<2705>「遠くの、暗いところへ潜るから」

 なまえをさせろ、、

 おい、

 そこから私の響きが垂れてくる、、

 おい、、

 どこからこれは垂れてくるのだ、、

 こちらを向いている、

 おい、

 私はどこからも、含まれてくる、、

 行け、行け、

 なかへ入れ、、

 はじまれ、

 私はその姿のなかに、始まれ、、

 それは潜る、、

 それは少し潜るから、、

 私の輪の中へ、

 からだから来るから、、

 

 なにだなにだふつと沸いている、、

 あたしはこんな視線のところへ、

 少しずつ、あつまってきたな、、

 なにだなにだ燃えろ、、

 あたしはすすの揺らぎ、、

 はてはこの呼吸も、

 まったく黒く、

 まったく軽くなってしまう、、

 だからそのなかにおくれ、、

 あたしの声なと全部、、

 おい、

 慎重に身体を選べ、、

 あなたはただ触れている、、

 なにか、遠い気がしても、

 あなたは触れている、、

 どこからあらわれて、

 この日々はここで鳴るのか、、

 まったく分かったもんじゃない、

 あたしはなかに入れ、、

 なかは声がいくらも重なるから、、

 あたしは液に入れ、

 液はうごめくから、、

 

 あたしの時刻に合わさるように、

 それぞれも、

 今ここで始まっているのですね、、

 あたしは見ている、、

 あたしはほうけて見ている、、

 からだの時刻などなにもかも、、

 この線の上にほどいて、ね、、

 気持ちいい?

 どうだろう、、

 わたしはただからだの線のなかに来て、

 よろこんでいるだろうか、、

 少し楽しみ、、

 もっと暗い、

 まったく光の届かないところまで、、

 あたしを送ろうか、、

 ねえ、ねえ・・・