通る人々の声があった、、
私にはホールがあった、、
受けいれていく器、
あなたには振動があった、
あなたには声があった、、
よくきこえている、、
生命のために、
あなたは振るえている、、
あなたはこちらに存在の全てを渡している、、
存在の下方から、
こちらに声を振ってくる、、
あたしは手で掴む、
(あたしはビールを飲む)、、
その場にいたこと、
その場で振動粒の、
ひとつやふたつを持ち帰ったこと、、
私はどこに住み、
何の仕事をして、、
どうやって生きているか、
一瞬分からなくなる、
そんな空間に出ていたようですよ、、
あなたの姿が、
はっきりとここへ出てくる、、
そんな場所にいたようなんですよ、、
あたしは震えていた、、
思いのいくらかが、
自然にここらへんに流れてしまって、、
あたしは新しい、、
からだの膜を欲する、、
やさしい時間、
やさしい歌だったじゃないか、
ねえ、、
あなたの温度は、
私には懐かしい、、
しらない旅行先の、
風のなかに私の気体と、
液体を混ぜていく、、
それで粒になり、
それをいくらかなんのきなしに吸う人がいて、
誰だかしらない人として、
私を夢に見る、、
私は夢に見られ、、
いくらか身体の先に浮かんだあと、、
あたしは相当数の存在に、
いくらもまぎれていく、
いくらもはじまっていく、、
私はつとめ、、
からだのなかにひとつひとつなおっていく、、
きこえる?
トーンが、、
私は回転する、
全てがリズムになる日、
全てがリズムになる一日、、
私は行く、、