2024-01-01から1年間の記事一覧

<3175>「日々はかたち」

あたしく、 等しく、 かかる、ひとしく、、 ひとあたらしく、、 ものともの、 みぞとみぞ、、 すべて運ばれる、 すべて運ばれてくる、、 かたちのない場所に、 なぜか向かい、、 なぜか興奮し、 しずかにおさまり、、 訳も分からず、 このつちでゆるぐ、、 …

<3174>「工事する、細部する」

ものすべて、 ひとつの握り、 ひとつのかいたいじ、、 ひとつのたましいと、 私の見事さ、、 私はうつろい、 ものからそばへ、 からだひくくあつめ、、 からださんざっぱら、 からだ行方見つめて、、 からだ元通る、、 ゆめ、 あたしは工事する、、 あたしは…

<3173>「はぐ、まきつく、誰の生活でもない」

あたし西方のはて、 からだたて、 またたのみ、、 またものころびころがると、 ひとりで言うとする、 ひとりで頼むとする、、 さいはての心情、優位、 水に浸かる場所、 浸透位、優位、 からだはじめて位、 またの名のなかを、 またかたまりからだ流す、、 …

<3172>「もの世界」

ひとかたち、 ものにあつめられている、、 わずかかたち、、 わずかにあつめられ、 あのひたい、、 あのみちのりのかたさ、、 かたちうしろむく、、 うしろふくたのしみ、、 どこからの想像、、 想像から、 まっさきに垂れていくこと、、 はなつ、 はなつ先…

<3171>「はだし‐はなし‐あし」

ひとはひとつ、 ひとつかたちむき、 ひとつからだたしかめて、 ものしらぬ向き、、 ものからだにたてて、 ひびの装いのはて、 かなたからすごしにきた、、 まだとどかない場、 まだきこえない場、 あるく、 かたむける、、 からだの西方へ、、 もの、 ものが…

<3170>「ひとがひとり生える」

ひとり立つ、 水が立つ、、 あたしは波紋、、 あたしは渦、 あたしはつめたいヒのなか、 ヒのすごし、 分かれていく、、 わずかにくらんでいく、、 たえずかき集め、、 たえずかえっていく、、 まだヒも短い、、 ヒの最後方のなかに、、 あなたがくぐり、、 …

<3169>「あなた背負う、私飛び跳ねる」

からだそえ、 そえながらはた、 はたものみてから、、 みたからだ、 すごく粉微塵、 ばくはつの記憶、、 あたし過ぎて、 過ごしたすぎて、、 すくなくもまたここへ届くように、 ひとつひとつ投じる、、 あなたのながれに、 これはひとつずつついてくる、、 …

<3168>「からだ全面的、宇宙再停止」

ひとはふたり、 ふたりひとひとちがい、 ふえてたくらみ、 ふえてかずかぞえ、、 かずうたううたのした、、 うたのしたからそら、、 そらひとつひいでて、 からだかいてきた、、 からだもくろみ、、 あなたふたつとない、、 ふたつとどく宇宙、 宇宙再停止、…

<3167>「かたちまだか」

あげて追いなそとの熱、、 かけたらかけたで、 またそれに巻きつきな巻きつく、 からだからかくれてそと、 そとからまたあらわれて、、 あらわれてあらわれてまだ外、、 外から細部、 細部から次々に更新、、 次から次へ見て、 見ているものの姿の、 その底…

<3166>「ひたいひふ」

ねえその、 たくらまれたひとつのひたいから、 ものごと、 ものはさむいろやことが、 すでにはじまっていて、、 あたしは、 そっくりそのまま、 もののなかにいる、、 ものはこぶなかに、 ひとつの層と、 ひとつのかいたいと、 わずか揺れ、 わずかフォーム…

<3165>「かたち立つ、泡、たつ」

ひかく、 もの少し飛ぶ語る、、 わくの、 あなた漏れる漏れるなかに、 ひかくてき、、 少ない声と、、 水のとおる気配、、 水のひたいや、 したやをたたく気配、 あなたがたどる道、、 道まだ生まれていて、 少しそのそばを通る、 軽やかすぎるくらいに、、 …

<3164☆>「所感(3)および所信表明」

どこから、何から語り始めたらいいだろう。 『悪人正機 (新潮文庫)』吉本 隆明,糸井 重里,他私のバイブルです。ずっと読んでいます。今日は私にとって特別な日です。生きる道筋を与えてもらいました。ありがとうございます。自分との約束を、吉本さんとの命…

<3163>「ものかたい、ものよごれていく」

あたしのたいの、 ものかたいくつの、、 もの次第に、 ものふれまわる、、 もの時代のなかにあって、、 なぜかかたまる、、 なぜかふたつの時刻を数えている、、 あなたにはその、 しずかなともしび、、 しずかな気体、 あたしはゆびを出し、 からだにきける…

<3162>「一点一歩」

笑わすと、、 なかのあみから、 少しずつ時刻が、、 あるあたりまえのもののさばき、 そのさばきのなかに、 順に入る、 順にまぎる、、 あら少し見つめている、 それはあたたかい、、 それはかたりあい、 もののゆく姿、、 ものから一点、、 一点を生みなが…

<3161>「声の隙間、」

声の隙間、 あたしから染みて、、 また言う隙間、、 したら試みる、、 したら身体どこか、 放ったままにしておいて、 ゆっくり見る、、 ゆっくり声かける、、 あたらしい日にち、、 よく集まって、 よくはなし、、 よく転げたあと、 どこへ用意されてある、…

