おいお前の身体から先に外れろ、、
わたしていけ、
あちこちからさわげ、、
でて、、
ものとものとの愉快さ、
あなたはなかに入れ、、
なかに入って溶けてしまえ、
溶けたままはじまるあたり、、
はじまるあたりのヒのよばい、、
よんでくる、、
あたしはいくつもいくつもよんでくる、、
ついている、、
わけもわからないままついている、
はこんでいる、
からだなどないのに、、
ここに放つ熱を、、熱を・・・
あたしはしずかに焼け焦げて、、
まだ卵でもないのに、、
歓喜して、
しずかに走り出して、、
また一量の風、
からだの世界、
あなたは表面にいて、
なにとはなく、
見つめている世界、、
時間にただあらわれて、、
ものがめくれてくる世界、
どうぞ、
どうぞあなたの、
その体温の内部、、
からだばかり生まれるところへ、
あたしは、どうぞ、、
どうぞと、
あたりまえにふくらんでははじまる、、
その彼方にはじまる、
やぶれてはふくらむ、、
やぶれたところばかりでもいけない、
しかし時折穴をアけてくれよ、と、、
あなたが言う、
私は応える、、
私はこたえる可能性としてのヒ、、
もえたつヒ、
からだばかりながれていくヒ・・・
はしのほうからたつヒ、、
あなたは投げつけるのじゃない、
押し潰すのでもないのよ、、
ねえながれながれながれ、、
あたしはこの泥の歩みを、
しんとするひややかさを、
底のあたたかさを、
承知して、
まえへ、
見えないほどゆっくりと、生きて、
身体を掴まえたい・・・