なにがここに居させるのかを、
あたしは、はっきりとは分からないままだったが、、
順に順に、
そうして、はたされた姿のまま、
こちらの方向へ来た、、
うん、うん、、
なにか、しごく、あたりまえな、、
もののひのなかに、、
出たのだという気がする、
あたしは身体を持ち、
それぞれのその、音のなかへ、
出て来たのだという心地する、、
ね、うん、
そこらへんを掴まえておくれよ、、
私は分かるからさ、
私は潜り、
それぞれの映像を見るのです、、
あ、
今の身体に相当するものが、
いくらか、激しい流れを持っている、、
これには、驚いたらいいのだろうか、
どうだろうか、、
私はここで膨らみ、、
そのあなたの行方を、
ひとつぶで確かめる、、
始まりを確かに見てみたい、、
何故かは分からないのだけれども、、
現実のなかで、かたまって、
意地でも動こうとしない、、
あの日の小さな腰の、
そのなかへ、
私も少し混じってみたい、、
そんなことを考えます、
考えてみます、、
長い月日から、
そっと生まれてきた訳ではなく、
私は姿をそのままに持ち、、
声をいくらも巡らせるのです、、
それはどこの声を採った、
私は通過する、
訳も分からずに、、
はあ、あたたかい、
ものがどこにでも見える、、
あたしは何度も触れていられる、、
この流れのなかに帰っていられる、
しらぬあいだに水の、、
そのまた水の、
なかを約束したとき、、
人々が来て、そのなかを、、
非常に当たり前な身振りで通過するとき、
私は声を大きくする、、
この幅のために身体を、太くする、、
あ、きこえる、、
身体の為の音がそこに、続いてきこえる・・・