どこにあるもの、
これは、ねえ、どこに、、
なんだか甘い、ひとつの根を分けて、
じっとそのなかへ、出てきたのだねえ、、
私は見ているけど、
正面、
身体は確かに浮いて、、
私はどこからこの声を掛ける、
どこから掘れる、
どこから続く、、
この糸の真ん中、
この存在のまんまなかに、
あなたは降りて、
ここで準備をしている、、
ああそうか、、
私はこの線の先にのっていることが、
少しもおかしくないと思うようになった、、
身体は流れながら、
私の方へ向かうことになった、、
あれ、
どこに過ぎて、、
あたしの声の伝い、
細い糸にものの流れを、、
それで、
今は当然にあり、、
そのものの手のしぐさを、
じっくりと眺めてみたら、、
ここに走る線はひとつひとつ、、
ままで泡を生んでいたのだよ、
なかなかに信じ難い事ではあるのかもしらないのだけれど、、
ここへほうと膨らんできたのだよ、と、、
静かな声で言える、、
身体が果たしている、、
果たして、液を使い切るなどということがない、、
水の方が主なのだ、、
なに、
そんな声は初めてきいたぞ、、
うん、確かにそうだ、、
私は流れたくなってきた、、
そのあいだで、、
どんどん、どんどんと、、
私には流れる渦ばかりが気にかかる、、
あ、映像の、、
なかに住んでみたのだな、、
ふん、
わかったりする、、
からだのなかに手を、、
置いてみたりする、
そこは轟音なのか、、
私は跳ねる、
跳ねて、跳ねて、
先へ生まれる、、
この時刻がかたく、あふれること、、
その場で知れることに・・・