2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

<2289>「時間に座る」

時間的にここへ、 当たり前に住んだと思われたものたちは、 はたしてどのような姿でここを渡り、 生まれるのか、 私には定かではないのだが、、 ひとつの声をきき、 今にはじまる、、 身体が全てこちらを見ていて、、 順に順にあらたまっているのは、 おそろ…

<2288>「詩との出会い」

自分がいつ詩に出会ったのかを考えてみた。 明確に意識して出会ったのは、中学生のときの相田みつをさんだと思う。 親にどう説明したのか、何を話したのかも憶えていないが、中学生の時ひとりで、国際フォーラムの美術館に赴いたはずだから、相当確かな出会…

<2287>「秋葉原事件のこと」

shirasu.io シラスでつちやさんの放送を見、久しぶりにこの事件のことを思い出した。 当時、この事件のことを何か現実感の乏しい、不思議な現象として受け止めていたことを想う。 放送を見ると分かるように、加藤さんの生涯は暗い。 母親からのあからさまな…

<2286>「試し酒と虚空蔵求聞持法」

試し酒という落語がある。 近江屋の旦那が外回りの一環で、ある店に寄り、そこの旦那と二人話し込んでいる。 そこの旦那は近江屋の旦那にゆっくりしていってくれ、久しぶりに一杯やろうと言うが、近江屋の旦那はまだ仕事もあるし、外に下男も待たせてあるか…

<2285>「笑んだ、身体をおもう」

あたしは肌の真正面に居、 その、素朴な時刻に沈みました、、 ええ、 どこからどこまでも通り、可能になる、 そういった場所で、 いつも過ごしていました、、 ここはどこだろうか、、 困惑する人の列のところまで、 はっきりと入って来ていて、、 私は、驚き…

<2284>「一の日、ものの」

ものに続き、 どこまでも触れるとき、 身体が起きて、、 ああ、その入り口の、 うん、しっかり覗いてください、、 順に、順に動きますから、 そうしてこのたらりとした、 静かなたくらみの、 なかへ入る、、 いまみたような、 身体の入り口へ、 素直に入って…

<2283>「最大音」

一場の夢のなかで、 私は、 不動の振りをする、、 ふん、 身体に端(ハタ)はなく、 三千の、 夢の振りをする、、 あたしは体温で、 この場に踊り、 四方を見渡す、 そこに、草を見る、 地図を見る、、 当たり前の存在の、 ここに行き来することを、、 そっ…

<2282>「道は光なれども」

これは光で、 身体はこれぐらい、、 ここは道、 道は光なれども、、 身体はどこ、 どこにこのもののそのままの音がある、、 次々に来て、 私は惑い、、 惑うなかに住むもの、、 私が次々に来て、 あたしは揺らぎ、、 揺らいだままになったら、、 ここはどう…

<2281>「巡る必然」

そうだな、 掛け声ばかり無限に続く場所で、 私はあらわれて、 流れをいくつも用意する、、 生まれたてのこと、 それぞれの歩みから、、 あなたは滑って出てくる、、 ものの方向、 私ははっきりと見、、 なかに順に、 ん、 妙に柔らかい、、 ぶくぶくと、 つ…

<2280>「水は主」

どこにあるもの、 これは、ねえ、どこに、、 なんだか甘い、ひとつの根を分けて、 じっとそのなかへ、出てきたのだねえ、、 私は見ているけど、 正面、 身体は確かに浮いて、、 私はどこからこの声を掛ける、 どこから掘れる、 どこから続く、、 この糸の真…

<2279>「形のなかへ」

あなたは見事にこのなかに、 混じり、 同じ形をし、 完成し、、 行く姿、 わたしはそこに宇宙大を見ながら、、 ふう、と身体を整える、、 なにだ、 この信号で始まっていた、ということか、、 それは誰を握る、 いいや、 あなたを摑まえる、、 このはげしい…

<2278>「普通時のまたたき」

あたりまえに、 あなたはその印のなかで、 膨らみ続け、、 あたしもその印を見つけた、と言っては、、 はしゃいでいるところへ、 まっすぐに駆けました、、 これはなんという回転、 なんという月日のなかなのでしょうか、と、、 ひとり疑問におもう、 ・・・…

<2277>「たくさんいる、たくさんある」

あたしは知る、、 それはもののなかにある、、 いくらでもある、、 いくらでもあれば、、 次々にくれるほかはない、、 私は受け取る、 なにだ、 なかになにが入っている、、 なにが入っていても、 私は取る、 私はそれを取るのだ、、 あたまのなかでそれは回…

<2276>「悪をシ、声をしがむ」

その男の手から、 今まさに漏れ、、 今また全てを変える、 変えた身体から、、 あなたは光り、 あなたはまとまる、、 うん、 私は馴染んできた、その空間に、少し、 始まってきてもいた、、 捨てた人として、 ここにあらわれること、、 私は何を嘆いたらいい…

<2275>「舞台はその人を吸っている」

そのはたのこと、、 一の、 その知られた世界のこと、、 あたしは、 そのなかで泳ぎ、 今さらのように身体を手にしている、 身体を迎え、 今ここに、 集まりたいだけ集まっている、、 その夢幻の、 身体の理を知りながら、、 あなたはそうして、 静かに出て…

