<2723>「立ち尽くし、記憶を繋ぐ」

 かどへ、

 次々にぶつかり、、

 あたしはさめて、

 さめたあと、、

 しばらく何も、分からなくなる、、

 二、三、思い出してみて、

 ああそれはどこか、

 辿れない場所になった、

 内化するより、

 仕方のないことになりました、、

 だからあたしはなかへ入ります、、

 あたしは、それぞれの地点で、

 立ち尽くしていた、、

 ここが、記憶を繋ぐ場所になる、、

 ね、

 あなたはおそろしく違う人間です、

 でもこうして立っています、、

 

 そこから何故、

 波がくるの、、

 あなたに合わせて、

 呼吸がくるのだろう、、

 私には分からない、

 時刻を経過させてみよう、、

 全ての回転体、、

 あたしの肌の中、

 うたううた、、

 きこえているのかな、、

 どうか、

 はだに通していよう、、

 うそなのか、

 これはあたしのからだなのか、、

 しずかな問いかけに対して、

 部品は、溶けていくだけだ、、

 あなたは隙間、、

 あなたはいつになる、、

 あなたはこの、

 空白の時刻といつになり、、

 風を多く含んだ身体になり、、

 ここを向き、、

 からだはうそ、、

 からだはかんそうと水、、

 からだはただまばゆい、、

 からだはただしずか、、

 豪勢な水の量、、

 あがる、、

 

 またつちのはしにあがる、、

 つまらない小さな歩みを、

 あたしの歩みにし、、

 あたしはそこに、

 黙った快楽を見、、

 ひとり興奮し、

 きっとまたそこで、しずかになる、、

 旅に出て、

 出た先で、、

 そっとしずかになる、、