<2704>「底部から声を寄越せ」

 通して、、

 あの、

 からだのあたり、

 はみ出ている水が、あるあたり、、

 あたしはとうに、

 その場所へ、ヒを寄越して、、

 私を使う、、

 私はそれぞれのもののなかで、

 笑う、

 しかし、おそれている、、

 現実のこの、

 淡々とした歩み、、

 あたしはどこだろうか、、

 はてをしり、、

 からだをしり、

 もののなかへとあなたをさます、、

 

 さます予感が、、

 その、メッセージの、、

 複数のところへ、、

 だれとだれが絡む、

 あたしは空気が、上手く、

 通っていればいい、

 だから、通して、

 通して、と、

 小さい身体で言っている、、

 あなたは言っている、、

 あなたは存在の地下へ入っている、、

 そんな底部から、、

 ひとつの声のうなりを寄越してくれる、、

 どんなものだろう、、

 あたしは底だろう、、

 からだからなにから、

 その底部から寄越せ、、

 あたしは時間をしよう、、

 あたしを寄越そう、、

 おい、

 どこからそんなに泡が立った、、

 あなたは奥へ、

 もっと奥へ入ろうとする、、

 どこからその泡立てた身体を、

 見ようとする、、

 水になる、

 水になるまで、ずっと、見ようとする、、

 ひとつの視線、、

 

 ひとつのからだの、

 かく、ばらばらの、、

 あなたの呼吸の方途、、

 所々を巡り、

 ひとつに合わせる仕方、

 あたしはそこに入れ、、

 うん、

 号令をかけて、、

 きっとそこに入れ、

 あたしは見てるから・・・