一場の夢のなかで、
私は、
不動の振りをする、、
ふん、
身体に端(ハタ)はなく、
三千の、
夢の振りをする、、
あたしは体温で、
この場に踊り、
四方を見渡す、
そこに、草を見る、
地図を見る、、
当たり前の存在の、
ここに行き来することを、、
そっと確かめた、
あたしは一場の夢のなかで、
どこまでも踊りたいと思っていた、、
こんなに新しい場所に、
ひとりで回転したいと思っているなんて、
きいたことがなかった、、
身体は分かれて、
いつからの響きと、、
そこで訪ねても、
身体は随時生まれる訳ではない、、
あたしは日々の軸に埋め込まれ、、
その中心部で笑んでいる、、
片時も離せないこの笑み、、
しずかに寄せて、
しずかにそれる、、
もののなかの楽しみ、、
身体の弾み、、
あ、
なんて実体なんだ、
うん、
わたしはやはりここまで来て、、
そのさらにさきわけのなかで、
あなたの粒が始まり、、
ここでほうと熱を出す、
じらり、じらりと見えるところへ、
その熱を、
その熱を見る、、
からだはすぐにひらかれて、、
ものがどこか遠くから、
ひどく分けて入ってくる、、
ものごとのその先から、
私のイメイジが入ってくる、、
なかに線を引き、
その存在のなかで眠り、
あくまでもその白い場所のなかに出る、、
それははたらき、
しずかな線の上に漏れ出でて、
そのまま重なる、、
身体は順繰りに、
ここの線へ重なる、、