そのはたのこと、、
一の、
その知られた世界のこと、、
あたしは、
そのなかで泳ぎ、
今さらのように身体を手にしている、
身体を迎え、
今ここに、
集まりたいだけ集まっている、、
その夢幻の、
身体の理を知りながら、、
あなたはそうして、
静かに出てきてください、、
私はいくつも見留めますから、
いくつも生きていきますから、
そうして別れて、、
また花の前に立ち、
異時は起動する、、
あなたの姿のまえに、
全ての時間は移ってくる、、
あとは踊るだけだ、、
その、それぞれの、、
見事な身体でもって、次々、
踊るだけだ、、
、
舞台はその人を吸っている、、
その人はただそこで足踏みをするだけだ、、
異時へ揺らぐから、
我々はその振動の全体へ、
身体を任せていくだけなんだ、、
あ、
ここでしずかにはじまって、
その揺らぐ、
次々の道へ、、
その人は帰る、
ここが、夢ではないからか、、
線は流れる、、
身体は、
どこでも生まれている、、
長く生まれ切ったあと、、
私は万年の感慨をここに印し、、
また、
このはたに来たのだなと感じ、、
その細さ、
この透明時に、
全てを合わして来たのだろうと思う
身体はすべて皮膚の、、
その線の流れに、
黙って浸かったろうと思う、、
大きく、
大きく息を吸う、、
ちょっとした目眩のなかで、
あなたは生まれている、、
長く、長く生まれている・・・