2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

<2259>「白く連続し」

明らかにされた線の上で、、 私などは長く回転し、 それぞれの方向へ、、 今向かうのだけれども、 きこえている、、 そのひとつひとつの姿がここへ、 はっきりきこえていて、、 私は戸惑う、 あ、 この白さは、 この光は、、 自然に目覚めて出るものの、 そ…

<2258>「白い筒」

私が瞳の時刻を、 全て覗き込んでしまわないように、 水の筒のなかで、 私はひとりになる。 私は水の筒をくぐり、 ここの白い宿に出る。 白い筒に、 水の声が反射する、 私は、 それを受けて膨らむ、 膨らみのなかに、私は声を混ぜる、 ぼうと膨らむ、、 私…

<2257>「声を眺め、長くなる」

その先へ生まれ、、 人は続き、 違い、、 身体から外れ、、 言葉はある、 言葉はたくわる、、 随分と先へ来た、と思っても、、 あなたが瞬間毎に無限を見るだけのこと、 新しい、 何か身体の在り処が、 自明に思われるところ、、 そこでそっと過ごす、 しか…

<2256>「静かな端の、違う人間」

ただ挟まり、、 あ、と声を掛け、、 私を招ぶ、、 私は招ばれたまま、、 ここへ滑るようにして、、 静かに出てくる、 あ、 私は、正面に、きこえている、、 静かな端たち、、 身体が正面に見えている、、 不思議な回転たちに、、 静かに声をかける、、 一量…

<2255>「眠る日、増加」

日に触り、、 あたしはぼゥとし、、 身体のなかに案内する、 その道筋を、 ひそかに考えていたりする、、 なにごと、ん、なにごと、、 身体のなかで混ぜ、 あなたは日の意味を考える、、 遠くまで来る、 あ、 しずかな線がのびる、、 うたいはそこにのる、、…

<2254>「なにかが、光のなかで、沈黙した」

ひとりで使い果たしたと思っているところへ、来て、、 なにを、と問う、、 誰を、と問う、 私はそのまま揺らぎ、、 どこを見ているか分からないまま、 地面に、まっすぐ立っている、、 まっすぐにこの振動を受けている、 あなた、 あなたは、疑問、、泡、 え…

<2253>「不思議な問い」

yutaro-sata.com yutaro-sata.com 自分のことはよく分からない。だから人から、 「あなたって、こういう人だよね」 「こういうところがあるよね」 というのをぽおん、と放られると、とても勉強になることがある。 自分自身を探る手掛かりをもらった、という…

<2252>「青のなかで目覚め、青のなかで浮かれ」

なぜここにいる、、 なぜ、巻いている、 私にはこのからだ、、 私にはこのリズム、 それぞれで濃い、 それぞれで軽やか、、 、、 この次元に生まれて、 次々に走る、、 なぜ白い、 なぜ青い、、 ふたつの呼吸、 端から端へ、、 信号が変わる、 私は浮かれて…

<2251>「零の人間を作る」

あなたはそうして、 時刻に触れている、、 どういう手であろうかと、 覗き込んでも、 それは見えていない、、 いくつもの線が、 身体に伝わるだけで、、 私は驚いている、 こんな、増加の仕方があったろうかと、、 私は驚いている、、 なにかを失ったでしょ…