<2697>「わたしの部屋はどこなの」

 なにが肌に付くのだ、、

 なにげなく、触れえた、、

 あたしは違う記憶、

 私が、ただ、、

 ここに挟まり得るのを、知る、、

 知ることで、ここは、

 無限の呼吸に向かい、ひらかれていく、、

 私は、ここにいて、、

 無限の呼吸の、入口になっている、、

 通路は、どこだ、、

 あたしの、色のついた、、

 その部屋はどこだ、、

 そのわたしの定めはどこだ、、

 

 見事にそこにある、、

 ひとつひとつのながさに捕まりながら、、

 あたしは来ていて、、

 ものに来ていて、

 よくかぶさりな、

 よくかぶさっていきな、と、、

 私に寄越す、、

 私にいくらかのその答えを寄越す、、

 あたしはそのなか、

 かどがいくらも生まれて、、

 あたしはかけていく、、

 ものにずっと合わさり、

 それは駆けていく、、

 それは形をする、、

 ずっと肌だけをする、

 あなたの映像をする、、

 そのなかの部屋はどこだ、、

 ぐっと、ぐっと、、

 あたしの集中の、

 その丸い、揺れる、点滅を、、

 背後にまで、

 奥底にまで、

 落としていけるものはなにだ、、

 そこにははだがあるのか、

 そこには集中に足るものが、、

 枝を伸ばし、

 触れると、

 ひといきで咲いてしまう何ものかが、、

 どこかにあるのか、

 ねえ、

 あたしの部屋はどこ、

 どこなの、

 ここなの、、

 そう、あなたはそれを部屋にしたらいいよ、

 え、そうなの、

 本当はどこなの、、

 本当もなにもないの、、

 ただ、あなたが容れなさい、、

 しずかに、、

 そうして丸い、揺れる、点滅のくらさを、、

 下へ、底へ、

 静かに容れなさい・・・