<2265>「印、あたたかさ」

 あれ、

 ここにいた、、

 何を、

 何を見て、ここへ来たの、、

 うん、分からない、、

 私は固まって、

 その先を見ている、、

 、

 ただ、

 ただ、静かな言葉がするの、、

 うん、

 うまれたばかりのところでね、、

 あ、うん、、

 あなたはあたたかいね、、

 私は衝撃に、

 とまどっている、、

 ひとつの行方、

 なにから声の発する、

 次々に、見て、

 さわって、、

 あ、

 あたしはほうけて、、

 それぞれの事象へ、

 はじまっていくものと、見えました、、

 

 そこに折る、、

 やわらかく、

 印をつけるということかな、、

 うん、揺らぎ、

 それがいくつも漏れてくるのを、、

 このあたりで確かめましょう、

 うん、

 ばあっ、(アアア)、

 ト、

 ひとつひとつの勢いの、

 その瞬間のなかにだね、

 今うるおいというもの、

 ひとつひとつの声が当たるところへ、

 間違って、到達したのでした、、

 失礼しました、と、、

 なにかここらへんでこわごわ言ってみる、、

 ん、

 しかしここは空洞であった、、

 どこからどこまでも、

 なに、

 ひとつぶの声をさせたらさ、、

 これはどこに向かっていて、

 響きを瞬時に獲得することに、

 なんだろう、

 ぼぉっとした、、

 ひとつの気分なんですと、、

 ね、続けた、、

 はてのない回転へ向けて、

 声を渡すんです、、

 ほら、

 あたりまえの姿がここ、と、ここ、と・・・