<2274>「なにか言ってもいいのに」

物をおもい、 そのなかで過ごす、、 私は身体のなかでおもい、 つながる、 いくつもに線があり、、 その通りに渡していくのだ、 どこからあるか、 その存在はどこから来るのか、 全く確かではない、、 全く訳の分からない状況下から、 汗は飛んでいく、 身体…

<2273>「『さかなのこ』~狂狷の徒たる母子」

映画『さかなのこ』を観た。9月24日に観た。 岡田斗司夫さんが紹介していて、気になったので観たのだが、確かに観終わった後ずっと、なんだか分からないけどずーっとざわざわざわざわして、落ち着かない、感動なのか何なのかよく分からないものがあり、私…

<2272>「『わかりません』を見ました。」

池袋シネマ・ロサで映画『わかりません』を見てきました。素晴らしかった。 threefivethree.hatenablog.jp この方のブログを読んで、どうしても見たいと思いました。 以下、感想と言うか紹介と言うか、書き殴りを。 この映画では、大きな事件ひとつ起こる訳…

<2271>「湿り、生む」

お前はまた手を、、 振動を、 云々する、、 その場所へひとつ、 自然の仕草で漏れてくる、、 果て、果て、、 果てはどこ、 あたしは流動体、 ものにさわぐ、、 からだが徐々に集まり、、 あたしたちはじっとしていた、 うん、湿っていた、、 それぞれの息、 …

<2270>「ウン、ミンバラ」

身体がそこ、 うん、、 一度の振動のなかで、 ふいに、 底まであらわになって、、 私はまた言った、 しずかな、 その風景の場所まで、 知らぬ声でかけて、、 また居る、 またそのたまのなかに、 あなたは自由に光り、、 身体を分けて、 ここまで来るのだ、、…

<2269>「あたしはなにかとなにかのあいだで揺れているのではない」

なにを見、 ひとつで揺れて、、 あたしはたくわえる、、 さあひとつひとつに、 出向く、、 わたしはただ、 水の線のところまで来ていて、、 そこでうなずく、 ああここがそうか、 と、 ひとりうなずく、、 例のように、 またここへ、出て来たんですね、、 私…

<2268>「私は永遠である、」

日常に走り、、 身体は流れ、 それぞれで生まれる、、 それぞれの時日、 私は進み、 身体は眠る、、 あ、 今ひろいところへ出た、、 なにが寄せて来た、 私ははやく生まれたい、、 身体ごと眠っていたい、 つながる、、 あ、 これはひとつの線だ、と、、 ど…

<2267>「底、方向」

あたりまえにこの線を見つめる、、 そこからしか出ていず、 じっと見つめる、、 見つめて、穴、知らぬのに、 ここに育ち、 たしかな空間のなかで、 声をかける、、 あたしはどこから来たのでしょう、、 ごくあたりまえの速度で、 戸惑いながら、 言葉をくれ…

<2266>「行者、点、毒」

行者は人間の糸を辿る 悪時を辿る その隙へ出てくる 行者は真であり 私は点であり 点は毒であり 毒は私である 私は行者か 行者は眠りにつく 行者は一点で 行者の毒 毒を吸い 水に浮かぶ。 スクラッチする 時刻を、 刻み始める 異常な熱で、刻む、 彫る、 ス…

<2265>「印、あたたかさ」

あれ、 ここにいた、、 何を、 何を見て、ここへ来たの、、 うん、分からない、、 私は固まって、 その先を見ている、、 、 ただ、 ただ、静かな言葉がするの、、 うん、 うまれたばかりのところでね、、 あ、うん、、 あなたはあたたかいね、、 私は衝撃に…

<2264>「妙なあたたかさ」

いまはまだその日の、、 身体をそれぞれに、 持っています、、 ひとりで、また、、 そのなかに入りましょう、 あたしはじりじりとした、、 風景のなかに居て、 いまを、招んでいます、、 素直に来るかしら、 あたしは果てで待って、 その音をきく、、 ほら、…

<2263>「浸透し、沈黙し」

さあ駆ける、、 駆ける駆ける、、 こんだ時刻のように、 このなかに始まり、、 私は見ている、、 静かな表情をここで見ている、、 私は放つ、 そのはたの回転、 私と知らずに、 生まれて、鳴らせる、、 あ、 今にこのものの浸透が、 大きなトピックとしてあ…

<2262>「物の味にさわり」

ひとつかみの、、 あ、 これは潤いのなかなのか、、 あたしは果たして駆けていくばかりの、、 その光景により、、 私は見る、、 物事の隙間、、 ん、 (ン、ン) すっかり入る、、 知らない、 少しは知っている、、 あ、 近づく、、 ものごとのなかへ、さら…

<2261>「なかへ、来る」

あたしは浮かんで、 まず、 それぞれのなか、 それぞれの長いなか、、 身体を集めた、 もののとおるなか、、 私は揺らいで、 言葉のなかを通るはた、このかたわらから、、 滑るなか、 私は内を見た、、 遥か先にあった光、は、 現実のここにある、 あなたは…

<2260>「声の膜の奥へ、」

はい、 ん、なんだ、、 私から声がしましたか、、 いいや、しかし、、 不思議な場所へ、出てきている、、 それから、かなり揺らぎ、 私は、ヒのなかに膨らむ、、 あの回転時、 どこまでもそれを見ながら、、 私は来た、 当然その空気に、 身体は応えている、…