2022-01-01から1年間の記事一覧
あと何年生きるかによって、大体読めるはずの本の量ってなんとなくわかるじゃない? そうするとさ、とても不安になるというか、焦るよね、早く読まなきゃって。 あと何年生きるかによって、大体書けるはずの文の量ってなんとなくわかるじゃない? そうすると…
ものにさわると、 そのまま、 しずかになり、 生まれ得て、、 ここがどこであるかを知る、、 私はもののなかを探る、 ひとつひとつの姿で、、 どこまでも重く、、 どこまでも平らな物事の、なかで、、 どこまでも平静を保ち、、 今はっきりと前へ、 知ってい…
声だ、 ・・・ 私は水を運ぶ。 私は、存在のために、水を運ぶ。 声だ、 私は水を運ぶ。 ん、 これは、行時だ、啊だ、 身体のなかだ、 行時の声がここに、 これは行時だ、 、、 身体を矯めろ、 タメろ、タメろよ、 分節、うん、 分節、うん、、 分節は、行だ…
しかしここは、、 一体どこからの姿だろう、、 私は、この疑問のなかで溶け、、 また時刻を踏む、 なにだ、 からだがはじまって、 ここに紛れることもある、、 あたしは空間に手をやり、 そのままの姿勢で、 こちらへ歩を向けてくる、、 あたしはどう言葉を…
あたしは空域で、 身体を漏らしているだけであり、、 どこまでも振るえ、 そこに、 揺らがしているだけであり、 この声をおそれ、 そこに、 跳ねているだけである、、 ものをそこに見留め、 次々身体になるだけ、 次々、今、私の、、 光景になるだけ、、 そ…
あたしは死んでいない、 というのは、 文字の言葉ではない 一粒のなかに、 あなたが全てあれ、 あれるから、あれ、 私は待っている。 僕は言葉ではない 僕は、溶液では 液ではない、 染みたものでもない、 水も知らない、 ただかわいて、 空間に、 言葉でな…
あなたは、呼吸がしやすい、、 その方途のなかで、 何度も、 複数時にさしかかってくるのに、 私は、ここにいて、、 ものごとのなかで、 この仕草をする、 この仕草をひとつひとつの身体へ向けていて、 それは新しい、 あなたの響きとして、新しい、、 ごく…
内容が、さわぐ、、 今、 この時を知って、 どこまでも、 内容がさわぐ、、 私はそれぞれの方向を見、 しずかなヒのなかで生まれ、、 身体を取り、 その、 ヒのなかで、揉まれ、、 次々に新しくなること、、 身体の進み、 次々に生まれては流れること、、 あ…
あなたが呼吸を持っていて、 ヒにそっとあたる、、 なにかが身体のなかから、 まともに漏れてきて、 私はそれを頂く、、 その時刻に重なってくる、、 なにがその響き、 私はもののマにひとりしずかに、、 身体を寄せる、 おい、 ・・・ ん、、 小さい水だ、…
そのものの形、 私はひとりでその穴に、 ゆっくりと入っていた、、 どこかは分からないまま、このなかへ、、 私が潜ったのを、、 どうやって確かめよう、 それには声を当てていればいい、 この場へ見事に散らばるように、声を、、 上手く響いたのか、、 うん…
まともに色を見、、 その身体に合っている時刻の、、 そのなかまで来た、、 あなたが覗く、、 その世界のなかまで、、 私は白く、 物事が回転するところを、、 順に、順に、 渡ってきているのだけれども、、 これはどうしたことか、 ひとつの細胞から、細胞…
順に、身体を持って、、 この場へ、参加してくるのだが、、 その、いくつもの表情、 私は正面から、それを捉え、 ひとつ、またひとつと剥ぎ、、 生まれ、、 身体のなかに時刻を溜める、、 そのそれぞれに、 静かにかかり、、 私は、驚いている、、 仮にこの…
まだどの物事でもない、 身体を、集めて、、 私はさらに、 その集合のなかに帰ることを、、 ひとり知る、、 ひとりでまだ、身体のなかにいる、、 私から逸れて、、 そこに伝うのかどうかも、、 よく分からないなか、、 私は歩む、 これはどこからひかれてく…
自在時に身体が溶けて 身体は網になる 不、 懈怠、、 静かな天上を覆う 自体時に 身体は泡になる 遠くの方まで、 その匂いは届き、籠もる 。 身体は今、 天限に向けて、 おのれの存在の非・重さを伝える 網と言う網、 蔦という蔦が その存在の、 沈黙の振る…
あたしがまだ身体のなかの時刻として、 ここに映っていることを、 どう考えてみたらいいのだろうか、、 私は住み、 この光景のなかへ、 同じように馴染みながら、 いる、、 この、 底の方にいる、、 身体がたより、 身体がこの風景のなかの声へ、 ひとつひと…
