なかにまだ裸足で来ていたんだ、、
あたしはまたこのつちのなか、
つちもまたとかして、、
からだにまぶしていたんだ、、
すぐに、すぐに来るからね、
あなたはここへ立つ、
あなたはまたわたしの声の絡まりに、
沈黙して立つ、、
どこか遠く、
まだ身体もあらわれきってはいないところへ、、
次から次へと、
ものが巡るのだ、、
ちょうどまだ私が生まれたときだった、、
私は、
外膜を全て溶かしてしまった、、
あたしは、
夢の中の出来事にいるようだ、、
私は、
からだが何か分からない日が続く、
そして、
じかんのなかで目覚めて、
いまあなたのそばにいる、、
わたしは驚くべきなにものもない、
この場所を、
少し驚いて見ている・・・
はじまりのなかから、
わたしが漂ってくる、、
うん、
ふたつの匂いだ、、
イマジナリイな流れだ、、
あらあらはだに、
触れてはまたつちへかえる、、
水みたい、、
すべてとけて、また上へ行ったあとの、、
何気ない場所に、
残されたふたりみたいに、、
あたしは来た、
まっすぐに立っていた、、
あたし、どこからくるの、しらない、
あなたがどこからくるか、、
まぎれている、、
ひとつの呼吸のなかの、
その膨らみにまぎれていくから、、
あたし水で湿すから、、
からだ、からだ生まれて、
うん、
私は走るから、
私は水で走るから、、
あたしあたたまるわ、
どこの温度で、、
私の生まれたところにある穴で、、
しずかに、
そう、、
あたしもそんなところへ行ってみたい・・・