肌居を済ませて、
あたしは一歩、なかへ、、
彼方の呼吸を済ませて、
あたしは一歩、静止時へ、、
緩やかにのびてくる、
からだが一番にのびてくる、、
どこを見ているのだろう、
わたしは、回転の、ヒ、、
ただ、
ながれるに任せて、
そこにいるものを次々に入れる、
あたしは帰ってくる、、
あたしはものの沈む先へ、
ひとりで帰ってくる、、
ねえ、
水のなかへおかえり、
あなたの呼吸のなかの、
その水へ、おかえり、、
どこから来たの、
わたしのなかの手が言う、、
しらない、
これらは粒だから、
あたしには分からない、、
あたしには方向は分からない、
からだのいしのはて、、
その水が、黙っているところ、、
ふたつになり、
あたしを見ているところ、、
あたしはえらく水みたような、、
こんな肌居でもって、、
時を経過させたのか、
さまざまの泡、
わたしにきこえるところの、その、泡の、、
かくやさしく泡立たせるところを、
おい、
そっくり見てはくれないか、、
からだ泡立ちはじめる、、
あ、
皮膚の瓦礫の隙間から、
あなたの断片が漏る、、
あたしは漏る、
ことばのえきとともに漏る、、
うけるつち、
ほほえむ光線、、
あたしの迷路の出入口、、
あたしはどうしてと、、
そのさびしさをまた粉微塵にして、、
あたしのなかに含め、、
あなたの、その、
悪ともよばれえないところ、を、
しずかに見ていく、、
ああ、
あたらしいヒの仕方、、
あたりまえの回転の下、に漏れる水・・・