<2284>「一の日、ものの」

 ものに続き、

 どこまでも触れるとき、

 身体が起きて、、

 ああ、その入り口の、

 うん、しっかり覗いてください、、

 順に、順に動きますから、

 そうしてこのたらりとした、

 静かなたくらみの、

 なかへ入る、、

 いまみたような、

 身体の入り口へ、

 素直に入っている、、

 

 あ、

 そのまはだかのたどり、、

 用意されたもののなかに、

 あなたは居て、、

 独自の生き方をしている、、

 ものは巡り、、

 私は静かにつながり、、

 ひとつひとつのものを見ている、、

 あれ、

 しられたところ、、

 ここはどこと、

 かくあたりまえにしられたところ、へ、、

 おのれの様子、、

 なにとなにとなく出で、ん、、

 からだから離れるなら、

 ここいらの音はなに、、

 しずかに混ざり、、

 ふえていくものは何、と、、

 私は伝う、、

 この場所の物語は、

 どこからどこへ伝わり、、

 私は寝ている、、

 いまその姿のままで眠っている、、

 これらのその姿なのに、

 とどく、

 私は四方に、届く、、

 あ、

 集めたばかりだから、、

 一の日、、

 身体の、一の日、、

 

 ものの一の日に当たり、、

 どう、そんな、、

 まともに流れ込んでくるものとして、、

 あなたはあったりした、、

 とてつもない日の流れから、

 あなたは始まったりした、、

 分かれて、、

 この呼吸のことなども、、

 内耳に、

 すっかり渡されて、、

 記憶のなかへ、溶けている、、

 ああ、ああ、その、その皮膚・・・