<2289>「時間に座る」

 時間的にここへ、

 当たり前に住んだと思われたものたちは、

 はたしてどのような姿でここを渡り、

 生まれるのか、

 私には定かではないのだが、、

 ひとつの声をきき、

 今にはじまる、、

 身体が全てこちらを見ていて、、

 順に順にあらたまっているのは、

 おそろしいことでしょうか、、

 私には静かで、

 それは分かりにくいことであるのかもしれない、、

 

 次々に響きが来て、、

 あとからあとから生まれてくるような、、

 そういった場所に居合わせたことを、、

 あなたはどう確認するだろうか、

 私が巡り、

 一応の熱を持ったことを、、

 あなたはどう、

 私はほっ、と照っていくほかない、、

 この先にもなにか、

 尋常な様子であらわれる、、

 そういうもののために、

 私はあたたまっているしかないと、

 真剣に考えているようです、、

 それが何の仕草か、、

 分からないままに盛り上がっているのだと、、

 今に知らせているようなのです、、

 ああ、

 あたりまえにこの地平にひらき、、

 私は座る、、

 座ったところがいつしか、あたたかくなっていく、

 そういう世界にいる、、

 あたりまえにこの線を確かめ、、

 あたしは座る、

 

 どんな形で、この、、

 生まれた身体に、

 大事な響きを入れたのだろう、、

 これは美しい、

 これは美しくないと、、

 考えられるものとして、

 私は経過してきたろうか、、

 どうも、

 そういった事情に関してはまだ、明らかでない、、

 身体が徐々に崩れ、、

 あたりまえに体温が露出し、、

 あなたは方向に似合っていく、、

 いつだ、いつ、、

 この、

 どこまでも深くつながるものは、いつだ、、

 私は先を見、、

 あたりまえにまじっていて、、

 やはり、おどろいている、、

 これが、あの時刻のことなのかと・・・