<2718>「解体の母」

 新しい、液が垂れている、、

 ハテ、カイタイ、

 カイタイカラ、エキ、しずかに、

 ハハカラ、ハイデタ、

 お前は声をした、、

 液を落とせ、

 液を落とせ、、

 あたしの皮膚に残ったもの、

 垂れて 垂れて

 タレテ タレテ、、

 シタエ、アタシ、

 ココカラタレテクカラ、、

 

 あたしはらからはいでた、、

 からだだけ、

 からだだけが、世界へ、垂れている、、

 アラタ、

 アライ、

 アラワレル、

 アラタ、

 アラタ、

 アヤブム、、

 アノ、

 アラタノイノチは、垂れて、、

 新たな種の、

 ふと身体をふきだすころ、、

 ふざけて、、

 割れて、

 液が来る、液が来る、、

 そのかおりのさなか、、

 あたしがこのつちのそとの面に、

 来て、

 おりている、、

 なんぞいのち往生、、

 応召、

 からだがふるえて、

 ふえて、生まれる、、

 あなたは種を剥ぐ、、

 もう、種はあなたにない、、

 ン、

 ン、ン、ン、、

 どうして、どうして、、

 

 タネ、タエテミテ、イテ、

 ナンデ、

 カエシテ、カエシテ、、

 アナタノタネ、

 ナカヘマゼテ、

 ね、ン、ねえ、、

 タベテよ、、

 アタシはまだ種のあるヒの、

 その味を憶えている、、

 あたしの味を、

 たしかに、、

 ひとつひとつ吸い、

 おぼえている・・・