土台それは先の方へ、
確かに着くと思われる、、
あたしは困惑しているのではなく、
その重みを、
感じ始めて、いるのではないだろうか、、
それであたし、
それであたしどこからこぼれるの、
うん、
こぼれていくのはこの水の表面、、
あたしはそれから内部、
さらに内部、、
そして底にまでひた、と着くとき、、
わたしにはまだ動かす手があること、
わたしはまた動くことを、、
ひとつの仕方で感じる、
あたしは底の地面を探り、、
もうひとつ、
もうひとつ底へ、
底の底へ、行こうとする、、
ここにしかきこえない音も、あろうね、、
どこ、どこ、、
わたしはその景色の延長にゆく、、
どこ、どこだろうね、
いま、
ひとつに混ざりあったものが、
私を運んでゆく、、
そういえば、以前から、、
この底の停滞と、
こわさとを、感覚してきたのだった、、
それでも動いている、、
それでも私は何かに揺すぶられ、
動いてきている、、
響きのありさま、
あたしは夢の中に入ったのだろうか、、
ここは、どこなのだろうか、、
あたしは素直に運動する、
調子に乗るのではなく、、
現実を、
丁寧に塗っていく、、
私が現れるように、
その先へ、
身体が出るように、、
あなたはそれぞれに生きている、、
生きて、
この光景を見ている、、
この光景は私と似ているだろうか、、
なにに、
光に追われているのだろうか、
いや、
光はおのれの速度で回転するだけだろう、、
私と、
合わさったり、合わさらなかったり、、
して、、
息を、この場に作らせて、くれるのだろう・・・