ええっと、
ただ身体がおし出した、、
まだどこへ着くかも知らない、
空気が、
この空間で遊んでいる、、
あたしには、
しずかな、
まっしろに集まった景色が、、
ここに浮いている、
ここにただばらばらに吐かれている、、
あたしはこわいかこわくないか、
それすらも定かでないまま、
あたしは水や水や、、
ひどい時刻の、
ぎりぎりのところで完成する、、
からだがただたちきられ、、
しぜん光が底からさして、
あなたは完成する、、
あなたは美のはたでひとつの膜を取る、、
膜があなたにも生まれたこと、
膜があなたの泡立ちのひとつひとつを受け取っている、
あなたは流れていく、
かるく、
からだが流れていて、
水ばかりであることを知るものとして、
あなたは存在の中に、
こうしてあった、
こうして生まれきっていた、、
きっとそんな存在などなにも、
本当になにもしらないころから、
あなたはここに用意されきっていたのだ、
あなたは存在の泡たちに挨拶され、
ここに生まれきっていたのだ、
見ろ、
ひとつの液の検討が始まる、、
その場の香り、
その場の形から、、
しずかに続く集中がはじまる、、
あたしはそうして、
つめたい地面にとらえられ、
そこに寝転び、
固有の、
振動の辺りを探すことになる、、
その回転数に耳を澄ませながら、、
あたしは角度を持ち、
あたしはカタコトと鳴る、、
からだのかたちのひとつひとつ、
そのさなかに、
わずかに、
かたまった私を流していく、、
だれだ、これ、だれだ、
だらだらとながれて、、
ひどく、、
しらないここちするだろう、、
私は、真剣と、眠りだ・・・