<2944>「からだはもうゲストではない」

 振動が、

 あなたの底の方で生まれている、、

 それぞれに分化して、、

 互いの色を出しながら、、

 かるく、

 存在は生きている、、

 つぶれることを、

 あらかじめ想定しているような軽さ、、

 あなたはここに来て、

 多量の汗をかく、、

 やっかいだな、

 やっかいな場所に出る、、

 あなたの風、、

 あなたの風は緑色だけを欲している、、

 

 あたしにはそれぞれの日々が、

 集合して、

 ここはどこなのと、

 しずかに告げている、、

 しずかにものを巻きながら、、

 からだは言っていく、

 あるあたらしい時刻に、

 あなたは目覚め、、

 あなたはつなぐ、

 私にはしずかなゆらめき、、

 しずかな感慨、、

 しずかな人々、、

 しずかな人間、、

 私ははしゃいでいた、、

 そういうものが、

 全て静かに見守られていたこと、、

 あたしはもうゲストではない、

 あたしは大変な水に、、

 しずかにつかっている、、

 今や、

 この内自の労働と、

 外の労働とは、、

 自立して、

 お互いを活かし合っている、、

 

 徐々に人間が変わることもありますよ、

 そういう方向を持とうと決めておくだけ、

 今すぐには変わらないかもしれないが、、

 そういう方向に、

 移ろうと決めておくだけ、、

 時間が重なること、

 あたしは身体を作ること、、

 ものが、

 どこからでも簡単に、

 あらわれては消えること、

 私は存在に、

 ちがいないと思えること、、

 あたしはさびしいのか、

 どうもそうだが、

 そうだけとも言えない、、

 日が回転する・・・