<2304>「場面、宇宙へ揉み込まれ」

 内容が、さわぐ、、

 今、

 この時を知って、

 どこまでも、

 内容がさわぐ、、

 私はそれぞれの方向を見、

 しずかなヒのなかで生まれ、、

 身体を取り、

 その、

 ヒのなかで、揉まれ、、

 次々に新しくなること、、

 身体の進み、

 次々に生まれては流れること、、

 あたしは見る、、

 

 もののなかにいくつもいるのに、、

 風の身体なのに、

 私は上手く驚けなかった、

 上手くそのものごとのなかに、

 はいらない、

 かたい、、

 んん、

 そのもののかたちの、、

 私は探り、、

 私は進む、

 ものが流れては、、

 身体のほうけ、、

 身体のあたりまえの移動、

 生き方、

 あなたはどこへ流れていく、、

 場面転換を繰り返しながら、、

 私は曖昧な時刻へ、

 それぞれで生まれていく、、

 揉み込まれ、

 このなかが宇宙になり、

 私は知れる、、

 私はこんな細い時節にいて、、

 身体を溜めている、

 

 ひとつの悲しみ、、

 うん、

 複数の、振動に触れ得て、、

 私は今も時間、

 私は軽やかな力の成せるわざ、、

 そのなか、

 あたたかい、

 やわらかい、、

 よく身体が見えている、、

 どこまでもその姿は見えている、、

 なにを知る、、

 あなたはなにを知る、、

 ここのホウルで、

 声をかけて、、

 それがどこでも響きとして成り立ち得る、、

 その場所、その仕草を、

 私は得る、、