2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧
あなたがまだこの液体のはじめ、 あたしが進んで、 なかに進んで、、 ただ一にも二にも、 それを含んでいるとき、、 あなたの目の光が変わり、、 私は記憶を数える、、 あたしはまだ宇宙の端にいて、 ただの時刻を数えるだけ、、 順番に、 回転しながら、、 …
最もしずかな場所で、、 ここには、 私とあなたとしかいない、 私が、 現実を、細かく時間で割って、、 ひとつひとつに、 気づいたり、 気がつかなかったりしながら、、 生きていた時間は、 今はどこにもないように見える、 この場所です、、 同じ道を歩き、…
赤い肉の、 何重にも何重にも剥けた先、、 あたしが通る、、 ここはひたすら太く、、 あたしが通っていること、、 それひとつ自体は、 なにが招ぶか、 誰が招ぶか、分からない、、 それでも、 駆けて、駆けて、駆けてゆくと、、 しらずに身体が盛り上がって…
まだ、ただのあたしの肌が揺れている、、 あたしにはそれが、 生きている、、 あつい水が流れていた、 そのヒの時刻に戻る、、 まだ、、 ひそかな予感をもち、、 回転して、 水の量が増えて、、 まだあの頃には、 知る由もないことが、 いくつもあったことを…
あたしへ向けて、 しずかに流れてきたもの、 あたしはそれを、 いちどきに全て理解して、 返すことはできない、 しかしながら、、 それら波の意味を探り、 徐々に徐々に、 返していこうとおもう、、 そういう方向性だけは、持ちたいとおもう、、 全てを肯定…
あなたにはあなたの土台、 私には私のうたい、 からだのつくり、、 あたしは管で、 どこまでも垂れる、 どこまでも畳み込める、、 からだはながく、 あたしはみじかい、、 あたしはいのちを蹴り、 いのちは太陽を蹴る、、 太陽は、 生まれた場面を読み、、 …
起きたこと、 持ってきたものが、 全てなしになる訳ではないんだ、 むしろ濃くなる、、 それでも、 付き合いが上手くなる、、 もう長いこと一緒にいると、 私は、 最初のコミュニケーションで素っ気ないのに、 後からはそうでもないのに、 純粋に、驚いてい…
選択肢が、、 良い方向になら調子に乗る、 悪い方向にならへこます、と、 その二択だったのです、 だから、 陽気な場所でははしゃいでいなければならないと思っていたし、 真面目な場所ならば、 自分をヘコませていなければ、と思っていました、、 でもそれ…
身体が持っている流れが、 徐々に変わるように、 私は、 日の辺りで構えている、、 実際的なことが、 とても身近になってくると、、 ちょっとそこから浮いた、 抽象的で、 空想的なことは、 一瞬私に関係がないかのように、見えてきますね、 でも、 そういう…
あたしがなにか空白の場所に出たようで、 ちょっと方角も、 目的も分からなくなるタイミングが、 必ずあるのですが、 それは踊り場のようなもの、 私はただ、同じ階段にいて、 次の階へ行こうとしています、、 そういえば、 春の、 この雨のとき、、 感じる…
ただ遊んでいただけなのに、 気がついたら夜になっている、、 ただ同じことをしてきただけなのに、 気がついたらまったく別の場所へ来ている、、 あの人も、 あの人もあの人も、 帰って、 また消えてしまう、、 私はまた遊ぶ準備をする、、 また同じことをす…
まだ生まれたばかりのからだがあるのに、 あなたは、 それを集めて、 喜びに浸り、 ゆっくりと眠りについていた、、 ね、 現実を捨てるということに挫折し、、 あなたは、 現実のなかに、生きることとなった、、 そむいても、そむいても、なお、 受け入れて…
はしゃいだり、 ふさいだりするもの、 それらにまたがり、 少し奥で、 ただそれらを見つめる、、 ただ見つめながら、 意地でも進める、、 黙って進める、 そんな存在の核を、、 求めることができるだろうか、、 いいや、 求めずとも、 あたしはそういうもの…
もしかすると私は目覚めて、、 新しい肺から、、 いくつも空気が流れ込んでくる、、 私は、 その機会のなかの興奮、 機械の沸騰のなかにいる、、 はじまるからだが、、 私が脈を打ち、 透明な線に乗り、 管を見せ、 状況へ向けて、挨拶をする、、 私は身体の…
あなたもまだ知らないうちに、 はっきりとなかに入れ、、 そのかたまりのなかで、 私は上手く混ぜられている、、 どこが最初、 どこが最後、、 あたしは、 あの皮膚にうまく巻かれて、 内語を発しつつあった、、 うまく残せた身体に、 あたしはこれを、 いく…