<3160>「ヒ、水、かろやか」

おう、 なにかが少し、 絡み出すと、、 私はそこの、 しずかな時間ばかり引きずる、、 順に見て、 転げまわるばかり、、 あたしは訊く、、 どこへふくまれるのがいい、 ながいながい記憶、、 もっとあつまり、 もっと集中しながら、 あなたはここに、、 あな…

<3159>「血、問う、音、問う」

かたちまわる、、 幾分の血、 幾分の消しかけ、、 命の蓋、、 あいだからながれ、まわる、、 ひとみの者たち、 ひとみにかける者たち、 あたまを剥ぐ者たち、 言葉なかに集う者たち、 からだ立ちはじめ、 からだ流れろ、、 あちらへ揺れ、 こちらへ揺れ、し…

<3158>「手、かたち」

あたらしいヒに、 わずかふるえ、 わずか見て、 ものは見事、、 ものともる、、 もの少し通る、、 あたしの視界の、 すでにはれたところから、、 少しヒが、 少しもぐりこんできている、、 少しかいたいして、 少しふくらむ、、 あなたあそこ、 あそこ少しか…

<3157>「私、最終」

あのね、 かこもなかにあり、 みなうれしい、 みなうたい、、 みなよそもの、 からだはじまり、、 あたしの常の、 常のヒのよろけ、、 常のヒのよろこび、、 あたらしいヒの角度、、 かたちの燃え方、 ゆっくり、 ゆっくりそとに、、 あたしそとに、 ものが…

<3156>「ふえる‐へる‐」

身体知らす、 あてのこと、、 ここにただ液ただ水のもどり、 ここにあへず、 ここからふくれ、 ここふくれ、、 ここひろくかさなる、、 ここだここだここだ、、 あたし‐快‐ひろがる、 あたしひる、、 あたし少したべる‐ふえる‐へる、 少し呼吸、 少しはやい…

<3155>「もうすぐ来る」

はれの、、 よく呼吸たれの、 だれのかたまり、、 だれの姿あなたかたまり出す、、 あなた姿、 あなたふくらんでゆくヒは、、 しずかなヒの道、、 しずかなうつりビ、、 しずかなたましい、 しずかなうたいじりの、、 さなかに、 あなたなげて、 あなたかわ…

<3154>「あたし‐ひと」

来た一等、、 からだ隠す顔隠す、、 むらす、むらす、、 しげみ少し水分、、 あたし‐ひと、 あたしいくらもするひと、、 ものただ喜び、、 喜びのなかの育ち、、 あなた‐視線、、 全てを見つめていく、、 全てが絡まっていく、、 ひとはからだかえる、、 か…

<3153>「私の脇腹は粟立つ」

知らずに燃える、 身体どこへなの、、 あたしものすごい時刻の、、 その端に立ち、 ながめやるながく、 ながく育ち、、 大きくなり過ぎた、、 私の脇腹は粟立つ、 私の脇腹は粟立つ、、 いち風景、、 いち環境、 あたしがまっすぐに見、 まっすぐに回転する…

<3152>「なかでながくながめなにかぬめるね」

あたし姿あらわれてまた語れ、 またはじけて、 またふくらみはじめて、 地下へ、地下へ、 からだふくらんで語れ、、 からだ奥の方へ、 あたし汗出し、、 あたしその形になり、、 ものを見て、 ものから先へ、、 先を見て、 ひねる身体、、 ひねりはじめる力…

<3151>「場面複数時、一量、そこは沸騰」

まだ身体通し、 ふたつの見通し、、 ほしいまま、 全て手を、 全てそのリズムを、、 あるかれた場所、 身体の向こう、、 身体向かう先、 等しい情報、、 私は惑い、、 それからさらに先へ、、 求めていく、 求めて求めていく、、 ひとつひとつが光り、 ひと…

<3150>「これは重さだ、眠気ではない」

色、さぐれ、 少しさぐるだけでも、 ぐっと深くえぐれてもいい、、 どんどん奥へ、 そこははしたない匂い、、 人間が、 素顔のままに、 ただ投げ出されている場所、、 あたしはいくつの通り、 いくつの季節、、 からだまたたたみこんでいた、、 たとえようの…

<3149>「しずかな視線」

しずかなかたち気体、 気体のうら、、 もっとこえ気体、、 ふるえること、、 ふるいふるいながら、 もっと先へ、、 からだから先へ、 一歩一歩流れている、、 流れてはじめて、 ものみなひとつの量、、 重み、作られて、、 私は奥、、 私はそこのなかの、 見…

<3148>「どこ時刻、どこ快晴どこ生まれ」

行方が、 またたきのあいま、 少し、 行方が、、 あたしは道路を見る、、 まだただの呼吸、 ただの人々、、 そこからしか生まれない、、 そこからしか、 あなたの存在は来ない、、 少し食う、、 少し始まる、、 どこからかきこえることの、 意味を少しずつ集…

<3147>「少し掬う、掬え」

かなり先に、、 まだ粒だったものが、、 水を受け、 少しつひらくのをみると、、 あたしも一本の糸だったのだと、 感得する日が来る、、 ここは声が届く場所だったのだと、 私には触れることができる、、 私はものをひとつずつ見て、 少しあたりを確かめて、…

<3146>「しずかなふたつの日々」

なかのかいたいした、、 あなた破片、 あなたブロークン、 なかに残る液、、 あなた滲む、、 あなたもののなかにとどまる、、 私すなおに、 少し緊張する、、 少しふるえる、、 あたしまたもののさいごに、、 つらなりつらなりして、 私静かに渡す、 渡して…