<2695>「緑のコミュニケーションは想う」

 おなかのなかに溜めるのだ、

 え、

 あたしの息、、

 あたしのその物事の使いよう、、

 速度、全て、、

 おなかのなかへ渡すのだ、、

 急に生きてきた、

 ある、一点から、、

 その熱が入り、

 私は、急に生きてきた、、

 水も熱い、

 ああ、

 私は熱い水に触れて、

 どこまでも喜びそうだ、、

 この、内景色に、、

 どこまでも身体を運べそうだ、、

 

 と思う、

 と、身体が思う、

 と、木の下の風が思う、、

 私は、無想だ、、

 私は、いいえ、じねんの緑だ、、

 緑の下を思う、、

 からだの下を想う、、

 うん、

 ついぞ見かけぬ、

 複数の種、、

 種はバラバラにちらばる、、

 じかんのなかへ、

 無限にひらいていく、

 陽を受ける、、

 あたしもうらやましくてまた早く一時になってほしい、

 そこから、バラバラなものは、、

 水を、水を、、

 そのあつい水を、求め、、

 うずくまる、うずくまる、、

 あたしを、あたしを、

 あたしを、濃くしてくれないかしら、、

 どんどんと、どんどんと、

 あたしを、

 過ごさせてくれないかしら、

 私はまだ見えている、、

 ひのなかに隠れ、

 そこは、熱、あるの、、

 うん、

 わたしは走るからね、

 うん、

 と、緑のコミュニケーションは想う、

 

 わたしはとくべつ、なにか、

 あたらしい声を塗ったのではない、、

 そこにあらわれて、

 そこにながはさまる人、

 わたしはしろい、、

 わたしはしろいね、、

 うん、どこまでもここへ、ここへ声としてくれ・・・