あたしが身体を知らないように、、
今も、
まだ分からないことのなかに、
その生きてくる核の、
からだのなかみがあるように、
私は答えていた、、
私は、長い、
その勢いとして生まれて、
その場所を、横切っていた、、
ただ身体が溢れた、
私は、知らないのに、、
抱え込んだものが、
すべて流れて、
あたしはそこへ、しゃがみこんでいるだけ、
そこで吸い、、
ゆるやかに過ごすだけなのだ、、
あたしがしらず、
そこではじまってしまってから、、
あたしは舐めた、
からだがしびれるまで、
この場所を舐めていた、、
舌が剥がれて、
私は言葉を失いそうだ、、
私は畳まれて、、
ただうめくだけの存在になりそうだ、、
なぜ、
どこから、、
あたしのからだの一部が始まって、
なぜ、
どこから、、
このもののさわぎはわたしへと来るの、、
なぜなの、
からだがしびれているのは、
私は呼吸したから、
ここにほうられているの、、
ひとつひとつの景色を、呑み込み、
折り込み、、
また、知らない場所でひらく、、
あなたの知りようのない場所に、
あたしは、
小さな身体で、無言で、立っている、、
あなた誘われたの、、
ううん、私は、
夢を醸成するために、、
あちこちに揺られていたの、、
あたしの内景色は、
あたしが歩いたところ、
止まったところ、、
それらの、
ひとつの滲み方だといえる、、
きっと、
まだあたしはここにいて、、
それらをつかまえて、、
いまの時刻へかぶさってくる・・・