2023-01-01から1年間の記事一覧

<2723>「立ち尽くし、記憶を繋ぐ」

かどへ、 次々にぶつかり、、 あたしはさめて、 さめたあと、、 しばらく何も、分からなくなる、、 二、三、思い出してみて、 ああそれはどこか、 辿れない場所になった、 内化するより、 仕方のないことになりました、、 だからあたしはなかへ入ります、、 …

<2722>「内部の凝り」

あたしある当たり前の時間からは、 しずかに放り出されたの、 ねえ、、 なにか、胸の上あたり、、 こごっている、、 この、内側、、 現実に、対応する振舞いが、 身の、くねらせ方が、 冷たい息をのむ仕方が、 内側の、 こごりを作っている、、 あたしは、身…

<2721>「わたしは奇妙な声の普遍体」

あたしにも、ものが来たよ、、 その、あついの、、 ね、 あたしのなかにただたくわる、、 ひとつの意図のなかに、 水も、 作られたばかりのうねりも、 全てが入って、、 わたしはここへ来たよ、 なにに、 声をしに来たのだ、、 そこへ、ぼうっと立って、、 …

<2720>「皮膚の瓦礫の隙間、あたしは黙っている」

肌居を済ませて、 あたしは一歩、なかへ、、 彼方の呼吸を済ませて、 あたしは一歩、静止時へ、、 緩やかにのびてくる、 からだが一番にのびてくる、、 どこを見ているのだろう、 わたしは、回転の、ヒ、、 ただ、 ながれるに任せて、 そこにいるものを次々…

<2719>「からだのたいまつ、呼吸と火」

声なんぞそこへ放っておくれ、 あたしは駆けていたいのだ、 ここいらは、すべて息だ、、 あたしはまだ、 きこえない場所にいる、 そちらで、またものがさわぐ、、 そうか、 このかわいた表面に声を寄越すのも、 この希望の季節のためなのだな、、 あたしはじ…

<2718>「解体の母」

新しい、液が垂れている、、 ハテ、カイタイ、 カイタイカラ、エキ、しずかに、 ハハカラ、ハイデタ、 お前は声をした、、 液を落とせ、 液を落とせ、、 あたしの皮膚に残ったもの、 垂れて 垂れて タレテ タレテ、、 シタエ、アタシ、 ココカラタレテクカラ…

<2717>「なにもない空間の緊張」

よくのみこめたんだろうか、、 あたしのなかのたちあがり、 その、ひとつひとつが、 僅かな水を、分けてもらっている、、 よくきこえたろうか、 その膨らみの、 ひとつずつ位置を換える音、、 あたしはその音のひとつひとつにさわった、、 あたし内景色の、 …

<2716>「新しい皮膚、座り直す内臓」

まだほどけていない、、 あたしはなかへ来て、 その、目にひとつひとつ手を、 通しては、 先に生まれそうになる、、 いつでも、それは、あなたは、 まっすぐに見ていて、、 なかから、振るえそうになる、、 あたしはその先を見ている、 ふるえたいだけ、ふる…

<2715>「あたたかい水のなかを走る」

なかにまだ裸足で来ていたんだ、、 あたしはまたこのつちのなか、 つちもまたとかして、、 からだにまぶしていたんだ、、 すぐに、すぐに来るからね、 あなたはここへ立つ、 あなたはまたわたしの声の絡まりに、 沈黙して立つ、、 どこか遠く、 まだ身体もあ…

<2714>「熱のなかではじまれ、お前の泥」

おいお前の身体から先に外れろ、、 わたしていけ、 あちこちからさわげ、、 でて、、 ものとものとの愉快さ、 あなたはなかに入れ、、 なかに入って溶けてしまえ、 溶けたままはじまるあたり、、 はじまるあたりのヒのよばい、、 よんでくる、、 あたしはい…

<2713>「皮のなかに太陽を」

あばれまわるの、 なかからかたちが出来て、 まともに見えたよ、、 あたしは足が震えて、 そこから、 ひとつも先、身体が出なくなり、、 どこへ行くの、 ひとつひとつきいたよ、、 あなたはしらない、 ひとつのもののなかに、 わたしは来て、 わたしはしらな…

<2712>「まだ生まれていない粒をつけて」

あたしはしんとしたでしょう、 ね、 体表面が、これだけ冷たいのも、、 ね、 液だよ、、 あたしは徐々に徐々に流す、、 しずかな政治、、 しずかなことばのたとえ、、 それを交わすこと、、 ね、 そちらにあたり、、 またそれは深くまで潜る、、 ふかくまで…

<2711>「あぶらを流し込む私、これは骨だ」

なあ、骨のあたたまりだよなあ、 あれはさ、軽くて、、 どこまでも無言で転げていくんだよ、、 なあ、その身、 その水、、 その皮膚の辺りに、 あなたもまた、住んでいるように思うぞ、 私は、そうなんだ、、 これは果てなどない、 なあそうなんだ、、 お前…

<2710>「未踏の層へ、骨へ、」

ただはたらきのなかにあれよ、 あれろ、あれろ、と、、 私の身体のなかで波立てる、、 いつまでもその底を吸い、 身体は次々に出てき、、 あたしはいくつもの方途、 いくつもの煙を噛む、 さわる、、 すでにほぐれてあなたのなかだ、、 すでにからだがあって…

<2709>「夢が、現実を見つめている」

ただのかたまりが、、 うん、 いまひとつのそのかたまりが、、 さがって、 でるのじゃないか、 そうじゃないだろうか、、 おい、 あたしはその静かな面に、、 あなたの呼吸を迎えている、 いまここにあるものが、 まったく沈黙して、、 あたしのなかで、どう…

