あなたはからだのなかにしかきこえていない、、
その、
しずかな棒を持って、、
わたしのなかからきこえてきたものは、
どこか、その、
棒のなかほどに、附着する、、
しずかに、いちいちが、
そこでとまり、泡を立て、、
いちごんいちごんする、
ええ、
あたしはこんだなかから来たんです、
なかの風景なんです、と、、
ことばにさせ、
あたしはもののなかを見ている、、
あたしは、まったく驚いている層と、
驚いていない層と、、
そのどちらにも通う液でもって、
はじめに、生まれています、、
はじめのからだよ、、
なにをこんだはたいた、
はじめのからだよう、、
おい、
あたしのその、奥にきこえてくれ、、
たれからきたかその液、
なあ、、
あなたはこの液のイメージが、、
あたたかくなるだろうが、、
駆けてくれ、
駆けてくれろよな、、
おい、おい、、
そのなかへわたせ、、
あたしの性の、性の、、
からだの、
ことわりのなかへ、
ひとつひとつ、駆けてくれろよ、、
どうい、
どう、、
からだたちこのはなしがきこえるか、
おい、、
そとがわにひらいて、、
ものたち、きこえるかよ、、
おうい、、
あたりはあそぶ、、
あたりははての音がして、
からだがあそぶ、、
からだは水を探りあて、て、、
あそばせてくれ、
なかに水が、流れてくれ、、
あたりはしずまる、、
あたしは呼吸の、下へ、下へ、、
液を入れ、
下へ、下へ、、
どうだからだのはじまり、、
見えるか、見えるか・・・