、

 つなぎ目というつなぎ目が、

 順に生起し、

 無限を辿る世界、、

 ひとつの無限のなかに、

 あなたを見る仕方、

 かなたから始まって、、

 あまりのあるヒに、、

 見事に着いている・・・

<2336>「あなたの声に血で混じってしまう」

 お前の肌のあいだにだけ、

 声が準備された、、

 それは悲しくもおそろしい姿、、

 あたしの無関心の底の光の、

 怪しいうごめきから、、

 あなたの声のなかを通って、

 私は生まれた、、

 私は時代と全く違わない場所に生まれ、

 肉を振っていた、、

 今知らされるその自、

 今知らされるその事態は何だろう、、

 身体の騒ぎにあなたのその血のうめく声を、、

 接続することが果たして出来ますか、

 接続したらあなたはその声の内奥の秘密をひらきますか、、

 うごきますか、

 、、うん、 、、うん、 きこえますか、、

 私はこの言葉を通したらあなたの線、

 あなたの血流に混じってしまうと思う、、

 ねえ、そうでしょう、

 あなたもそう思うでしょう、、