<2708>「からだを水のなかへ植えよ」

なにをあたしはかためているのかしら、、 それからしらない、、 あなたの方向からまずもって笑う、 どこからか、、 あなたのすじがのびてきて、、 こころのなかにまとわりつき、 声をしたら、、 なにか、 どこからかたまるのかしら、これは、、 あたりまえに…

<2707>「あたしはふらんしてほどけて全て吸い」

なにがあなたをおしたの、 ねえ、 なにがあなたの身体を教えるの、、 吹いて、 吹いて、 吹いてくれろよ、、 な、 そのあたりに散らばるに違いはないんだ、、 あたしがそばで、 声をきいたって、、 あなたはただ、 この場所でふるえるに違いがないからさ、、…

<2706>「からだのはじまりがきこえるか」

あなたはからだのなかにしかきこえていない、、 その、 しずかな棒を持って、、 わたしのなかからきこえてきたものは、 どこか、その、 棒のなかほどに、附着する、、 しずかに、いちいちが、 そこでとまり、泡を立て、、 いちごんいちごんする、 ええ、 あ…

<2705>「遠くの、暗いところへ潜るから」

なまえをさせろ、、 おい、 そこから私の響きが垂れてくる、、 おい、、 どこからこれは垂れてくるのだ、、 こちらを向いている、 おい、 私はどこからも、含まれてくる、、 行け、行け、 なかへ入れ、、 はじまれ、 私はその姿のなかに、始まれ、、 それは…

<2704>「底部から声を寄越せ」

通して、、 あの、 からだのあたり、 はみ出ている水が、あるあたり、、 あたしはとうに、 その場所へ、ヒを寄越して、、 私を使う、、 私はそれぞれのもののなかで、 笑う、 しかし、おそれている、、 現実のこの、 淡々とした歩み、、 あたしはどこだろう…

<2703>「なかにはなす、液、身、」

また、あの、同じ声だ、、 わたしの、トオンに重なる、あの、 みながそこから出る、、 みなが増えて行く、 あたしは、その、からだのなかみたいだ、、 わたしは膨れ、、 しずかにその場所を求める、、 あ、 今あなたのなかみたいだ、、 どこに、 どこにかぶ…

<2702>「しびれた身体を作る」

あたしが身体を知らないように、、 今も、 まだ分からないことのなかに、 その生きてくる核の、 からだのなかみがあるように、 私は答えていた、、 私は、長い、 その勢いとして生まれて、 その場所を、横切っていた、、 ただ身体が溢れた、 私は、知らない…

<2701>「おくれて、潜るものの声のした」

マタア、が声を出し、、 あたしはその声の振るしたに、潜る、、 潜っているものの、うれしさは、 潜っているものの、かなしさは、、 今はここ、とばかり、、 身体を合わせる奇妙さは、 私はその時間へ向けて、、 低く、低く、呼吸をしていく、 身体の体温は…

<2700>「肌のなかへ垂れ下がる紐」

私は肌より静かであるだろうか、、 ここに、 各々の記憶が、合わさっているのを、感じ、、 なおもこの先、静かであろうか、、 ね、 動いているんだな、、 あなたは別れを告げない、、 私は動いているだけだから、という、 当たり前の身振りで、 ここへ集まっ…

<2699>「興味はあって、興味がない」

私は、魂の深さみたいなものを、本当は重要視しているのかもしれない。 そういうものは、なんとなく恥ずかしいし、ださいので、全然そんなものは重要視していないような振舞いを反対に、今まではしてきたのかもしれない。 yutaro-sata.com 何故、付き合うこ…

<2698>「溶けた、見た、見た、液だ、」

あたしの噛んだ、、 あなた液から出た、、 どうしてこんなに小さい、、 あなたの身体はここから、どこへきこえるの、、 あたしは丸い、、 あなたの手を、握る、、 あたしはこの場所から剥がれていく、、 何故、 汗をかいた、、 あたらしい肌のなかに、あなた…

<2697>「わたしの部屋はどこなの」

なにが肌に付くのだ、、 なにげなく、触れえた、、 あたしは違う記憶、 私が、ただ、、 ここに挟まり得るのを、知る、、 知ることで、ここは、 無限の呼吸に向かい、ひらかれていく、、 私は、ここにいて、、 無限の呼吸の、入口になっている、、 通路は、ど…

<2696>「底、光が、作らせる息」

土台それは先の方へ、 確かに着くと思われる、、 あたしは困惑しているのではなく、 その重みを、 感じ始めて、いるのではないだろうか、、 それであたし、 それであたしどこからこぼれるの、 うん、 こぼれていくのはこの水の表面、、 あたしはそれから内部…

<2695>「緑のコミュニケーションは想う」

おなかのなかに溜めるのだ、 え、 あたしの息、、 あたしのその物事の使いよう、、 速度、全て、、 おなかのなかへ渡すのだ、、 急に生きてきた、 ある、一点から、、 その熱が入り、 私は、急に生きてきた、、 水も熱い、 ああ、 私は熱い水に触れて、 どこ…

<2694>「心が躍らない場合は」

自由恋愛というのは体のいい嘘だというのが率直な感想だ。 といっても、それは、 「自由に相手を選べないじゃないか」 という意味で言うのではなく、 「恋愛は自由であるというように見せかけて、実は半強制的なものである」 というのを私が常に感じ取ってき…