<2294>「a、n」

 あなたは言葉のはじまりがaであることをどう考える、

 ちょっと a、と言ってごらんなさい、

 aだ、aaa、

 ほら、あなたの反響板のなかから、

 原初の風景が出てきたでしょう、

 それが必要でした、

 あなた、それで、

 n、が、世界の最後、

 終点であることを、

 どのように捉えますか、、

 ちょっとnn、と言ってみましょうか、、

 nnn、

 nnnnnn、

 ほら、その内膜で、、

 すっかり終点になっていることが、

 はっきりと分かるでしょう、、

 

 私は開始する、

 a、と、n、とのあいだには、

 いくらも身体があるんだ、、

 ほら身体身体、身体、

 ひらけ、

 ひらけひらけひらけひらけ、、

 そうしてどこからともなくきこえてくるこえの、、

 その役割を担え、

 と、

 こう申しております、、

 さんざばら回転して、

 層です、層です、、

 これは層ですね、

 と考えておるときに、

 発光した、あなたの世界、

 an、ataの世界、、

 ataの世界、

 ataは、身体だ、

 aとnと身体、

 振動時nに、含みを持たせる、、

 a、という、無限音のひろがり、つらなり、、

 私は歩く、、

 しかしながら第六、

 どこを第一とおくかは分かりませんけれども、

 その第六から、

 底から、、

 nとa、

 na、garetekuru、

 garetekuru、

 ひとつのテンポで、

 そのまま

 n、a、枯れてくる、、

 というのもまた、

 ひとつの存在で、

 ここ、、

 

 ここをね、

 こつn、とtAtAku、

 始まりがね、どこまでも、膨らむ、no・・・