<2708>「からだを水のなかへ植えよ」

 なにをあたしはかためているのかしら、、

 それからしらない、、

 あなたの方向からまずもって笑う、

 どこからか、、

 あなたのすじがのびてきて、、

 こころのなかにまとわりつき、

 声をしたら、、

 なにか、

 どこからかたまるのかしら、これは、、

 あたりまえにはじへ、

 きこえているのかしら、、

 まあ、

 まともなはだをしり、

 植え、

 からだはとおくに走る、、

 

 あたしは液を流したの、、

 そんなとこから、

 なにか、

 これは当たり前の量なのか、、

 そうよ、だって、、

 わたしは水の底から来て、、

 あなたの接触に始まり、

 ずっと、

 ずっとのびてきたのだもの、

 ここをごらんな、

 よく生えているでしょう、、

 あなたまたなかへ、

 もう少しなかへ、、

 そのまま、そのままお上がりな、、

 ね、からだでしょう、

 ずっとその奥、、

 あ、

 あなたのその手の、

 記憶の畳み方はどうなのだろう、、

 あたしはしずかに一致する水を思った、

 と、

 こぼれていた、、

 ね、

 はてはどこまでこぼれるのか、、

 あなたの仕草、

 あなたの仕事をも、、

 あたしは液でよごしていく、、

 

 その匂い、、

 あたしは眠ってしまいそうだ、、

 すべてが遠くへなりそうだ、

 あなたその肌のもの、

 わたしにきこえる?

 見えているものだけども、

 全部、

 あたしのなかへ、流して、、

 すべてを転がしているの、

 行くの、、

 またきこえる、、

 ずっと先の方からも・・・