私は気がついているのか、 気がついていないのか、 迷うまま、、 からだはしずかにあり、、 日々はあり、 水は流れ、 あなたはともにあり、 別の作業をし、、 私は歳を取り、 頭がしずかになる、、 しずかな営みに目を向ける、 外に出ていきたくなる、、 師…
ひとつの身体のなかに、 まだみたこともなく、、 あなたのかげりと、 関心の中心とが、、 ゆっくりと、 滑るようにして、、 私のお腹のなかへ、入ってきます、、 ああ、 なんだかこれはとてもあたたかいはずで、、 私から、 日々の流れを見ては、、 適度にあ…
お前は間違いだと思っているのか、 間違いだとされていることに、 身体を合わせているのか、、 模倣していく、 あたしはただの空間になってゆく、、 複数の肌、 複数の眠り、、 あなたは、 溶けることを夢見、 溶けることなどないということを承知して、 こ…
あなたにはまだ知らない水が流れているはずよ、 そう音声は言う、、 あたしあなたのこどものころのことだもの、 なにが、、 ここへ入って、、 しずかに湧いたままでいるの、、 だれ、、 あたしがしずかなのが どうしてか分かる、、 私には分からないな、、 …
シアターマーキュリー新宿にて。 [明日〜]立川吉笑二ツ目ラストイヤー『新宿単独'24』2月9日(金)19時開演@新宿マルイ本館8F・シアターマーキュリー前売予約2500円(整理番号付き自由席)出演:立川吉笑当日精算のウェブ取り置きは https://t.co/QnOnuLv4A3… …
この奥に、 何かがあるとは思えなくて、、 私は、笑ってごまかしていたな、、 あなたもまだ随分と先にあると思っていた、、 私、 そんなに見ていたの、かな、、 とこぼすあなたが、 しずかに吐く息から、 生まれる時間を、 私は、 懸命に、 ひとつ、ひとつと…
あたしはなかのみちの、 そのはっきりと印が出ているところへ、、 私を招び、、 いくついくつと数え得ぬ、、 からだのつくりに、、 まだ、 出来たばかりの声を巻いていく、、 出来たばかりのあなただ、 私は指が入っていく、、 ねえいくつ見える、、 これか…
アマプラにて。 www.shochiku.co.jp 「彼女の想いで」「最臭兵器」「大砲の街」のオムニバス。 ・「彼女の想いで」 三作の中では一番好きでしたね。コンセプトが良いというか。 宇宙の片隅に、記憶を保存する機械が浮いてて、現実の人間がその幻想世界のなか…
はだかになった肌のまわりへ、 まだお前はつく、 お前は生える、、 生えたら生えただけ、 その生まれたままの匂いを発していたらいい、、 この無感に伴う揺れと、 あなたの仕草のなかに、、 私は、 戻ってはいけない場所、 戻りたい場所を見る、、 あたしは…
さわぎのなかのからだへはいって、 わたしを招ぼう、、 わたしからすぐにつながってくるとも、 なにとも言えず、、 わたしはからだになにをつなごう、、 ああ、 あたりまえの水の流れから、 日時が生まれて、 生活が起こって、、 あたしはまだ見たこともない…
お前が知っている身体には、 この呼吸が入っているのか、、 さあ、 それはどうだか、分からない、、 ただお前の果てに、、 静かに埋もれていく、 ひとつの言葉があるらしい、、 お前は浮かれている訳ではない、 真剣な訳でもない、、 ただここに集まる姿なの…
私は、 ひとつの大きな失敗を、 失敗と認められず、 いつも、常に、 その影響の下にあったことが分かるまで、 十四年かかりました、 私は、 物分かりの良いようなフリをして、 人を、置き去って、 身軽になったつもりで、 実際は、1人、 いや、おそらくは2…
あたしがすっかり沈黙してしまってから、 ここに漏れることは、すべて、、 また手の中にしまえる、、 ただの、 ひとりの光景だと、 私に知らされるものの、 その底に、 ゆっくりとのびていくのを、、 まだ長い、 長い長い場所で、 ゆっくりと見ています、、 …
いまわのそのしずかな色に、 あたしも染まる、、 あたしは、同じ地面にいて、、 ここの、匂い、、 ちょっと日が多く、 そのことに安心しているのが分かる、、 あたしはくらみ、、 水をのむ手をさがす、、 さがしているうち、 いくらかは、記憶のなかに、とけ…
ねえない、ないの、 ないぶの、 内臓の、その、中心に、 あなたも、また、 からだごと戻ってほしいの、、 私知らなくて、、 こんなに水が豊富にあって、 全部流れるのとか、しらなくて、、 もうとっても分かったし、 だから、 戻ってほしいの、、 戻ってまた…