ものの向くなか、 私は探った、、 どこでこの身体を得たかも定かでない、 あれ、 それぞれのヒはあり、、 私も浮くのに、 どこから来ているかが分からない、、 今あまりにも当たり前に、 この呼吸の内側へ、 入ってきたでしょう、、 間隙の、なかへ、、 その…
ひとりで底、 うん、 奥まったところ、、 身体が次々に来て、 驚いているところ、、 なんだ、 こんな回転の中にあった、 ひとつひとつ見つけて、 それは、 この声のさなかに、 私を見つけて、 こちらにはっきりと映る、、 あなたはこれが夢の中の風景だけに…
あなたは言葉のはじまりがaであることをどう考える、 ちょっと a、と言ってごらんなさい、 aだ、aaa、 ほら、あなたの反響板のなかから、 原初の風景が出てきたでしょう、 それが必要でした、 あなた、それで、 n、が、世界の最後、 終点であることを、 どの…
私はまだそのなか、 おそらく振動したそのなか、、 各地に伝い、 揺れるそのなか、、 ものが次々と入ってくる、、 身体がいつも見えている、 なにだ、 ただの振動なのに、、 私はこの地のなかにある、、 ひたすら揺らぐものとして、 ここにあり続けている、…
ちょっと前の私なら、 「この本は強迫観念に悩まされる全ての人にお薦めできる」 と言っていたかもしれないが、今はそう言えない。 というのも、本で治るぐらいならばまだ病は軽い(おそらく中井久夫さんの言?)というのと、この、タイトルにある『神経質問…
なにがここに居させるのかを、 あたしは、はっきりとは分からないままだったが、、 順に順に、 そうして、はたされた姿のまま、 こちらの方向へ来た、、 うん、うん、、 なにか、しごく、あたりまえな、、 もののひのなかに、、 出たのだという気がする、 あ…
誰も、眩しくて、見えない、、 ここまで上がるものだろうかと、、 不思議の渦の上に出ながら、、 ある、当たり前の場所に出て、 私は絶えない、 いくつも見えている映像の、 そのひとつひとつに住み、、 私は語りかける、 身体のなかに向かい、、 そのあなた…
時間的にここへ、 当たり前に住んだと思われたものたちは、 はたしてどのような姿でここを渡り、 生まれるのか、 私には定かではないのだが、、 ひとつの声をきき、 今にはじまる、、 身体が全てこちらを見ていて、、 順に順にあらたまっているのは、 おそろ…
自分がいつ詩に出会ったのかを考えてみた。 明確に意識して出会ったのは、中学生のときの相田みつをさんだと思う。 親にどう説明したのか、何を話したのかも憶えていないが、中学生の時ひとりで、国際フォーラムの美術館に赴いたはずだから、相当確かな出会…
shirasu.io シラスでつちやさんの放送を見、久しぶりにこの事件のことを思い出した。 当時、この事件のことを何か現実感の乏しい、不思議な現象として受け止めていたことを想う。 放送を見ると分かるように、加藤さんの生涯は暗い。 母親からのあからさまな…
試し酒という落語がある。 近江屋の旦那が外回りの一環で、ある店に寄り、そこの旦那と二人話し込んでいる。 そこの旦那は近江屋の旦那にゆっくりしていってくれ、久しぶりに一杯やろうと言うが、近江屋の旦那はまだ仕事もあるし、外に下男も待たせてあるか…
あたしは肌の真正面に居、 その、素朴な時刻に沈みました、、 ええ、 どこからどこまでも通り、可能になる、 そういった場所で、 いつも過ごしていました、、 ここはどこだろうか、、 困惑する人の列のところまで、 はっきりと入って来ていて、、 私は、驚き…
ものに続き、 どこまでも触れるとき、 身体が起きて、、 ああ、その入り口の、 うん、しっかり覗いてください、、 順に、順に動きますから、 そうしてこのたらりとした、 静かなたくらみの、 なかへ入る、、 いまみたような、 身体の入り口へ、 素直に入って…
一場の夢のなかで、 私は、 不動の振りをする、、 ふん、 身体に端(ハタ)はなく、 三千の、 夢の振りをする、、 あたしは体温で、 この場に踊り、 四方を見渡す、 そこに、草を見る、 地図を見る、、 当たり前の存在の、 ここに行き来することを、、 そっ…
これは光で、 身体はこれぐらい、、 ここは道、 道は光なれども、、 身体はどこ、 どこにこのもののそのままの音がある、、 次々に来て、 私は惑い、、 惑うなかに住むもの、、 私が次々に来て、 あたしは揺らぎ、、 揺らいだままになったら、、 ここはどう…